熱中症になる人は毎年約5万人!
熱中症で救急搬送された方は、暑い夏となった2010年は56,119人、2013年は58,729人
http://www.wbgt.env.go.jp/pdf/envman/1-3.pdf
平成 28 年5月から9月までの全国における熱中症による救急搬送人員数の累計は
5万 412 人でした。
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h28/10/281012_houdou_2.pdf
平成28年は西日本と沖縄で熱中症が多く発生したそう。
なんと、例年約5万人が熱中症になって搬送されているのです!
熱中症って怖い病気だって知ってた?
熱中症が怖いのは、具合が悪くなって運ばれるだけでなく、その後重篤な後遺症を残したり、死亡するケースもあるという点!
平成25年の熱中症の死亡数は、男596人、女481人で合計1077人であり、統計として把握できる昭和39年以降過去最高となった平成22年に次いで多くなっている。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/necchusho25_1.pdf
なんと毎年、1,000人程が熱中症亡くなっています。
一度、熱中症に罹ってしまうと、その後も後遺症に悩まされることがあります。これは、熱中症により崩れてしまった体内の様々な機能のバランスが整うのに、ある程度の時間がかかるからです。
熱中症によって後遺症が残る場合がある|メンズスキンケア大学
後遺症から回復するのには1週間から2週間が必要。
後遺症の症状は、頭痛や耳鳴り、だるさ。
また重度の熱中症で現れた後遺症は一生残ってしまう可能性もあります。
熱中症って、つまりどんな病気?
熱中症は、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。
熱中症の症状 | 熱中症について学ぼう | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進
めまいやほてりは初期の症状。重症化すると痙攣をしたり意識を失ったりします。
熱中症とは、暑さが原因で起こる脱水症の一種です。
脱水症(熱中症)― 正しいメカニズムの理解と適切な水分補給: The Coca-Cola Company
暑さで大量に汗をかき、一気に体の水分を失われて脱水症状になるケースもあれば、水分補給が足りなくて、それほど暑くないのに熱中症になってしまうケースもあります。
熱中症にならないように注意したいのが、子どもと高齢者
熱中症になりやすいのが65歳以上の高齢者と子供です。
年齢別にみた熱中症死亡率のグラフを見ると、乳幼児と高齢者がとくに熱中症になりやすいことがわかります。
熱中症になりやすい人、なりにくい人|熱中症について|体温と生活リズム|テルモ体温研究所
高齢者は体温調節機能が低下しているため、体に熱がこもりやすくなります。また、暑さやのどの渇きを感じにくくなるなど、体が出しているSOS信号に気づきにくくなっています。
誰がなりやすいの?|熱中症予防・対策にひと涼み
特に乳幼児は、喉の渇きを訴えないことがあり、身体水分量は高いのですが絶対量が少ない上に体重に比べて体表面積が大きいために、皮膚から水分が蒸発して脱水症状になりやすいのです。
また、大人に比べて体温調節機能が未熟で、すぐに体温があがってしまう危険性があります。
子どもは熱中症になりやすいのでご注意下さい / 佐賀県
高齢者は気温の変化や自分の体温の変化に気づきにくく、子どもはSOSを出せない、自分が具合が悪いことがわからないという特徴があります。
高齢者や子供がいる家庭では、家族の体調に特に気を配る必要があります。
熱中症にならないように、対策することが大事!
熱中症対策の基本は「温度」と「水分補給」です!
おすすめ熱中症対策①エアコン、扇風機を使う!
熱中症になるのは屋外にいるときだけではありません。室内の温度が高くなってたくさん汗をかき、体の水分が多く失われるために熱中症になる人はとても多いのです。特に高齢者は「節約のため」とエアコンの利用を我慢してしまうケースが多いのですが、命にはかえられません。
赤ちゃんにとって適した温度は、18℃~28℃と言われています。季節によって違いがあり、冬の場合は18℃~22℃くらいが適温で、夏の場合は25℃~28℃くらいが適温と言われています。
赤ちゃんと室温について知っておきたいこと | アカイク
赤ちゃんは暑くても自分で場所を移動できません。赤ちゃんがいる家は、部屋の温度が28度より上がらないように注意!
おすすめ熱中症対策②こまめな水分補給!
暑い日には、知らず知らずにじわじわと汗をかいていますので、身体の活動強度にかかわらずこまめに水分を補給しましょう。
http://www.wbgt.env.go.jp/pdf/envman/3-1.pdf
のどの渇きを感じる前に飲むのがポイントです!
夏場は、熱中症を防ぐために水分だけではなく塩分も合わせて摂取することが望まれます。
「熱中症対策」表示ガイドライン | 製造 | 全清飲
汗をかくと塩分やミネラルも一緒に失われるため、塩分も一緒に摂るのが理想。
スポーツドリンクには塩分や塩分の吸収を促す糖分などが含まれていますが、甘いので飲みすぎて、糖分過多になってしまう心配が!
おススメは麦茶や自作の熱中症対策ドリンクです。
おすすめ熱中症対策③直射日光を避けること!
屋外では、日陰を選んで歩いたり、日傘をさしたり帽子をかぶったりしましょう。
熱中症は予防が大事! 「高温注意情報」や「暑さ指数」の情報を活用し、十分な対策をとりましょう | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン
直射日光をさけ、体温が上がりすぎないように調節することが大事です。
帽子はつばが大きいものを使いましょう!
おすすめ熱中症対策④体力をつけて、暑さにまけない体を作る!
バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体をつくりましょう。体調管理をすることで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です。
熱中症の予防・対策 | 熱中症について学ぼう | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進
規則正しい生活をして、バランスの取れた食事を3食食べるようにしましょう。体力があることは何よりも大事!
おすすめ熱中症対策⑤急な温度変化がある日は注意して!
まだ暑さに慣れていない梅雨明けには、熱中症によって救急車で運ばれる人や亡くなる方が急増します。
暑くなり始めが肝心! 「熱中症」の予防と対策 | 月別テーマ | サワイ健康推進課
暑くなり始めのころは、自律神経がうまく働かないことがあります、体温調節が上手にできなかったり汗をかきにくかったりと、熱中症になりやすい身体になっているのです。
梅雨の晴れ間や、梅雨明けの蒸し暑くなった時期にも熱中症は多く見られます。この時期は身体がまだ暑さに慣れていないため上手に汗をかくことができず放熱量が低くなる為、体温をうまく調節できないからです。
熱中症が起こりやすい時期と場所|大塚製薬
急に熱くなった日は無理をせず、こまめな水分補給と休憩を心がけることが大事です。
熱中症にならないように心がけ、元気に夏を過ごしましょう!