ちびまる子ちゃんはどこまでがフィクションなのか。

ぱれってい
ちびまる子ちゃんは、フィクションながら作者の小学生時代の体験がモチーフになっているようです。どこまでがフィクションだったのでしょうか。

② 実在の人物の性格が違う

まる子は大人しい絵の得意な女の子

漫画家の『さくらももこ』は小学三、四、五、六年生、中学二、三年生と同じクラスだった。アニメのようなかわいい顔ではなく、梅干しを食べたおばあちゃんの顔。髪は三つ編みのときが多く視力の低下により、たまに赤縁メガネを掛けていた。授業中にはノートへ絵をよく書いていたが、ちびまるこのような絵ではなく、目の輝く少女の絵だった。
性格は似ているが、アニメのようなクラスの中心人物ではなく、おとなしいタイプだった。細身のせいかブルマが大きく、ちょうちんブルマに見えた。
ちびまる子ちゃんファン必見! ハマジが語るちびまる子の実在人物 1 : のりたかblog

成績は悪くなかった模様

勉強は普通の上という感じ。たまに冗談でバカにすると、いい返してくるのは似ている。学校主催の絵の賞をよく受賞していた。やっぱ絵は得意なんだな。なんといっても中学は美術部に入っていた。
ちびまる子ちゃんファン必見! ハマジが語るちびまる子の実在人物 1 : のりたかblog

友蔵は意地の悪い老人だった

モデルは名も同じ作者の祖父ということになっているが、作者によれば「性格は正反対であり、意地悪で冷たく、家族の中で一番嫌っていた。」とコメントしている。作者が高校2年の時に老衰のため84歳で亡くなり、家族たちが誰も涙を流さなかったとのこと
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

西城秀樹のファンだったのは姉のさきこではなく、作者だった

また、漫画家のさくらももこもコメントを寄せた。さくらが原作のアニメ『ちびまる子ちゃん』では、主人公まる子の姉、さきこが西城さんの熱狂的ファンであるという設定だった。西城さんは同作エンディングテーマ『走れ正直者』を歌ったこともある。さくらはブログで「『走れ正直者』を歌っていただきとても楽しいテーマ曲になりました。 私達の世代にとって秀樹さんは本当にスターでした」と哀悼の意を表した。
https://www.crank-in.net/news/56077/1

まる子の担任、戸川先生は実在したが、優しい教師ではなかった

実在の人物だが現在は故人。はまじのモデルである浜崎の自伝によると、実際は非常に厳しい教師で、彼らが通っている学校には1年ほどしか在籍しておらず、その翌年度には他の学校に飛ばされていったという[注 24]。
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

③ まる子のクラスメートは全員架空の人物?

なお、作者は穂波たまえなど大体の実在人物にはキャラクターとして出すことを事前に了解を得ていたが、浜崎は無断で出したという。
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

そのはまじが、ちびまる子ちゃんに登場する実在人物にふれている

まずちびまるこに出演する実在人物を箇条書きに書いてみる。

・まることその家族
・たまちゃん
・丸尾君
・花輪君
・はまじ
・ブー太郎
・野口さん
・徳ちゃん
・ケンタ
・冬田さん
・かよちゃん
・戸川先生
ちびまる子ちゃんファン必見! ハマジが語るちびまる子の実在人物 1 : のりたかblog

はまじのモデルでエッセイを書いた浜崎憲孝氏のブログより

まる子の家族 八百屋を営む家庭だった

さくらの家庭は、商店街の一角で八百屋を経営。自転車で前を通ると母がお客の接客している。『はい、いらっしゃい、いらっしゃい』と威勢のよさはまったくなかった。アニメで母の容姿は細いが実在は太めだ。ただ髪型は似ていて顔もそっくりだ。
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父ひろしが酒好きなのは事実

父ひろしは、たまに店にいて顔が赤かった。やはりお酒を飲んでいたのかもしれない。こちらも威勢はなかった。
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まる子の親友たまちゃんは、明るく活発、メガネをかけていない

『たまちゃん』は小学五、六年と同じクラスだ。いつも思うことは大胆に笑う女子の一人。体も大きく活発でアニメのようなおしとやかではなかった。アニメのように三つ編みではなく、ショートヘヤーで目は大きい。丸顔は似ているが当時、メガネを掛けていなかった。クラブはバスケット部に入っていて運動が好きだった
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丸尾君は坊主頭の学級委員長

続いて『丸尾君』。ここもがっかりさせるが、ズバリ、とはいわない。黒縁メガネを掛けていて坊主頭だった。学級委員長はするけれど、次回の選挙で頼みますとはいわなかった。彼は野菜がとても嫌いで、給食献立表を見たぼくは『丸尾、あさって塩もみ野菜だぞ』というと、渋々とうなずいていた。給食に野菜が出ると、居残りになるのもわかっているのだろう。丸尾だけ昼休みや五時間目、六時間目も居残りで食べさせられ、口を動かしながら授業を受けていた。

