怖い話194  弘法大使の伝説

Altria1123

朝食

仕事が忙しく久しぶりの休日。

『まだ7時か…』

アラームも停めているのにいつもの習慣で目が覚めてしまった。

2度寝をしようとまた目をつむってうつらうつらしていると…

台所でまな板を叩く音、お味噌汁のいい匂いがしてきた。

パタパタパタ…と足音が聞こえた。

『ガチャ』

「ご飯出来てるよー!!」

母さんの声が部屋に響く。
朝食【投稿怖い話】 : 怖い話らぼ −怪談・都市伝説まとめ−

「今日は休みだょ!!」

俺はそう返事をした。

「あらっ…そうなの、」

と母さんの声。

『バタン』

一瞬そのまま寝ようとして飛び起きた。

俺、もぅ独り暮らしだし…
母さん2年前に亡くなってますから。
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弘法大使の伝説

260 :本当にあった怖い名無し:2005/05/08(日) 09:19:25 ID:I0jdTNNg0
折角なので、弘法大師にまつわる、珍しい後味悪い話をひとつ。
広島県因島『いんのしま』の伝説『さば大師』。

暑い夏の日、魚をかついだ魚屋が威勢よく通りを歩いていた。
オケの中は新鮮なサバがいっぱい。
さあ稼ぎまくるぞ、と魚屋は張り切っていた。
と、ボロボロの袈裟をきたみすぼらしく汚い僧が寄ってきて、
「もう何日も食べていません。どうか魚を一匹、分けてくださらぬか」と、かぼそい声で頼みこむ。
魚屋は顔をしかめると、
「この魚は全部腐っていて食べられないよ」
とウソをつき、何も分けてやらずに走り去った。
『弘法大師の伝説』 – 怖い話まとめブログ

ところが市場でオケのフタを開けてみると、何と、サバは本当に全て腐って、ウジがわいていた。
「しまった。あれはえらいお坊さまだったに違いない」
おびえた魚屋は謝ろうと引き返したが、もうどこにも僧の姿はなかった。
このお坊さまは、かの弘法大師さまだったと言われている。

この他に、海で大量で人々が浮かれてるところに、みすぼらしい僧が来て……というバージョンもあります。

分けてもらえなかったからって、人の生活のカテを腐らせなくても……
第一、坊さんのくせに魚ほしがっていいのか?
というのが、以前から疑問です。

263 :本当にあった怖い名無し:2005/05/08(日) 09:35:48 ID:8cYLDudQ0
>>260
弘法大師の話は全国にたくさんあるね。
『いろはにほへと』を作ったとか、えぇっあれも弘法大師の仕事だったの?ということがたくさん。(伝説も数多く含まれる)

全国に井戸をたくさん作っているし、(杖をトンと突くとそこから湧き水が・・・みたいな)
『弘法大師の伝説』 – 怖い話まとめブログ

それから、弘法大師は美男子で、振り向いてもらえなかった女性が字冊を。(本当か?)

雨の少ない香川に、満濃池という弘法大師が作った大きなため池があるのだが、
それは弘法大師が何日も祈り続けている間、讃岐の人たちが池を掘って出来た奇跡の池だそうだ。

何年か前、雨の少なかった夏、満濃池が干上がって池の岸から殺人事件の死体が発見された時、
弘法大師の霊が雨を降らせなくて死体を発見させたという噂だった。

今も伝説は続いている。
『弘法大師の伝説』 – 怖い話まとめブログ

オフ会

213 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/12/04 16:23
ネットで知り合った8人の若い男女がオフ会をやる事になった。
ほとんどがリアルでの面識は無い者ばかりで多少の不安もあったが、
結局、みんなで集まって遊園地で遊ぼうという事になった。
そして当日になり、待ち合わせの場所に次々と参加者が集まってきたが、
Aという名前の男がなかなかやって来ない。
仕方がないので7人で行こうかという事になった時、
いつのまにか1人の若い男が近くにいるのに気づいた。
そこで、もしかしたらと思い、声をかけると、
「じゃあ、行きましょうか」と言って彼は立ち上がった。
やけに不自然な言動だったが、
その時はみんなじれていて、たいして気にも止めなかった。
オフ会

お互いに簡単に自己紹介をした後、みんなで遊園地へ入り、
最初の内はぎこちなかった彼等も、
やがてワイワイと賑やかに遊ぶようになったが、
Aだけはどこか打ち解けないところがあった。
普通に話はするし、他の人に話題を振られても反応はするのだが、
どうも相手を見下して馬鹿にしてるような雰囲気があった。
チャットやBBSでは、もっと積極的に話を盛り上げるキャラだったはずなのに、
そのリアルでの性格のギャップにみんな不審を抱いていた。
しかしネット上でもAは自分の事だけはあまり語らなかったので、
一体どういう人物なのか誰にもよく分からなかった。
オフ会

