バドミントンシャトルの種類
バドミントンシャトルは大きく分けて『水鳥製』と『ナイロン製』があります。
水鳥製は大会などの競技用として使われており、ナイロン製は主にレジャー用として使われています。
ここでは、競技用の「水鳥製」のバドミントンシャトルについて取り上げていきます。
また、水鳥製のバドミントンのシャトルでも、国内では日本バドミントン協会が認定する第一種検定球、第二種検定球、無認定球の3種類があります。
良いシャトルの判断基準
安いシャトルは調べれば沢山ありますがゲーム練習で使った時に飛び過ぎたり、打球感がおかしかったり、すぐ壊れたりしては、ゲームはつまらないものになります。
何より、大会等で使うニューオフィシャルなどとの打球感がかけ離れているとそれだけで差が付いていることになり、練習になりません。
特にジュニアのクラブなどで打球感が違うと子どもたちが試合序盤で対応に苦しみミスを連発することも少なくありません。
これまで、検定球と名のつくシャトルも散々試しましたが中にはこれが検定球?と感じてしまう品質が悪いシャトルもありました。
そこで今回は、予算の少ないクラブ(社会人クラブ、部活、ジュニアのクラブ)での購入を想定して、試合でも使える打球感、品質を条件に、耐久性と価格のコストパフォーマンスで順位付けしていきます。
第3位 A-WIN トーナメント
実売価格2,600~3,200円程度。
ヨネックスのニューオフィシャル(第一種検定球)と比べると耐久性においては劣るが打球感は同等レベル。
練習試合で1試合持つかどうかといったところだがそれを上回る価格の安さと、ガチョウ羽根を使用しているため、中ピンでの使用も問題ない。
第2位 ヨネックス スタンダード2
実売価格は2,800~3,200円程度。
練習試合で使っても1ゲームぐらいは持つ。
羽の耐久力があるので中ピンになっても基礎打ち、ノック練習等で十分使える。
ちなみにヨネックスのスタンダードモデルには「スタンダード」と「スタンダード2」の2種類ありますが、同じ素材で作られているので、コスパで考えるとやや求めやすい価格帯に抑えた「スタンダード2」がおすすめです。
第1位 フェニックスシャトル(PNXシャトル)
PNXシャトルRED:実売価格2,980~3,500円。(※現在はメーカーサイトのみの販売のよう)
ヨネックスの最高級ブランドで国際試合でも使われているシャトル、トーナメント(4,500~5,500円)と同等の打球感と耐久性を持つ。
練習試合(上級者)で2ゲーム使えることもあるほど、耐久性も申し分ない。
なぜこの価格でこの品質が維持できるのか疑問なほど。
壊れ方がきれいなので中ピンでの使用も問題なく長持ちするので部活や初心者向けにも最適。
下位モデルのBLUE(2,480円)は、コルクに合成コルクを使用しているようだが打球感・飛行性能・耐久性にあまり違いは感じられないので、コストパフォーマンスという意味ではこちらの方が優れている印象。