イタリアが誇るスポーツカーメーカー・マセラティの歴史は奥深い

cobbyjp
誰もが憧れる高級スポーツカー・マセラティは、イタリア生まれの自動車会社で製造され、ベンツやBMWなどの外車にも負けないくらいの輝きを放っている。

100年以上の歴史があるマセラティは、情熱をかけた挑戦がいくつも繰り返された

1926年にマセラティ兄弟によって設立されたイタリアの高級スポーツカーメーカー。初出場のレースで早くも優勝を飾り、1930年代中盤までF1やカーレースに参戦した。経営不振により、1938年に経営者が交代。マセラティ兄弟は10年間籍を置くという条件で契約を交わし、戦後再びF1に復帰して5年連続で世界タイトルを獲得するなど1960年代後半まで黄金期となったが、「3500 GT」の生産開始によりF1から退く。
マセラティ MASERATI とは|GQ JAPAN

『19th Maserati Day』にて マセラティ ミストラル&セブリング pic.twitter.com/Pv2A1ch7

1914年に、4人兄弟の3男がイタリアのボローニャでマセラティを創業した

マセラティの誕生は1914にさかのぼり、アルフィエーリ、エットーレ、エルネストのマセラティ3兄弟が力を合わせてイタリアのボローニャで自動車ビジネスを始めたことが起源になる。その頃はスポーツカーに専念していて、他車にはない自分たち独自のクルマ作りは決して簡単な道のりではないが、成功するための研鑽やたゆまぬ努力を惜しまなかったので、イタリア全土や世界各国に浸透して多くの人を引きつけることができた。

AUTOMOBILE COUNCIL@Automobile_twit

貴婦人のような佇まい
マセラティ ミストラル.このミストラルという名も、マセラティの慣習に則って“南仏の季節風”に由来するそう.

#millemiglia
#automobilecouncil
#maserati #… ift.tt/2y6Cdnj pic.twitter.com/IpovtBQ3mn

白い・アザラシ@WAatcOOlcitroen

マセラティ ミストラル
オーナーさんによると乗り心地は星4つ以上、4000ccだから乗りやすいと^^ pic.twitter.com/x7UPnUrIGf

清水和也@kazushimi1222

マセラティ、クアトロポルテ 1。 pic.twitter.com/k3ILted4qk

第1次世界大戦が終結した後、本格的な乗用車の製造を開始した

スポーツカーのチューンナップを専門的に手掛けていたマセラティは、第1次世界大戦が終わった後に株をたくさん持っているアドルフ・オルシが経営に加わって、本格的な乗用車の開発に力を入れることとなった。なおCOBBYによると大量生産する以前は、自社のF1カーで様々なモータースポーツに参加して実力を見せつけ、優勝を獲得した実績がある。

園長@flatouthp

さて本日の打ち止め~2018年撮影、葉巻型F1マシン
クーパーT86マセラティ 3リッターV12エンジン搭載ですよ
f1-web-gallery.sakura.ne.jp
#f1 #f1jp #sformula #supergt #写真好きな人と繋がりたい #ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/PTYIEkVQ0p
世界中のレースシーンを席巻。 #マセラティ のモータースポーツの歴史の中で頂点に輝く #250F
名エンジニア ジュリオ・アルフィエーリの手によって生み出されたこのモデルは、1957年にはF1ドライバー ファン・マヌエル・ファンジオによってF1 ワールドチャンピオンの座に輝きました。 pic.twitter.com/e9mIeUErmB

Quattroporte@4porte

フロントエンジンF1の最高傑作!

モーターレース史上最強のドライバーのひとりファンジオのドライヴで世界タイトルを獲得した「250F」が1/12スケールでキット化!