その為、一度は盛り上がった場も、なんとなくしらけてしまい、
日が暮れて、今回はこれでお開きにしようという事になった。
ところが、それぞれが別れて帰るという時になると、
Aは、「僕と同じ方向へ行く人がいたら車で送りますよ」と言った。
ほとんどの人は電車で来ていたが、Aは車で来ていて、近くに止めているらしかった。
確かにこれまでのAの冷めた調子には気に食わないところもあったが、
彼の言葉に甘えれば電車賃がタダになる。
結局、Tという男と、Sという女がAの車に便乗させてもらう事になった。
こうして初対面3人の夜のドライブが始まった・・・。

Aの車は中古らしいが、かなり手入れがゆきとどいていた。
TとSは後部座席に座り、Aの運転を見守っていたが、
Aは、変にかっこつける事もなく、安全運転を心がけていた。
車はやがて郊外に入り、片側二車線の道に入った。
オフ会

まだそんなに遅い時間でもないのに、彼等の乗った車以外はほとんど無く、
窓の外には明かりがほとんど見えず、時折ガソリンスタンドや自販機の光が見えるばかりだ。
車内でTとSはたわいない雑談をしていたが、
Aは自分からは何もしゃべろうとはせず、時々話を振っても軽く受け答えするだけだった。
窓の外は暗い林がずっと続いている。
よく見ると、たくさんの石の地蔵が並んでいる。
ライトの光に浮き上がるそれはひどく異様だった。
頭が酷く欠けているもの、
口に亀裂が入って不気味に笑ってるように見えるもの
顔が真っ二つに割れているもの、
1つとしてまともなのが無いのである。
異様な光景に気づいたTとSは気分が悪くなり、さらに嫌な予感がした。
「この辺りは結構出るそうですよ」
珍しくAが自分のほうからボツリと言った。
オフ会

「・・・出るってなにが?」
「出るんだそうです」
「・・・だから、何が?」
Tが尋ねてもAは何も言わない。
「あのう、この車、さっきから同じところを走ってませんか?」
窓の外を見ていたSが言った。
「ほら、あのガソリンスタンドと自販機、さっきも通りすぎましたよね」
確かに彼女が指差す先にはそれらの明かりが通りすぎてゆく。
「そんなことはないですよ」
答えたのはAだった。抑揚のない棒読み口調だった。
「この道路は一本道ですからね、曲がってもいないのに同じところは走れませんよ。
郊外の道なんてみんな似てますからね。気のせいですよ」
Aは初めてと言っていいくらいペラペラとしゃべり、最後にヒヒヒッと低く笑った。
その笑い声を聞くと、TもSもそれ以上何も言えなくなった。
オフ会

215 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/12/04 16:24
しばらく沈黙が続いた後、Aは手をのばして何やらゴソゴソやるとテープを取り出した。
「何かかけましょうか」
Aはテープをカーステレオに押し込んだ。
ところが音楽が流れてこないのである。2、3分たっても、まったく何も。
沈黙と圧迫感に耐えかねたTが口を開いた。
「・・・何も聞こえないんだけど」
「・・・・・・」
「・・・ちゃんと入ってるの?」
「・・・・・・」
「・・・ねえ?」
「聞こえないでしょう? なんにも」
「・・・ああ」
「深夜にね、家の中でテープをまわしておいたんですよ
オフ会

自分は外出してね。家の中の音を拾うようにテープをまわしておいたんです」
「・・・なんでそんなことしたわけ?」
「だって、留守の間に何かが会話しているのが録音できるかもしれないでしょ」
「・・・何かって・・・なんだよ?」
「・・・・・・」
Tは初めて相手が答えなくて良かったと思った。
それ以上、Aと会話してはいけないと思った。
するとSが突然悲鳴をあげた。
窓の外にはまたあの不気味な地蔵が並んでいたのだ。
「おい、とめろ!」
Tが叫んだが、Aは何も言わない。
「とめろ!」
さらにTが叫ぶと、静かに車は止まった。TとSは転がるように車から降りた。
車はすぐに再発進して遠ざかっていった。
オフ会

