強くて美しいチェコの天才女子プロテニスプレーヤー、ペトラ・クビトバ氏の来歴

孔明0530
チェコの強くて美しい天才女子テニスプレーヤー、ペトラ・クビトバ氏の来歴

ペトラ・クビトバ

ペトラ・クビトバ(Petra Kvitová, チェコ語発音: [ˈpɛtra ˈkvɪtovaː] , 1990年3月8日 – )は、チェコ・ビーロヴェツ出身の女子プロテニス選手。これまでにWTAツアーでシングルス26勝を挙げている。身長182cm、体重70kg、左利き。バックハンド・ストロークは両手打ち。自己最高ランキングはシングルス2位、ダブルス196位。

ウィンブルドン選手権優勝2回。2011年WTAツアー選手権優勝。マドリード・オープン優勝3回。

来歴

プロ転向-2008年
クビトバは3歳から父親の手ほどきでテニスを始め、2006年にプロ転向。2008年全仏オープンで4大大会に初出場。1回戦で森上亜希子を 6-4, 6-2 で破り、3回戦では第12シードのアグネシュ・サバイに 7-6, 4-6, 6-3 で勝利して4回戦まで進出している。8月の北京五輪ではルーシー・サファロバと組んでダブルスに出場。1回戦でオーストラリア代表のサマンサ・ストーサー&レネ・スタブス組に 1-6, 0-6 で完敗している。
2009年
1月のモーリラ・ホバート国際で、仲のいいチェコの先輩のイベタ・ベネソバを決勝で 7-5, 6-1 で破りツアー初優勝を果たす。全米オープンでは3回戦で第1シードのディナラ・サフィナを 6-4, 2-6, 7-6 で破る番狂わせを起こした。4回戦でヤニナ・ウィックマイヤーに 6-4, 4-6, 5-7 で逆転負けをしてベスト8進出はならなかった。ウィックマイヤーとは10月のジェネラーリ・レディース・リンツでも決勝で対戦し、 3-6, 4-6 で敗れている。
2010年
ウィンブルドンで2回戦で鄭潔、3回戦でビクトリア・アザレンカ、4回戦でキャロライン・ウォズニアッキとシード選手を破り4大大会初のベスト8に進出する。準々決勝では、カイア・カネピに 4-6, 7-6, 8-6 で競り勝ちノーシードからベスト4進出の快挙となった。準決勝ではで第1シードのセリーナ・ウィリアムズに 6-7, 2-6 で敗れ、決勝進出はならなかった。クビトバは2010年度の年間最優秀新人賞(WTA Newcomer of the Year)を受賞している。
2011年
開幕戦のブリスベン国際の決勝でアンドレア・ペトコビッチを 6–1, 6–3 で破りツアー2勝目を挙げる。全豪オープンでは3回戦でサマンサ・ストーサー、4回戦でフラビア・ペンネッタを破りベスト8に進出する。準々決勝ではベラ・ズボナレワに 2–6, 4–6 で敗れた。2月のGDFスエズ・オープンではキム・クライシュテルスを 6–4, 6–3 で破り3勝目、5月のマドリード・マスターズではビクトリア・アザレンカを 7–6(3), 6–4 で勝利し4勝目を挙げるとともに初めてのトップ10入りを果たした。
全仏オープンでは4回戦で優勝した李娜に 6-2, 1-6, 3-6 で敗れたが、ウィンブルドンでは決勝でロシアのマリア・シャラポワを 6-3, 6-4で破り初優勝。左利きの選手の女子シングルス優勝はアン・ヘイドン=ジョーンズ、マルチナ・ナブラチロワに次ぐ3人目の快挙であった。全米オープンでは1回戦で敗退したが、10月のリンツ大会では決勝でドミニカ・チブルコバを 6–4, 6–1 で破りツアー6勝目を挙げた。
最終戦のWTAツアー選手権でも決勝でビクトリア・アザレンカに 7–5, 4–6, 6–3 で勝利して、初出場で優勝した。年間最終ランキングでは自己最高の2位を記録した。フェドカップ決勝にも出場し、ロシアのマリア・キリレンコを 6–2, 6–2 、スベトラーナ・クズネツォワを 4–6, 6–2, 6–3 で破りチェコを23年ぶりの優勝に導いた。
2012-13年
全豪オープンではベスト4に進出し、準決勝でマリア・シャラポワに 2–6, 6–3, 4–6 で敗れた。全仏オープンでも準決勝でシャラポワに 3–6, 3–6 で敗れた。連覇を目指したウィンブルドンでは準々決勝でセリーナ・ウィリアムズに 3–6, 4–6 で敗退した。
2度目の五輪出場となった7月のロンドン五輪では準々決勝でマリア・キリレンコに 6–7, 3–6 で敗れた。ロジャーズ・カップの決勝で李娜を 7–5, 2–6, 6–3 で破り2012年初のタイトルを獲得しツアー8勝目を挙げた。最終戦のWTAツアー選手権はウイルス性疾患のため棄権したがセルビアとのフェドカップ決勝には出場しチェコの2連覇に貢献した。
2014年-
2014年はウィンブルドンで3年ぶりに決勝進出、決勝でウージニー・ブシャールに勝利し2回目の優勝を果たした。

2015年はツアー3勝を挙げた。WTAファイナルズでは決勝まで進んだが、アグニエシュカ・ラドワンスカに敗れ準優勝だった。

2016年、オリンピックでは準決勝でモニカ・プイグに敗れたもの、マディソン・キーズを7-5, 2-6, 6-2で下し銅メダルを獲得した。その後武漢オープンで優勝した。さらに珠海オープンでも優勝し、WTAエリート・トロフィーを制覇した。

12月20日、自宅で不法侵入した男に襲撃され、利き手の左手に重傷を負った。損傷した左手の神経を修復する手術を受け、復帰まで約6ヶ月かかる見込みであるとされた。

2017年全仏オープンで復帰し、フィリップ・シャトリエのオープニングマッチでジュリア・ボズラップに勝利し、復帰初戦を白星で飾った。2回戦で敗退した。その後、バーミンガム・クラシックで優勝し、復活を印象付けた。しかしウィンブルドンでは2回戦で敗退した。全米オープンでは準々決勝まで進出した。年間最終ランキングは29位で、6年ぶりに20位以下になった。

2018年は全豪オープンは1回戦で敗退したものの、サンクトペテルブルクオープンとカタールオープンで優勝し、トップ10に復帰した。その後プラハオープンとマドリードオープン、バーミンガム・クラシックでも優勝した。年間最終ランキングは7位だった。

2019年はまずシドニー国際で優勝すると、全豪オープンでは1セットも落とすことなく勝ち進み、自身初の決勝進出を果たした。

https://matome.naver.jp/odai/2154837759025954501
2019年01月25日