MFH 1/12 マセラティ250F
4porte.net/product/2976

#MFH #モデルファクトリーヒロ #クアトロポルテ #新製品 pic.twitter.com/iqa59h42fo

第2次世界大戦が終わっても、スポーツカーの製造は留まることなく断念しない

本格的な乗用車製造に専念している時に、第2次世界大戦が勃発した。こんな状況ではとてもレースどころではないので、軍需に対応した生産活動を余儀なくされた。戦乱で国は荒れ果ててしまい工場は壊滅の危機に瀕していたが、高級スポーツカーへの信念は途絶えることなく続き、開発の専念は尽きなかった。そして戦争が終わると本来の趣旨だったスポーツカー製造に復帰して、1957年になるとマセラティ・3500GTが世にたくさん進出した。

RONIN@the_saint_1962

カスコモデル 全体マセラティ3500GT フロントボルボP1800
リアメルセデス・ベンツ SL W113 由来ち○ち○の赤いアレ
解説イタリアの男はイケメンやけどマザコン。因みにランパダーティってのは日焼けサロンの事、深く言うと成金とかの嫌味とエンブレムの孔雀は傲慢の意味がある。 pic.twitter.com/JAizS4sYoj
世界中の富裕層が集うモナコのヨットハーバーに佇む #3500GT
ラグジュアリーな外観とレーシングマシン並みのパワフルなエンジンを搭載した本モデルは、高級ロードカーブランドとしての #マセラティ の名を世界に知らしめました。
マセラティの歴史はこちらから:
maserati.com/maserati/jp/ja… pic.twitter.com/6N3qbDCEJG

marume@bdr7dfv77

ワクイミュージアムの展示車両にニューカマーの仲間入り〜 ランボルギーニハラマと マセラティ3500GT めちゃくちゃレアな車ですよ〜 開館〜!。 pic.twitter.com/hBnbit7aie

経営が安定しない時期に差し掛かって、シトロエンの傘下に入った

一般市民に馴染む市販車の製造に力を入れていたマセラティは、経営が安定しない状況に陥ってしまった。そこで1965年にフランスの自動車メーカー・シトロエンの傘下に入り、1970年にはマセラティ特製のV型6気筒DOHCエンジンを搭載したクーペ・シトロエンSMを、スーパーカーに匹敵する高級スポーツカーのマセラティ・ボーラを発売して、自社の性能をアピールした。

天気がいいので、先日作ったマセラティ ボーラ、外で写真を撮ってみました!
当時、ブルーのボーラの写真をよく見たせいか、自分の中では、やけにしっくりきます pic.twitter.com/p139Jexo7J
マセラティといえばボーラですね。
はい、サーキットの狼世代です。 pic.twitter.com/BPS5inWEYB
1971年 #マセラティ 初のミッドシップレイアウトを採用した #ボーラ
当時の同タイプのスーパーカーはパワー志向で、ボーラの「ラグジュアリー・V8ミッドシップ・2シーター」というコンセプトは珍しいものでした。ジウジアーロが手がけたそのデザインは今でも多くのファンを惹きつけます。 pic.twitter.com/62ynsZP23F

プジョーと契約を結んだ後は、デ・トマソの傘下に入る

シトロエンの傘下に入ったマセラティは、1974年にフランスの自動車メーカー・プジョーの傘下にはいることとなる。もちろん業務提携を行って新しい車を共同開発したり、裏方の仕事をあれこれやったりなど、色んな仕事をしていた。その1年後にイタリアの自動車メーカー・デ・トマソの傘下に入り、歴史に残るような数々の名車を作り続けた。ちなみにマセラティは傘下に入ることで、徐々に経営状態を安定させたのだ。

マセラティ キャラミ
金欠なのでデ・トマソに絶賛不振のロンシャンのボディをもらって自社製のエンジンを搭載、顔とお尻だけ作り直してキャラミとして発表した マセラティはビトゥルボ発売するまでこのキャラミで当面をしのがなくてはならなかった pic.twitter.com/wRs2B5ujff

今度はフェラーリで有名なフィアットの傘下に入り、直轄となる

1993年になると、とうとうマセラティは世界に名だたるイタリアの高級車メーカー・フェラーリを経営するフィアットの傘下に入って、今までにないくらいの勢いで事業を進めた。なおその頃のマセラティはフェラーリ自慢のエンジンを搭載しており、自動車の価格もフェラーリに比べると安く、走行性能も十分な高級感を出しているので業績が一気に伸びた。

追随を許さない美意識と機能性が調和した #ギブリ のボディデザイン。その優美な容姿は道路に華やかに彩ります。
maserati.com/maserati/jp/ja… pic.twitter.com/xjUiNh9Cbh

