〈閲覧注意〉1分で読める『超短編怖い話』まとめ【1】~19選~

COHA7
1分程度で読める怖い話を集めました。

んーーーー

現在も住んでいる自宅での話

今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので、この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。

「ん~…ん~ん~…」
最初はよ~く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、放っておくとどんどん近づいてきます。

「ん~…ん~ん~…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます。

「ん~…ん~ん~…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん~…ん~ん~…」

そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、よかったな~と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で

「んーーーーーーーーーーーーーーー」

って。

夜間通行禁止の山道

車好きの友人(Aとします)から言伝で聞いた話です。
G県のある山中に夜間は通行禁止にされている山道があるそうです。
夜間通行禁止の理由として、明かりが全く無い上に見通しがかなり悪く、事故の危険性がかなり高いためと公式では言われています。

通行禁止と言っても通ろうと思えば通れるのですが、そのそもすれ違いができない位道幅が狭い箇所もあるため地元の人はまず使わないですし、今では少し時間がかかりますが,明かりもあり見通しのいい道が整備されているため、昼間でも使うメリットはほとんど無いそうです。

事故の危険が高いため夜間通行禁止にされていると書きましたが、地元の人によれば理由は他にもあり、それは公にはできない理由だそうです。

つまり,その山道から出てこられなくなることがあり、そのまま行方不明になっている人もいるそうです。

曲がりなりにも近道であるため,30分くらいで越えることができるそうですが、夜間にその山道に入ると何時間走っても抜けることができず、ふもとにたどり着くことができなくなるそうです。

実際にAは夜明け前に入ったことがあるらしく、2時間以上走って周囲が明るくなった頃にようやく山道をでることができたそうです。

行方不明になっている人たちはいずれもその身体だけで、車だけは後日山道で発見されているそうです。
どの車体には損傷はなかったらしく、山道で一度止まったと見られているそうです。

彼らに何があったのかは不明ですが、その山道で一度でも止まると何が起こるのでしょうか?
それにしてもAは無事に出て来られてほんとによかったと思います。
燃料はギリギリだったそうです。

幽霊神社

現俺のオカルト好きを知ってか知らずにか、あんまり仲良くもない友人Aが話しかけてきた

仲良くないどころか、そいつの彼女横取りしたから、かなり気まずい(Aにはバレてない)

A『俺、○△神社で幽霊2回見たんだ。おまえ、近所だろ夜中の1時に絶対行くなよ』

怖がりのヤツなら、それを聞くと昼間も避けるんだが、俺はというと、行きたくて行きたくてウズウズしてた。

四方を山に囲まれたような神社で、入っていくには4、50段の階段登るしかないんだが、俺は林の中を突き抜けて下る獣道にもならないルートを選んだ。
勝手知った道だし、霊を隠れてみたかったから。

時計を見ると、20分前『早く来すぎたかな~』と辺りをよくみると、階段を登ってきたら着く場所の側に人影がある。

『霊キタコレ~』とよーく見てみると、包丁持って隠れたAだった

道を教えて下さい

「道を教えて下さい」
夕方の路地でそう話し掛けてきたのは背の高い女だった。
足が異様に細くバランスが取れないのかぷるぷると震えている。
同じように手も木の枝のように細く、真っ赤なハンドバッグをぶら下げている。

はあはぁと何度もため息なのか呼吸なのか分からない息を吐き、僕に聞いているはずなのに視線はまったく違う方向を向いている。
「あ・・あの。どちらへ・・・?」
やばい人っぽい。

僕は早く答えて立ち去ろうと思った。
「春日谷町1-19-4-201」
「・・・・・・」
そこは僕のアパートの住所だった。

部屋番号までぴったりと合っていた。
「し、知りません」
僕は関わり合いたくないと本気で思い、そう答えた。
すると女はゴキッと腰が折れ曲がるほどにおじぎをして、またふらふらと路地の奥へと消えていった。

屋上の物音

いわゆる団地の5階に住んでる。
お金がなくて築結構行った5階立ての5階が空き部屋になっていたので借りた。
もちろんエレベーターなんかもない。

住み始めて1年、住み始めた当初は気づかなかったが、いつ頃か屋上をパタパタ人が歩いている足音がする。
昼でも夜でも。ふと、気づくとパタパタ歩いていく音が聞こえる感じ。
別にずっと気にしては無かった。

