6月1日に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」
鈴愛(永野芽郁)の祖父である仙吉(中村雅俊)が、サザンオールスターズの「真夏の果実」を弾き語りするシーンが登場しました。
実は、このシーンのおかげで、これまでの数々の謎が解けたのです!
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◆なぜ、仙吉さんは孫娘が東京に行くことを賛成したのか?
かわいい孫娘、しかも農協にコネで採用させてもらったのに・・・
⇒自分の青春時代は軍国主義の時代で、自由がなかったから
⇒孫には、自分の好きな道を選んでほしい!
⇒他人から強制される人生(軍歌)ではなく、自分の好きなものに熱中する人生(真夏の果実)を!
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◆なぜ、秋風は五平餅を高く評価しているのか?
秋風「これは真実の食べ物だ」
⇒仙吉さんの思いが詰まった「作品」だから。
⇒「人生の経験」が伴わない鈴愛がレシピだけマネをしても、人の心を打つことはできない。
▼「人生の経験」の重要性を説く秋風
「ああ、俺が恋をしろというのは
そういうことだ。リアルを拾うんだ。
想像は負ける。好きな奴がいたらガンガン会いに行け。
仕事なんかいつでも出来る。
ベタなんかいつでも塗れる。空想の世界で生きている奴は弱いんだ。
心を動かされることから逃げるな。
そこには真実がある。
楡野いいか、半端に生きるな。創作物は人が試される。
その人がどれだけ痛みと向き合ったか、
憎しみと向き合ったか、喜びを喜びとして受け止めたか。
・・逃げるな」
NHK連続テレビ小説『半分、青い。』 2018年05月30日放送 / 秋風羽織の言葉 – opuesto / Tate’s Official Blog
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◆なぜ、秋風は仙吉さんと気が合うのか?
⇒心をこめた「作品」を創っている「同志」だから。
⇒仙吉さんは、「五平餅」。秋風は「漫画」。
⇒「本物」を作る者同士で通じあうものがある!
そして、秋風も苦労をしていました
私は、ここに来るまで回り道をしました。漫画家デビューは遅いです」と、美大時代に挫折を経験し、百科事典のセールスマンをしていた過去を告白。
「でもある日、炎天下の日、百科事典を売って回りながら僕は決心しました。30前で覚悟を決めたんです。漫画家をめざそうと。仕事をやめ、バイトをしながら投稿を始めました。退路を断ったわけです。一見、余計なことする時間も、回り道も、あっていいと思います。いろんなことがあって、すべてが“今”につながっていく」
<半分、青い。>トヨエツ演じる“秋風羽織”の名言に「沁みた」「カッコいい」 | ニコニコニュース
https://matome.naver.jp/odai/2152802265432570101
2018年08月17日