第二次世界大戦末期にメッサーシュミット社が開発したドイツ空軍のジェット戦闘機・爆撃機
愛称は「シュヴァルベ」(Schwalbe、ツバメ)
◆ 概要
開発:メッサーシュミット社
初飛行:1942年4月
運用開始:1944年6月
最高速度:900km/h
航続距離:1,050km
実用上昇限度:11,450m
エンジン:ユンカース Jumo004 ターボジェット、2基
武装:30mm機関砲、4門
乗員:1名(夜間戦闘機型:2名、後部座席にレーダー操作員が搭乗)
コックピット
飛行用計器はパネルの左側にオフセットされ、右側にユモ004のエンジン計器が並んでいる。その上部にあるレールに機関砲用の光学照準器が取り付けられている。
計器版の下には左右に一つずつラダーペダルが見える。
ユンカース Jumo004 ターボジェットエンジン
Me262やアラドAr243ジェット爆撃機/偵察機に使用された。
撃墜されたMe262、P51マスタングのガンカメラが捉えた画像
パイロットが脱出した後でキャノピーは吹き飛ばされてなくなっている。
初めて連合軍が手に入れたMe262の機体。
1945年3月31日にドイツ軍テストパイロットの亡命によってもたらされ、調査のためアメリカへ送られた。
試作機のシルエット
引き込み式の尾輪を採用していたが、量産型は前輪式に改められた。
V3(試作3号機)
尾輪式なので地上姿勢が量産型とは異なる。
MK214搭載機のスケールモデル
MK214A 50mm機関砲は、ラインメタル社の5cm Pak38対戦車砲をもとにモーゼル社が開発した。
A-1a/U4
アメリカ軍がアウグスブルクの工場で鹵獲した機体
B-1a/U1
機首にネプチューンレーダーを装備した夜間戦闘機型
この機体はシュレースヴィヒでRAFにより鹵獲され調査のためイギリスへ送られた。
ミュンヘンにあるドイツ博物館の公式サイト
Royal Airforce Museumはロンドンとコスフォードの二か所にあります。コスフォード館はイギリス中部の都市バーミンガムからおよそ40km北西にあるコスフォード航空技術大学(旧コスフォード空軍基地)内にあります。
B-1A/U1、国立軍事歴史博物館、南アフリカ
夜間戦闘機型
Avia S-92、Kbleyプラハ航空博物館、プラハ、チェコ
チェコが製造した機体
第二次世界大戦終結後もチェコではMe262の生産が続けられた。1947年にS-92によるチェコスロバキア空軍初のジェット戦闘機部隊が編成され、1951年まで運用された。
HGⅢ スケールモデル、技術博物館、シュパイアー、ドイツ
この機体は高速化のため主翼を45度の後退角を持つ後退翼へと変更。エンジンの取り付けはポッド式ではなく主翼付け根へ一体化するように変更されている。ブレンデッドウイングボディー機の走りかもしれない。
もともとMe262の主翼は緩い後退角がつけられているがこれは設計時の制約のためで、高速を意図してのものではなかった。
A-1c(レプリカ)、ベルリンエアショー、2006年
メッサーシュミット社から「A-1c」という記号を与えられている飛行可能なレプリカが他社から販売されている。
A-1c(レプリカ)
ジェットエンジンは、ゼネラルエレクトリック CJ610
◆ Me262も展示されている、チェコ・プラハ航空博物館の画像
Me262の画像まとめからはずれてしまいますが、チェコ共和国の首都プラハにあるプラハ航空博物館の写真を紹介したいと思います。
プラハ航空博物館
プラハ軍事歴史協会の公式サイト
協会の一部門として航空博物館があります。
その他には、陸軍博物館、軍事技術博物館があるようです。
航空博物館内部
巡航ミサイルやドローンなども展示されているようです。
Avia S-92、チェコが製造したMe262さきほどの写真とは別の角度から
Me262のエンジンは当初の計画ではユンカース社製のユモではなくBMW003ターボジェットを搭載する予定でした。手前はBMWのバイクでしょうか?
かなり見応えのある航空博物館のようです。プラハで時間のとれる方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか。






















































