昨日、この前の強風のせいでアンテナの調子が悪くなったらしく、屋上へ上がるために脚立を持った業者さんがやって来た。

団地住んでる人は分かるかな?屋上へ通じる丸穴があって、その下に脚立置いてあがるんだけど。
音立てそうだからって、わざわざ業者さんが俺の家にも挨拶に来てくれた。

だから冗談のつもりだったんだけど、
「前から屋上で足音がするので何か見つけたら教えて下さいね」
と伝えた。
業者さんは苦笑いしながらも、怖いこと言わないで下さいよ、と。

作業は無事終了したらく、特に何もありませんでしたよと言って帰っていった。
問題はその日の夜、つまり昨夜なんだけど、屋上の足音がいつもと違った。

俺がトイレに立つと、まるで後をつけるようにパタパタ音がする。
今までは俺とは無関係にあっちこっちへ歩いて行くような音だったのに。
トイレについて、なんか怖いのでいつも換気用に開けっ放しにしている窓を
すぐに閉めた。そしたら曇りガラスに明らかに上から頭を下げたシルエットが。

マジでびっくりして、すぐトイレから出て、大家の非常連絡先に電話して状況を伝えたが全然信じてもらえない。
もう本当に怖い。明日にでも引っ越したい。

ト・コ・ヨ・ワ・タ・リ

俺の家の近所に青柳タンスと言う廃屋があった。
別にタンス屋だった訳じゃなく、ただの民家だったんだろうが、壁面にそういう看板が掛けてあった。
そこには電話番号も書いてあってその番号に掛けると霊界につながるという噂があって、ある日、番号をメモして電話を掛けてみた。
携帯も無い時代。

電話を掛けてみると呼び出し音が鳴るが、いくら待っても誰も出てこない。
友達数人と面白がって何度か掛けていたが、ある日一人が
「多分、実際に青柳タンスに掛かっていると思う。みんなで青柳タンスに行って、その時一人が電話を掛けてみよう」
という話になった。

そこで俺一人が家に残って電話を掛けることになった。
みんなが青柳タンスにつくぐらいの頃に電話してみると、いつもどおりの呼び出し音が鳴ったあと、がちゃ、っと音がして電話が通じた。

友達が電話を取ったと思って「そっちの様子はどう?」と聞いてみたが返事がない。
変わりに低い男の人とおばあさんの声が混ざったような声で

「ト・コ・ヨ・ワ・タ・リ」

という返事が来て電話が切れた。
恐くて怖くてみんなが帰ってくるのを待ったが、結局その日は帰ってこなかったので、心配してみんなの家に電話を掛けてもらうと
「結局、電話が掛かってこなかったのでつまらなくなってみんな自分の家に戻った」
と言う。

何も言わずに家に帰ってしまうなんて変に思ったが、その日以来みんな少し様子が変わってしまってなんとなく俺たちは疎遠になってしまった。

十何年後、同窓会でその数人の話を聞いたが、みんな学生時代に健康を害して病気で死んでしまったらしい。

流しそうめんの由来

今回は実話ではないと思う話で、讃岐の昔話です。
少しエグい話になります

昔の話です。
あるなまぐさ坊主が夜飲み屋に行って、しこたま飲んでいたそうです。
そして何故かシメにそうめんを食べたそうです。
そして女将にお勘定をたのんで帰るときに、女将が
「夜そうめんを食べた時はお茶を飲まないと、おじゃもに腹を裂かれるで」
と言われたそうです。
しかし、なまぐさ坊主は
「お茶なんか飲んだら酔いが冷めるからこのまま帰る」
と言いフラフラと帰って行ったそうです。
そして人気のない小川の流れる淋しい道に通りかかった時、いきなりおじゃもが現れ、なまぐさ坊主は抵抗する間もなく腹を裂かれて殺されてしまいました
そしておじゃもは腹から出てきたそうめんをすくい取ると、小川の流れにさらして、ペロペロと美味しそうにそうめんを平らげたそうです

