オーストラリア南西部のハメリン湾で23日、クジラが集団で浅瀬に打ち上げられているのが見つかった。
豪で約150頭のクジラが浜辺に打ち上げられる 15頭のみ生存を確認 – ライブドアニュース
地元当局によると、約150頭に上り、うち15頭の生存を確認した。
大橋素子@motoko_ohashi
つくし@tukusi99
オーストラリア南西部のハメリン湾で23日、クジラが集団で浅瀬に打ち上げられているのが見つかった。地元メディアによると、約150頭に上り、半数の約75頭が死んだ。 jiji.com/jc/article?k=2… @jijicomから
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クジラはコビレゴンドウの群れとみられる。現場には専門チームが駆け付け、生き残ったクジラを海に戻そうと、救助活動が行われた
地元当局は「クジラを狙いサメが近づく可能性がある」として警報を出した。コビレゴンドウは体長5メートル程度とクジラの中では小さい。
アメリカ・フロリダ州のエバーグレーズ国立公園で、12月4日、大量のクジラが浅瀬に迷い込んでいるのが確認された。うち少なくとも10頭が死んだという。
TomoNews | クジラが集団で浅瀬に迷い込む
うち少なくとも10頭が死んだという。病気やケガにより、体内の方向感覚を乱し、浅瀬に迷い込んだものとみられている。
1頭が浅瀬に迷い込み救援信号を発すると、助に来た他のクジラも迷い込んでしまう。
TomoNews | クジラが集団で浅瀬に迷い込む
クジラが集団で浅瀬に迷い込んでしまった場合、助かる確率は低いと言われている。
2月10日の朝、ニュージーランド南島のゴールデン湾で、陸に打ち上げられている大量のクジラが発見された。座礁していたクジラの数は、なんと416頭もいた。
地元では500人近くのボランティアが集まり、生きているクジラの救助に努めた。
大地震の前兆?600体以上のクジラがニュージーランドの湾岸に集団座礁 – edamame.
このクジラはゴンドウクジラという小型の種ではあるが、体重は2-3トンもあり、救助するのは容易ではない。それでも努力の結果、50頭ほどのクジラを海に返すことに成功したそうだ。クジラの命は危険であるし、救助することも難しいので、このようなニュースはもう見たくないものである。
矢先の翌11日、同じ場所で200頭のクジラが再び座礁してしまった。
陸に置きっぱなしのクジラの死体は、腐敗により体内にガスがたまるせいで、ガス爆発をする恐れもあるらしい。そのため、ガスを体外へ逃がすための穴を開けるなど対策をとりつつ、新たなクジラが座礁しないように監視活動を続けている。
今回クジラが座礁したゴールデン湾は、迷い込んだクジラが動けなくなりやすい地形で、「クジラの天然ワナ」と呼ばれている。その浅瀬で行き場を失い、クジラたちは座礁してしまったのだろう。
過去にも集団でクジラが座礁したケースはあるが、600頭ものクジラが座礁した事例は観測史上最悪規模だそう。こんなにたくさん打ちあがっていたら、前例を知っていても、とてもびっくりしそう。
実は、エコーロケーションが働かなかったことには、地震が関係しているのではないか、という説が巷で出回っている。
クジラには、超音波を使って周囲の環境を察知する「エコーロケーション」能力が備わっている。通常であれば、この能力が働いて浅瀬に来ることはないのだそう。では、なぜ今回は集団でやってきてしまったのだろうか。
専門家の間では、巨大地震の前後には、クジラのエコーロケーションの能力が弱まってしまうという説があがっている。
実際、ニュージーランドでは2016年11月、マグニチュード7.8を記録する巨大地震が発生している。
地震のせいで、エコーロケーションの力が弱まってしまい、集団で浅瀬にはまってしまったのではないかと、見られている。
座礁の後巨大地震が起こるという事例も、これまでにたびたび起こっている。実は日本で起こった巨大地震、1995年の阪神淡路大震災と2011年の東日本大震災の数日前にも、クジラが集団で座礁している。
まるで都市伝説のように思えてしまうが、科学的にもあながち誤ってはいないのかもしれない。
これは、地震が起こる前のほんのわずかな環境の変化に、エコーロケーションの機能が阻害されて座礁してしまう、という理屈である。
昔から言い伝えのように、「地震の前にはネズミやナマズが異常行動を起こす」といわれてきたが、クジラのケースもこれに似ているのかもしれない。
どこまで科学的に解明されているかはわからないので、「クジラが座礁すれば絶対に地震が起こる」などと言うことはできない。ただ、異常な事態であることには間違いがないので、何かが起こるかもしれない、と備えをとることは賢明な策ではないだろうか
「集団座礁(マス・ストランディング)」とは、何らかの理由によって大量のクジラやイルカなどが砂浜や浅瀬などに乗り上げてしまい、自力では脱出することができない状態に陥ってしまうという現象のことである。
クジラの座礁は、大地震の前兆?「集団座礁」とは? | ザ・オカルトサイト
