“植毛”の中でも注目度の高い“自毛植毛”とは!?
自毛植毛は、その名の通り自分の髪の毛を薄毛部分に植毛するというものです。
自毛植毛とは?分かりやすく徹底解説!
“自毛植毛”はアフターケアが重要!!
毛手術をしてもきっちりとアフターケアを行わないとせっかく植毛をしても数カ月後、「あんまり効果がなかった?」なんて思うハメになってしまうかもしれません。
知っておきたい自毛植毛手術!術前からアフターケアまで経過を紹介
自毛植毛の術後に最も大切なポイントは“定着”!!
植毛手術において手術後に大切なポイントは「定着」です。これは、移植したグラフトがきちんと頭皮にくっついた状態…つまり、定着していないと、せっかく移植しても抜け落ちてしまうんです。
知っておきたい自毛植毛手術!術前からアフターケアまで経過を紹介
そしてこれはアフターケアをどれだけしたかによって変わってきます。
もちろん、手術をした医師の腕も影響しますが、例えばキレイに田植えをしたとしてもその後放っておけばその田んぼの稲は育ちませんよね?植毛手術後の頭皮も同じです。
きちんとケアをしてあげないと定着率にも影響が出てきてしまうんです!
“擦らない”“清潔を保つ”“カサブタを取らない”
植毛部分を「擦らない」「清潔を保つ」「かさぶたを取らない」といった注意が必要です。この期間は個人差がありますが、おおむね数週間というのが一般的です。
自毛植毛手術のアフターケアと自毛採取の方法
また、ヘルメットを被り擦れると剥がれるので着用はできません。定着までは非常に不安定でデリケートな状態にあるということをまず理解しておきましょう。
個人差がありますが、痛みを感じることもあります。また、キズが治ることに伴って痒みも生じてきます。痒いからと擦っては剥がれてしまいます。
植毛手術以上に、術後は細かな気遣いを伴うケアが必要だということを再認識しておきましょう。
症状が出たら医師に相談することで対応できるので、慌てないためにもリスクの1つとして頭に置いておく必要があります。
他にも日常生活で気を付けるべきポイントを紹介
最初に気をつけておきたいポイントは「枕」です。頭皮への刺激が少なくなるように…と考えると、柔らかい素材を選びがちですよね。
知っておきたい自毛植毛手術!術前からアフターケアまで経過を紹介
定着率を上げたい(下げたくない)なら手術前に固めの枕を用意しておきましょう。
頭皮に直接影響を与えるものは枕だけではなく、帽子やカツラも含まれます。基本的に頭皮を覆うもの、頭皮の通気が悪くなるものは出来るだけ避けたほうが無難です。
知っておきたい自毛植毛手術!術前からアフターケアまで経過を紹介
ただ、かつらの場合はグラフトを移植した部分に固定する器具が当たるようなものは定着率の低下につながりますのでやめましょう。
帽子も頭を締め付ける、こするような硬い素材で作られたものや小さめサイズのものはNGです!ゆとりを持ったサイズのものか、柔らかい素材で作られたものにしておきましょう。
身だしなみのひとつとして、毎朝整髪料を使用してセットをしているという方も多いと思います。
知っておきたい自毛植毛手術!術前からアフターケアまで経過を紹介
美容室でのパーマやカラーは術後1ヶ月を経過すれば可能になりますが、頭皮への負担を考えるとあまりおすすめしません。
ある程度定着し、髪の毛も順調に生えてきてから。
希望する薄毛部分に対して必要な分だけ、健康な髪の採取が行われます。
一般的な植毛では後頭部の髪が採取されることが多く、採取する部分の髪を短くカット(刈り上げ)、必要な分の髪を毛包ごとくり抜いてグラフトとするのです。
移植された毛包は元々ある毛包と変わらない作用を持ち、成長期、退行期、休止期、脱毛期というヘアサイクルを繰り返していきます。
自毛植毛の最大のメリットは、移植した髪がそのまま自毛として成長するという点にあるのです。