丸尾くんのモデルはいるけど、キャラクターの名前は漫画家からとった

名前のルーツは漫画家の丸尾末広。
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

花輪君のモデルは病院経営者のお嬢様だった

名前のルーツは漫画家の花輪和一
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

『花輪君』は女子だった。それならさくらは女子を描けばいいのにと思った。彼女は病院経営の娘で、中学時代は一緒のクラスになった。もちろん、ヘイベイビー、とはいわない。白い豪邸で車庫には高級車が三台並んでいた。
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ブー太郎はスーパー経営者の息子だった

ブー太郎』。小学三、四年が同じ。いまの横浜DeNAベイスターズの前身、大洋ホエールズのファン。影響でぼくもファンとなった。
もちろん、ブー、といわなかった。自宅はスーパーの裏。といっても親がスーパーを経営している。
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野口さんはお笑い好きではなかった

野口さん』。このキャラはアニメと容姿や格好がほぼ似ている。
先ほど書いたように『クックックッ』とはいわない。それにドリフや芸人を好んでいなかったはずだ。
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彼女のあだ名は『のろ』だ。それでさくらは漢字とカタカナを合わせて『野口』とつけたのだろう。

徳ちゃん

徳ちゃん』はたいして出なかったが、レギュラーとなるようだ。
中学三年のとき生徒の石けんが盗まれたことをアニメで流れた。
これは滅多にない実話だ。
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サッカー選手になったケンタ

『ケンタ』。彼はさくら同様、超有名人。長谷川ケンタといえばみなさんもわかるだろう。
ちびまる子ちゃんファン必見! ハマジが語るちびまる子の実在人物 1 : のりたかblog

ケンタは給食のとき、サッカーボールを足でゴロゴロとさせながら大量の食物を食べているくらいだ。そのころから清水代表で、ブラジル遠征へも参加した。すごいだろう。これがサッカー少年時代のゲジゲジまゆげでもあるケンタだった。
http://www.katarino.xyz/archives/5867217.html

ただし、ケンタは同じクラスにはいなかった

しかし本人は、作者のことをまったく覚えていなかった(雑誌の企画で二人が対談した際、さくらは「私は長谷川君と同じクラスになったこともなかったし、ある意味当然」とコメントしている。
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

冬田さんも実在の人がモデル

『冬田さん』。たまに出る彼女は天然パーマ。そこは似ている。
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友達の歌を作曲したかよちゃん

大野君と杉山君』で、大野がお別れ会の時に歌う「友達の歌」は、彼女が6年生の時に学級歌として作詞したものである。
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

おかっぱヘヤーに逆二等辺三角形の輪郭、細いつり目、高い鼻、細い口といった女子だ。
公園で会ったとき犬を連れてきた。リードを話した瞬間、犬が走り回り捕まえるのが大変だったのが印象的だった。さくらとは最も親しく、いまでも電話連絡をしているようだ。
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戸川先生は鬼教師だった

アニメではとても優しい先生に思うだろう。だが実際は鬼だ。さくらの描き方は逆の描きも多いかもしれない。
ちびまる子ちゃんファン必見! ハマジが語るちびまる子の実在人物 1 : のりたかblog

オールバックヘヤー、浅黒い顔、茶色のサングラス、オレンジのTシャツ、紺のジャージ姿がいつもの格好だった。
ちびまる子ちゃんファン必見! ハマジが語るちびまる子の実在人物 1 : のりたかblog

みぎわさんは完全なオリジナルキャラクター

名前のルーツは漫画家のみぎわパン。特定のモデルはおらず、完全なオリジナルキャラクター。作者曰く「モデルがいるなんて言ったら怒られる」。
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

はまじ

実在の人物で、小学生の頃はアニメとそっくりであり実際に「はまじ」と呼ばれていた。成人後は地元のFM局でDJや、東京で会社勤めをしていたり郵便局員を経験したが、現在は地元でタクシードライバーをしている[注 15]。最近[いつ?]は地元のCMに出たりもしている。2002年に自伝『僕、はまじ』(彩図社刊。カバーはさくらが描いたはまじのイラスト)を執筆した。なお、作者は穂波たまえなど大体の実在人物にはキャラクターとして出すことを事前に了解を得ていたが、浜崎は無断で出したという。作者によれば「気のいい人だからきっと許してくれるだろう」との事。
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

平岡秀章

実在の人物で、作者の同級生であった。「ちびまる子ちゃん」や「コジコジ」の脚本なども手掛けている。
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

④ ストーリーは全てフィクションなの?

学校でのアニメ物語は、ほぼ実話ではない。ぼくとさくらの噂もないし、いいように使われていたのかもしれない。
ちびまる子ちゃんファン必見! ハマジが語るちびまる子の実在人物 1 : のりたかblog

Wikipediaの丸尾くんの項目にはこんな記述が・・

彼がメインになる回までのほとんどの回は実話を基にしていたため、その回のトビラには「今回はかなりフィクションだぞ!」と書かれており、それ以降はフィクションの回も徐々に増えていった。
ちびまる子ちゃんの登場人物 – Wikipedia

https://matome.naver.jp/odai/2153580799071886701
2018年09月11日