それからはそうめんを食べた後は必ずお茶を飲むようにと戒められるようになったそうです

これが讃岐の流しそうめんの由来です

そうめんを食べたらお茶を飲むという風習はもう廃れてしまいましたが、この昔話が廃れてしまうのは勿体無いと思って投稿しました。
おじゃもは化け物、妖怪という意味の方言です。

先生の秘密

これは、私が中学二年の時の話です。
この事をきっかけに霊という物を信じることになりました。

私たちの住んでいる地域には「石敢富」という置物がある。
それは、霊道やT地路におき、霊の溜まりやすいところに置き、御守りみたいなものです。

私たちの教室にもそれはありました。

新学期、担任の新規の女の若い先生だった、最初のオリエンテーションで先生が一言。

先生「あの石敢富には触れないで下さい」

ですが、私たちはあくまで中学二年です。
次の日Aが足を怪我をしました。

言うまでもなく石敢富を蹴ったらしい。

先生「やっぱり……」

寂しそうな一言でした。

大事にはいたらなかったが、交通事故で足だけぶつかったらしい。
しかもひき逃げで、捕まらなかったらしい。

月日が過ぎ、卒業式を迎えることになりました。

最後のホームルームで、先生が急に泣きました。
最初は、私も

私「色んな思い出があったなぁ~」

と私自身も思い出に浸っていました。

先生「黙っててごめんね」

先生が泣きながら続けた。

先生「ロッカーの右後ろに一年間ずっと女の子がうつぶせでいたの。掃除の時も、給食の時も、授業の時もずっと」

先生「みんな見ちゃだめ!!!」

一瞬取り乱した先生が、正気を取り戻す。

先生「今も居るから見ないで。だけど、今日で最後だね。女の子も分かってるようだよ」

先生「今日は前を向いてる」

みんながどよめく。

??

よく考えたら、女の子の前にはAの席だっ!!

先生「今度は頭だ」

先生は微かに笑ってた気がした

ストーカー

とある大学に通うA子は、ここ数ヶ月、無言電話や嫌がらせメール、不審な郵便物等の得体の知れないストーカーにあっていた。
そんな憂鬱な毎日を送っていた矢先、同じサークル仲間のB子が
「気分転換に合コンにでも行こうよ」
と、誘ってきた。
A子は合コンなど行ったこともなかったが、こんな憂鬱な毎日から脱出でき、しかも彼氏ができれば不安材料が払拭できるかも・・などの想いから、合コンに行くことにした。
少しモダンな居酒屋で合コンは始まった。相手は同じ大学の某サークル。
彼女の前に、今風だがやや落ち着きがあり、話し上手なイケメンが座っていた。
二人は話をしていくうちに意気投合し、次第にA子は彼に惹かれていった。
「こんな彼がいたら、今のいやな毎日から脱出でき、いろいろ相談出来るだろうな~・・」
と、まで思いこんでいた。
帰りにその彼が
「家、近いなら送っていこうか?」
と、言ってくれた。
少し戸惑った表情を見せ
「じゃ~、おねがい・・・」
内心はうれしさで一杯だった。
家の前で、車を止めると彼が
「今度は、みんなで遊びに行こうよ」
と言った。
「行きたいね!」
「ケー番交換しようよ」
二人の距離は徐々に近づいていった。
彼が
「じゃ~今、ワンコールするから、電話番号、言ってくれる?」
A子が自分の電話番号を告げると同時に、彼が携帯からA子の番号を押す。
「それ登録しといて」
彼が言った。
A子は登録しようとしたが、すでに登録済みであった。
『犯人?』という登録者名。
実は、A子はたび重なる無言電話の番号を『犯人?』という名前で登録していた。

