日本人として「はんこ(印鑑)文化」を誇りに思う!

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目次

・そもそも印鑑の起源?
・印鑑にはどんな種類があるの?その用途は?
・印鑑文化はなぜなくならない?
・そんな印鑑文化を大事にしたいと思います

▼そもそも印鑑の起源?

印鑑ってなんでしょう?
印鑑ともハンコとも印章とも呼ぶし、印鑑を押すことも捺印とか押印とかいいますね。

印鑑のなかでも呼びかたがあります。
実印とか銀行印とか、認め印とか。
それってどういうことなんでしょう?

そもそもハンコを押すっていうことの意味ってなんなんでしょうか?
印鑑の起源

印鑑の起源について
印鑑は、今から5000年以上前のメソポタミア地方に、その起源があるとされています。当時使われていた印鑑は、円筒形の外周部分に絵や文字を刻み、これを粘土板の上に転がした。押印するというものでした。
印鑑の歴史|印章うんちく事典【ハンコヤドットコム】

=中国で文化・制度として統一される=
秦の始皇帝が積極的に政治に利用
秦の始皇帝が「篆書体(てんしょたい)」という印鑑用の文字を定め、官印制度として正式に統一したことで、印鑑の制度が確立しました。

=中国から日本へ=
日本最古の印鑑!? 金印「漢委奴国王」
日本の印鑑の歴史としては、中国から贈られた金印に端を発するとされています。
その後、漢の時代にはますます印鑑が広く使用されるようになります。
皇帝からその信頼の証・統治の証として諸国の王に授けられるようにもなりました。
印鑑の歴史は紀元前から! | 女性が印鑑を作る時。

現存する最古の印
日本ではいつ頃からハンコが使われるようになったかということはそれを裏付ける確かな資料がないため定かではありませんが、現存する日本最古の印は現在、国宝に指定されている『漢委奴国王』の金印で、天明4年(1784年)筑前国糟屋郡志賀島(現在の福岡県福岡市東区志賀島)で発見されたものです。後漢の光武帝が中元2年(57年)に日本の『倭奴国』に金印を授けたという記録が『後漢書』にありますが、まさにその印であるといわれています
印鑑・はんこの歴史|知っておいて損はない!【はんこ豆事典】

『漢委奴国王』 金印

▼印鑑にはどんな種類があるの?その用途は?

個人が使う印鑑には、
用途に合わせて主に3種類があります。

【 実印 】
実印とは?
→「市区町村役所へ印鑑登録を済ませ印鑑証明を受けた印章」を「実印」と呼びます。
(印章=印鑑(ハンコ)の正式な名称です。)
「印鑑証明」は、市区町村役場に印鑑を届けて登録することによって発行されます。
印鑑登録をおこなった「実印」は、一人に1本のみ認められます。

【 銀行印 】
金融機関との契約など金銭に関わること全般に使うのが銀行印です。
「銀行印」という印鑑があるわけではなく、銀行などの金融機関で登録したものがすなわち「銀行印」という役割を持ちます。

【 認・仕事印 】
お仕事での一般事務全般、家庭での簡単なご契約書、受験票や、届出書などで使う印鑑が認印・仕事印です。
実印や銀行印とは違って、公的な確たる証明の無い印鑑ではありますが、書類や契約の内容を「承認した」上で捺印した、という証明となるので、捺印の際には、内容をきちんと把握した上で行いましょう。
印鑑にはどんな種類があるの?その用途は? | 女性が印鑑を作る時。

開運印鑑の秘密と”正しい印鑑の選び方”を徹底解説。手には手相、顔には人相があるように、印鑑には印相があります。

▼印鑑文化はなぜなくならない?

「10年ほど前までは中国や韓国、台湾にも印鑑登録制度がありましたが、今も続くのは世界で日本だけ。日本人は一生のうち、平均5本のハンコを持つといわれています。結婚して夫婦で新しい人生を始める時に実印、銀行印、認印の3点セットを贈る風習もありました。車の車庫証明、マイホームの登記などはもちろん、親御さんが亡くなった時の遺産相続では『遺産分割協議書』に各相続人の実印が必要になる」
時に面倒もある日本の「ハンコ文化」はなぜなくならない?│NEWSポストセブン

「日本の不景気は印鑑のせい」という人も
ハンコにこだわる会社は時代遅れということだろうか。ちなみに、ホリエモンこと堀江貴文氏は、自著「99%の会社は要らない」(KKベストセラーズ)の中で、ハンコ文化にこだわる日本企業のエピソードに触れている。

アメリカの大手企業では浸透しているオンライン上の取引システムが、日本では「社名ロゴの横に社印が捺印されていない」という理由で導入が進まない。ところが、「ロゴの横に社印の画像データを組み合わせては」と提案すると、「手のひらを返したかのように『問題ない』ということになった」という。
社会人は印鑑を持ち歩くのが当たり前? 「ハンコ文化がなくなれば、日本はあと3倍はかどる」という声も | キャリコネニュース

日本では、江戸期以前はもっぱらサインが使われていた。ことに平安時代後期から鎌倉時代にかけて450年間は、「花押(かおう)」といって草書体の文字をさらにデザイン化した記号のようなサインが流行した時代である。

その日本でハンコが広く使われるようになったのは江戸時代に入ってからである。当時は武士階級だけでなく、庶民の間でも人気を呼んだ。「印形は首とつりかへ」という諺があったように、ハンコは命に次いで大切なものだった。

さて明治に入ると太政官布告によってハンコの捺印が義務づけられる。

「このときは証書に本人が署名し実印を押すというものでした。庶民は署名になれていないので、印章を併用するのがよい、という趣旨だったんですね」
自由時間 日本人は何故、ハンコを寵愛するのか

助っ人ヘイルマン@yaman_the_great

印鑑文化存続の為の象牙売買なら、さっさと辞めた方がいーなー。

▼そんな印鑑文化を大事にしたいと思います

最後に日本の文化との相性です。

皆さんも契約書に捺印された経験があると思いますが、あのハンコを押す重みのある空気感は独特ではありませんか?

そうなんです。

捺印というある種の儀式を行うことによって、責任と自覚が発生するのです。

だからお金と責任の発生する契約にこそ、お互いに確認し合い、まさに心と信頼を交わす所作、つまり捺印が日本人気質にぴったりな文化なのではないでしょうか。
日本の契約はなぜ印鑑が必要なの?サインじゃダメなの? | 鈴印ブログ

https://matome.naver.jp/odai/2154821647969490701
2019年02月07日