■そもそも書き出しとは
・ 文章の書き始めの部分。冒頭。
・ 歌舞伎の番付の最初に記される俳優。多く人気のある若手俳優が記される。初筆(しよふで)。
書き出しとは – 活用形辞書 Weblio辞書
初めに人気者を置くことで、人を引き付けようとしていたようです
では、その大事な書き出しを見ていきましょう
かつて、私は子供で、子供というものがおそらくみんなそうであるように、絶望していた。
江國 香織 ウエハースの椅子
自称変わり者の寝言
綿矢りさ インストール
春が二回から落ちてきた
伊坂幸太郎 重力ピエロ
外堀を埋める君へ
森見 登美彦 恋文の技術
見知らぬ土地の話を聞くのが病的に好きだった。
村上 春樹 1973年のピンボール
さびしさは鳴る
綿矢りさ 蹴りたい背中
日曜の夜は肉だろう
角田 光代 彼女のこんだて帖
自分とセックスをしている夢を見て、目が覚めた。
中山 可穂 猫背の王子
実家に忘れてきました。何を?勇気を。
伊坂 幸太郎 モダン・タイムズ
昔々、ある村で風邪がふいた。
乙一 平面いぬ
…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。
夢野 久作 ドグラ・マグラ
くまにさそわれて散歩に出る
川上 弘美 神様
たった二十六文字で、関係のすべてを描ける言語がある
山田 詠美 A2Z
まずコンパスが登場する。彼は気がくるっていた。
筒井 康隆 虚航船団
時刻表にも愛読者がいる。
宮脇 俊三 時刻表2万キロ
ある朝、グレゴール・ザムザがなにか気掛かりな夢から眼をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な毒虫に変わっているのを発見した。
フランツ カフカ、 中井正文 変身
フランツ カフカ、 中井 正文
https://matome.naver.jp/odai/2152827826746449401
2018年06月06日