廃病院

これは僕の先輩が実際に体験した話です。

4~5年程前の話ですが、先輩Aと先輩の友人Kが廃病院で遊んだそうです。

その次の日というのが、友人Kが引っ越す日だったので、先輩Aは遊ぼうと思いなんのきなしに廃病院で遊んだのです。

その帰り道、遊んだ記念に何か持って帰ろうと言うことになり、そこにあった注射器を2人で1本づつ持って帰ったそうです。

それから2週間後の事です。

先輩Aの家に1本の電話がかかってきたのです。

その内容と言うのが、
「〇×病院の者ですけど、貸した“注射器”を返して頂けませんか?」
と言うのだそうです。

その時先輩Aは、注射器の事を思いだし怖くなったそうです。

なぜならその〇×病院というのは、2人が遊んだ廃病院だったのです。

先輩Aは今すぐ返しに行きますと電話の相手に言ったらしいのですが、その相手はその必要はないと言うらしいのです。

何故と聞くと、低い声で
「今お前の家に向かっている・・・」
と言うのです。

怖くなった先輩は、注射器を持って家を出ようとした瞬間にまた電話が鳴ったそうです。

その内容が
「家から出る必要はない・・・、もうお前の後ろにいる・・・」
と言ったらしいのです。

先輩は振り返るのが怖くて、注射器を窓から外に投げたそうです。

そして窓の外を見ると、血だらけの白衣を着た顔が半分ない男がその注射器を持って、こっちを見てニヤッと笑ってスッ~と消えたそうです。

それ以来先輩は、廃病院の近くは通らないらしいです。

古いBBS

年末なので大掃除をしていたら、随分昔の手帳が出てきた。
懐かしくなってパラパラめくっていたら、当時、自分が管理人をしていた掲示板のパスワードのメモ書きがあった。
それを見て、5年程前はよく自作の掲示板でよく女をネットナンパしてたのを思い出した。
ちょっとアブない感じの女とメル友になりかけて、面倒になって放置していたんだ。

懐かしくなってアクセスして、パスワードを打ち込むと、無数の書き込みが。

俺が掲示板を使わなくなってから今日まで、毎日誰かが書いている。

「返事がない」
「無視?」
「会わない?」
「死ね」
「昨日手首切った」
「返事ちょうだい」

そして、昨日の日付で書かれた最後の書き込みを読んだ途端、新しい書き込みが投稿された。

「やっと読んでくれたのね」

俺の背後で人の気配がした。

樹海の仲間達

事業に失敗し、負債を抱えてしまった。
決して返せない額ではなかったが、すっかり気力を無くし、死に場所を求めて富士の樹海をさ迷っていた。

何時間も歩き続けて、いつの間にか夜になっていた。
ふと、人の声が聞こえた。
周りを見ると、ぼんやりとした人影達がそこかしこにいた。
不思議と怖いとは思わなかった。
ただ漠然と『こんなに居るのか…』とは思った。

相変わらず周りからはボソボソと声が聞こえる。
最初は何を言っているのか分からなかったが、徐々にはっきりと聞こえるようになった。
「止めておけ」「引き返した方がいい」「何もこんな所で死ぬことはない」
すると足元に違和感を感じた。
見てみると、腐敗した死体を踏んでいた。
死体の頭がこちらの方を振り向いた。
「分かるでしょう?ここは人の死ぬ場所じゃない。死んだ所で何処にもいけない。ずっと此処から出られない。正直、後悔しているわ…」
もはや性別すら分からなくなった死体は、女性の声でそう言った。

その後の事はよく覚えていない。
気がついたら樹海の外にいた。
あれが現実だったのかは判らない。

「ただあの後、もう一度やり直す事は出来た」
そう言って、父は私の頭を撫でてくれました。

ゆびきりむら

『ゆびきりむら』の話。

これから書きます話は、今から二十年以上昔に、TV番組「ウィークエンダー」にて紹介された事件です。(って、齢がバレるなぁ・・・)

昭和五十年代にその事件は起こった。
場所は九州の、かつて炭鉱で栄えていたが、鉱山が閉鎖されてすっかりさびれた村。
そこで一人の男が、農作業中に誤って、草刈り機で自分の足の指を切断してしまった。
これだけなら日常の範疇で、よくありがちな話なのだが、この出来事を境に、急にこの村では不思議と、村人達の手足の欠損事故が頻発するようになった。
文字通り異常としか言い様の無い頻度で、手足の指、耳、目の欠けた村人達が現れ始め、隣の町村の人達は、この村を指して「何かの祟りだ」と噂し合った。
遂には保険会社が内偵を始め、そこである事実が浮かび上がってきた。