この集団座礁の発生については世界各国の多くの国々にて報告されているものの、その具体的な原因については未だにわかってはいない。そのため、2011年3月11日に日本の太平洋三陸沖を震源として、マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生した際、その約1週間前である同年の3月4日には、茨城県の鹿嶋市にある下津海岸にて52頭ものイルカが集団座礁していたことが判明していることなどから、現在では「クジラやイルカの集団座礁は、大地震の前兆なのではないか」とも囁かれている。
この集団座礁の発生については世界各国の多くの国々にて報告されているものの、その具体的な原因については未だにわかってはいない。
一部の種類のクジラやイルカなどは「反響定位(エコロケーション)」という自らの発した音波の反響を利用し、周囲の物体との距離感や位置関係などを把握するための能力を持っていることが知られている。そのため、この能力が海中で発生した何らかの異変などによって狂ってしまい、結果として海浜に乗り上げてしまうものと推測されている。
2011年3月11日に日本の太平洋三陸沖を震源として、マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生した際、その約1週間前である同年の3月4日には、茨城県の鹿嶋市にある下津海岸にて52頭ものイルカの一種「カズハゴンドウ」が集団座礁していたことが判明している
現在では集団座礁と地震の関係性を疑う者が多く存在しており、日本国内では「クジラやイルカの集団座礁は、大地震の前兆なのではないか」とも囁かれている。
「集団座礁」の原因としては、下記のような意見が挙げられている。
クジラやイルカなどは常に群れを形成して行動しているため、小魚の群れを追いかけている際などに誤って浅瀬へと迷い込み、そのまま波に押し戻されているうちに潮が引いてしまい、集団で海浜に乗り上げてしまうのではないか
クジラやイルカなどの群れには、基本的にはリーダーが存在しているが、そのリーダーが寄生虫などの影響を受けてエコロケーションの能力が正常に働かなくなり、自らの群れを浅瀬などの場所へと誤って誘導してしまうのではないか
地球の表面を覆っている、大きな岩盤「プレート」の活動によって生じた大きな音波の影響などにより、クジラやイルカなどが混乱し、エコロケーションの能力が正常に働かずに浅瀬へと迷い込んでしまうのではないか
現在、この「集団座礁」の原因としては、主に潜水艦などが搭載している、「ソナー」という装置の影響によるものが大きいとする見方がもっとも一般的である。
クジラの座礁は、大地震の前兆?「集団座礁」とは? | ザ・オカルトサイト
「ソナー」とは、海中を伝播する音波を用いて周囲の物体を捜索・探知・測距するための装置のことである。つまり、ソナーが発する強力な音波により、クジラやイルカなどが持つエコロケーションの能力が正常に働かなくなり、周囲の物体との距離感を誤って認識してしまい、結果的には群れを成したまま一斉に浅瀬へと乗り上げてしまうのである。しかし、過去に集団座礁の報告が寄せられた際、その海域では潜水艦が活動していなかったというケースも確認されており、一概に全ての原因がソナーにあるとは言えるものではなく、その原因は完全には解明されてはいないというのが現状である。
この集団座礁と地震の関係性については、科学的な根拠や統計的なデータなどは一切確認されておらず、その関係性などは特に存在しないものと考えられている。
水産資源の適切な管理・利用を目的としてクジラやイルカなどの生態の調査を行っている、「日本鯨類研究所」が公表しているデータによれば、この集団座礁は日本周辺では数ヶ月に1回という高い頻度で発生しているにも関わらず、それに関連するような大きな地震は全く確認されてはいない。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の約1週間前である、同年の3月4日に茨城県の鹿嶋市にある下津海岸にてイルカの集団座礁が発生していたことについては、ただの偶然である可能性が高い。
日本では、古くから「ナマズが暴れると地震が起こる」、「リュウグウノツカイが漂着すると、大きな災害が起こる」などの俗説が存在しており、無意識のうちに水中で暮らす生物と地震との間に何らかの関係性があるものと疑ってしまう傾向があるということも考えられる。
この集団座礁という現象と地震という自然災害との間に、何らかの関係性が存在しているかのように見えてしまう原因
我々が無意識のうちに「地震が起きた」という結果から、「地震前の異常な現象」として集団座礁という要因を探し出し、そこに特別な関係性が存在するものと思い込みやすいためだと考えられる。
現在、世界各国の多くの国々では、この集団座礁という現象と地震という自然災害との間に何らかの関係性が存在するものと推測している専門家はとても少ない。
クジラの座礁は、大地震の前兆?「集団座礁」とは? | ザ・オカルトサイト
この集団座礁と地震との間に関係性を見出そうとする姿勢には、「地震大国」として知られる日本特有の地震に対して敏感な傾向が表れているのかもしれない。