残されたTとSが辺りを見まわすと、2人は顔を見合わせて顔面蒼白になって震えた。
そこには石の地蔵など無く、それどころか彼等が遊んだ遊園地のすぐ近くだった。
一本道をずっと走ったのに、どうやって戻ってきたのか全く分からなかった。
それだけではなかった。
あとで他の参加者に連絡を取ろうとしたら、
なんとAは時間を間違えて待ち合わせの場所へ来て待ちぼうけを食らって、
そのまま帰ったといういうのだ。
だとしたら、オフ会に参加したあの男は一体何者だったのか?
後日、Tはほとんど同じ道をたどる機会があったが、
道路の何処にも石の地蔵など無かったという・・・。
オフ会

図工室の黒い塊

私が小学校高学年の時の話です

当時私はいじめられていて小学校の掃除のシステムで体育館担当だったのですが毎回掃除道具を押し付けられ1人でやる様に脅され、終いにはカギをかけられて閉じ込められていました、その他にも骨折するレベルでいじめられていましたが変なプライドで親にも言えず精神的に追い詰められていました。

掃除の時間になれば体育館に行かなくてはならなくて 行けばいじめられるとわかっていたのでとても憂鬱な中、体育館に向かう唯一の道 図工室がある廊下で私は初めて人間ではない何かを見ました。
図工室の黒い塊【投稿怖い話】 : 怖い話らぼ −怪談・都市伝説まとめ−

出来るだけゆっくり歩いて向かっていたら何故かわからないのですが立ち止まり真っ暗な図工室を見た時、黒い消しかすの様なものが集まった塊がいたのです、人の形をしているのではなくて本当に四角い?黒い消しかすの塊でした。

どのくらい見ていたかわかりませんが、目や口があるわけではないのに、それは振り向き目があったと思いました、その瞬間はっ!と我に返り本能的にまずいと思ったのか全力で走り逃げていました。

まあ逃げても向かう先はいじめっ子達の所なのですが笑

それ以降は図工室を見ない様に過ごしていました。
図工室の黒い塊【投稿怖い話】 : 怖い話らぼ −怪談・都市伝説まとめ−

オチもなくつまらかったと思いますが

私の様に死ぬ勇気がなくても死んだら楽になれるか考える程追い詰められている精神状態で人間ではない何かを見た方が他にもいらっしゃるのではないかと思い投稿させていただきました

読みづらく オチのない話でしたが読んで頂き有難うございます。
図工室の黒い塊【投稿怖い話】 : 怖い話らぼ −怪談・都市伝説まとめ−

喜捨

384 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/08/07(木) 08:33:18.22 ID:4JyKYAWk0.net
父は若い時に船乗りをしてた。
港に何隻も船が接岸してみんな上陸してて、当番だけが残ってるんだけど、ある船の人がちょっとおつむの弱い人だった。
その人に、ボロボロの服を来たお爺さんが食事を食べさせて欲しいとお願いした。
食事はもちろん船員の数だけしかない。なのでその人は自分の分をそのお爺さんにあげた。
そしたらお爺さんから、お前一代限りだがと言って不思議な力をもらった。
そしてすごい豪邸に住むようになった。
昭和の話。
そのお爺さんは弘法大師様だという噂だった。

385 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/08/07(木) 08:49:18.96 ID:HCwPVR7j0.net
>>384
面白い
が、子供の時からこの手の話に洗脳されすぎていて
『喜捨』 – 怖い話まとめブログ

貧者や弱者に喜捨するとお天道様はみていて幸福が訪れる等
この暑さで公園やスーパーや図書館にいる年齢が上のホームレスをみるにつけざわざわする
きっと喜捨する人も無心じゃないとき無いんでしょうね

389 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/08/07(木) 09:19:19.61 ID:HCwPVR7j0.net
すみません
385ですが、暑さにやられて変な文になっていました
喜捨する人も無心でないといけないのでしょうね
でした
公園で座り込んでいるおばあさんに、持っている食べかけのパピコを半分渡すか?とか、
時々そんなこと考えてしまって苦しくなります
偽善者乙とも思ってしまう

400 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/08/07(木) 12:25:00.25 ID:3wgebsio0.net
>>385
喜捨する方も無心だとしても良いことがあるとは限らない。
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うちのじいちゃんの話。
若い頃商売をしていて、そりゃあ大きな家に住んでいた。
ある日、浮浪者のような爺さんが、何でも良いので食べるものありませんかと訪ねて来た。
そのみすぼらしさに気の毒になったじいちゃんは、ご飯を食べさせてあげたんだって。
ところがその爺さん、「こんなこと言うのは申し訳ないが、この家は悪いことが起きます」と言う。
じいちゃんは怒ってその浮浪者を追い出した。
その一週間程後、家は火事になり全焼してしまったとさ。
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2019年03月02日