最初に書いた通りこの村は、炭鉱夫達がいた頃には、彼等が毎日落とす金で活気に満ちていたのだが、廃鉱が決まると、村の人達に対し国や公団から多額の一時金が支払われた。
その中には(自宅通勤の)村出身の炭鉱夫達もいたので、鉱夫のいる世帯は『鉱山会社からの退職金+国・公団からの一時手当』の大金が舞い込み、彼等は新たな仕事に就く事も無く家を新築する、自宅に芸者を呼ぶ、家族総出でハワイに旅行、と言った調子で大金を浪費し続けた。
やがて手持ちの金も底を尽き始め、さりとて今更昔の慎ましい生活に戻れなくなった、彼等が取った行動というのが・・・・

勘の良い人ならもう解っただろう。そう、保険金詐欺である。
金を遣い続けるために、彼等は保険をかけた自分の体を切り刻んでいたのだ。
保険会社がこの事実を突き止め、彼等を詐欺罪で告訴する準備を進めていた矢先、その相手の一人から一本の電話が。
『大変だ。農作業中に誤って、カマで自分の赤ん坊の首を・・・』
この件で警察も動き出し、(やはり内偵はしてたらしい)
詐欺、犯罪幇助、そして保険金目当ての嬰児殺害で、ついに皆御用となったそうだ。

以上、金の為に畜生道にまで堕ちた人たちの村、『ゆびきりむら』のお話でした。

井戸の死体

ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた次の日見に行くと死体は消えていた
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった

雪山

ラジオで聞いた、あるカメラマンの話。
ある雪山に助手と撮影に行った。雑誌の仕事だった。
撮影何日か目に助手が怪我をした。
まだ予定枚数撮れてないので、雪山を降りる事は出来ず撮影続行。
助手の怪我は悪化し、何日後かに助手は死亡。
それでも仕事を終えてなかったので山を降りる事が出来ず、泊まっていた山小屋の側に助手を埋め、一人で撮影を続けた。
朝、カメラマンが目を覚ますと何故か助手の死体が横にある。
「埋めたはずなのにな…」とまた助手の死体を埋めて撮影へ。
これが何日も続くので、さすがにおかしいと思い、最終日、自分の寝姿が写る位置で連続写真が撮れるカメラを設置し、寝た。
次の朝、やはり助手の死体は自分の横にあった。そして下山した。
会社に戻ったカメラマンは、昨夜山小屋に設置したカメラのフィルムを自分で現像した。
そこに写っていたのは、起き上がり、寝袋から出、山小屋から出、助手の死体を担ぎ、自分の横に置く、自分の姿だった。

嫁の苦悩

1年前の話。

俺は結婚してて、嫁と子供の3人で暮らしている。
その日はいつものようにネットしてて、2ちゃん見てたりした。
いまいち面白いスレとかがなかったので暇だな~と思って一服してた。
ぼーっとしてたら、昨日見つけた面白いフラッシュサイトが頭に浮かんだ。
暇だからあのサイトでも見るか。と ググッてもなかなか出てこなくて、どこのサイトだったかな~と思い 履歴を見てみようと思いついた。
上から1つ1つ順番に見ていった。
すると途中で俺の見てないサイトが出てきた。
自殺サイトだった。
パソコンは嫁も使っていたからすぐに分かった。
嫁が見たものだと。 履歴を見ていくごとにいろんな自殺サイトが出てくる。
その中に借金返済サイトや詐欺対策のサイトも混ざってた。
まさかな。と思い寝ている嫁を起こそうとしたが、嫁が借金に困ってるとか、自殺するような事があるなんて思えなかった。
なぜなら、今日帰って来た時も、ここ最近も昔となんら変わりない感じだったし 思い当たるふしが全くなかったからだ。
俺は自殺サイトは興味半分で見てて詐欺対策サイトとかは、防犯のために見てたんだなって勝手に思う事にした。
その日は何も気にならずそのまま寝た。

次の日やっぱり気になった俺は会社に休みの電話を入れ、嫁には仕事に行ってくると言って様子をみようと思った。
仲のいいお隣さんの奥さんに事情を説明したら入れてくれた。