ぜん@zen206swxs

マセラティギブリ。
初めて同じ場所で2台以上見たw#オートモービルカウンシル pic.twitter.com/u0KqqbK5fE

2010年には、とうとう日本市場にも進出することになった

マセラティは、ベンツやBMWに比べると日本での展開は皆無だと思われがちだが、実は2011年に日本に進出して「マセラティジャパン」という法人を始動させた。それ以前は新東洋企業、シーサイドモーター、ガレーヂ伊太利屋が仲介及び取り扱いを行っていたが、やはりきちんとした法人が設立されると販売戦略が捗る。ちなみに2014年からは新車購入者を対象とした「コンシェルジュサービス」を開始させ、日本国内での売り上げは2016年に1318台に達し、世界各国と合わせて徐々に販売台数を伸ばしている。

近所の中古車屋さんに
マセラティ・ギブリが並んでました!わたしはマセラティ好きなんですが
迫力のフロントマスク、
いいですよねぇ…!

販売台数が失速気味だけど、
2ドアクーペの、アルフィエーリ
コンセプトは、市販化に漕ぎ着けて欲しい!
nora2yan0.asablo.jp/blog/2018/05/3… pic.twitter.com/WzmbS2wNcJ

Autoblog日本版@autoblogjapan

マセラティ、2018年までに「アルフィエーリ」と次期型「グラントゥーリズモ」の投入を計画 jp.autoblog.com/2016/04/25/mas… pic.twitter.com/Jl6WEQGLg0

生誕してから100年となる歴史を記念して、今までにない真骨頂を極めた車を開発

1914年から自動車業界を休むことなく駆け抜けてきたマセラティは、ついに2014年に創業100周年を迎えた。この節目を記念するために「グラントゥーリズモ ストラダーレ・センテニアル・スペシャル・エディション」「グランカブリオ MC センテニアル・スペシャル・エディション」という2つの特別仕様車を製造した。これらは特別な印象あふれる高級車にするために、どちらもV型8気筒DOHC 4.7リッターエンジンに6速ATを組み合わせて豊富なカラーバリエーションを揃えて、2000万円以上の価格は当たり前という特徴が加えられた。

マセラティは創業100周年を記念して特別仕様車2モデル 「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」&マセラティ グランカブリオ MC 」の センテニアル・スペシャル・エディションを 日本での発売は2014年10月を予定。 pic.twitter.com/xTUjFrZuQP
マセラティ、創業100周年を記念する2モデル「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」&「マセラティ グランカブリオ MC」のセンテニアル・スペシャル・エディションを発表!bit.ly/1n5l82F pic.twitter.com/Bm5alR2VOj

マセラティで史上初となるパワフルなSUV・レヴァンテ

2011年から綿密な計画を立てて、2016年にやっと発売することになったマセラティ・レヴァンテは、自社の誇りをたくさん取り入れた、初めてのSUV車両である。V型6気筒エンジンとV型6気筒ツインターボエンジン、V6気筒ディーゼルツインターボが搭載され、駆動方式は4WDのみだがそれでもマセラティの車を成し遂げていることに変わりはない。

SUVに最適なドライビングポジション、そしてパフォーマンスとラグジュアリーを融合した #レヴァンテ GTS。自然吸気エンジンのようなレスポンス実現したツインターボV8エンジンを搭載し新たな次元のSUVドライブを体験いただけます。
maserati.com/maserati/jp/ja… pic.twitter.com/98Agwf2Vw5
V8ツインターボエンジンを搭載し、最高出力590ps/6,250rpm、最高速度304km/hを記録する、マセラティのSUV史上最もパワフルな #レヴァンテ トロフェオ 。そのステアリングを握れば未体験のドライブが幕を開けます。
maserati.com/maserati/jp/ja… pic.twitter.com/ST0QgJx5Nd
勇猛でありながら洗練された『レヴァンテ』のスタイリング。ドライバーの冒険心を、もっとも優雅なかたちで満足させるマセラティのSUVです。
maserati.com/maserati/jp/ja… pic.twitter.com/M8QFa8S6Ej
https://matome.naver.jp/odai/2155547711006629201
2019年04月17日