話が長くなるので省略するが、嫁は詐欺にあって俺に内緒で借金してて本気で自殺を考えていた。
なぜ内緒にしてて一人で悩んでいたかというと俺に言えない事情で詐欺にあったから。
結果的に俺は嫁の自殺を止める事が出来た。
今は俺がバイトを始めて借金の返済をしている。
今は幸せに暮らしているが、俺がインターネットの履歴を見ていなかったら、と思うとぞっとする・・・。

がめつい祖母

ある家族がいた。その家族は祖父・祖母・父・母・子 という家族構成だった ある日祖父が死んだ。
焼く時には三途の川の渡し賃6文を一緒にいれるのが習わしだが現代そんなものは手に入らない だから日本円で数万入れて焼く。
しかし、この祖母はがめつかった。
「死んだ奴の為に金を焼くだなんて勿体ねぇ」
そう言って家族の反対を押し切り棺桶からお金を奪い取った。
子は大人が騒いでる中、静かにお小遣200円を棺桶に入れた 祖父は焼かれた。
その夜子は夢を見た、祖父が船に乗り「お前のお陰で乗ることができた。ありがとう」と。

時がたち、祖母が死んだ。祖母は死ぬ前に言った
「タンスにヘソクリがある、私のお金だ。一緒に持っていく。棺桶にいれてくれ」
と 祖母の葬式もいよいよ最後の時が来た、焼く時だ 係りの人に呼ばれ親戚一同最後の別れと棺桶を開けられる。
「死んだ奴の為に金を焼くだなんて勿体ないんだよね?バァちゃん…」
子はそう言いお金を全てとった 子はその夜夢をみた。川を流されて行く祖母の姿を。

ヒグマによる遭難

カムイエクウチカウシ山におけるヒグマによる遭難
興梠メモ(遺体付近から興梠盛男君の手帳が発見されました。)
7月27日
4:00頃、目がさめる。
外のことが、気になるが、恐ろしいので、8時までテントの中にいることにする。
テントの中を見まわすと、キャンパンがあったので中を見ると、御飯があった。
これで少しホッとする。
上の方は、ガスがかかっているので、少し気持悪い。
もう5:20である。
また、クマが出そうな予感がするので、またシュラフにもぐり込む。
ああ、早く博多に帰りたい。
7:00
沢を下ることにする。
にぎりめしをつくって、テントの中にあったシャツやクツ下をかりる。
テントを出て見ると、5m上に、やはりクマがいた。
とても出られないので、このままテントの中にいる。
3:00頃まで(途中判読できず)
他のメンバーは、もう下山したのか。
鳥取大WVは連絡してくれたのか。
いつ助けに来るのか。すべて、不安で恐ろしい。
またガスが濃くなって………。

やばい兄

俺が四歳の時、10歳年上の兄が時々庭で歌を歌いながらゴンゴンと何かを叩いているのに気付いた。
前々から気になっていたのである日、窓ガラス越しにそっと覗いてみると、大きな金槌で、猫の足を潰していた。
俺はそんな兄がすごく怖かったから、毎晩母親と一緒に寝ていた。
ある晩フト目を覚ますと、兄が母の顔をじっと覗き込みクスクス笑っていた。
俺はますますそんな兄が嫌いになっていった。
怖かったのかもしれない。
5歳の誕生日に、父からハムスターを買って貰った。
俺は毎日ハムスターと遊ぶのが本当に楽しみだった。
ある休日の日、兄と二人で過ごさなければいけなかった。
母が用意してくれたご飯を食べていると、兄がクスクスクスクスと笑っている。
俺も何故か可笑しくなってクスクス笑ってみると、兄はひどく嬉しそうな顔をして笑った。
すると突然兄は俺の目の前で口を大きく開き舌を大きく前へと突き出した。
舌の上にはぐちゃぐちゃになったハムスターが乗っていた。
そこから前後の記憶が定かではないが、余りの恐怖で失禁した事は覚えている。
それから一年半年後兄は失踪した。以後16年間何の音沙汰もない。
長文スマン。

続き

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2019年05月22日