そもそもパイナップルって??
パイナップルは、熱帯アメリカ原産のパイナップル科の多年草。単にパインと略して呼ばれることもあるほか、和名は鳳梨(ほうり)である。また、果実だけをパイナップルと呼び、植物としてはアナナスと呼ぶこともある。
「パイナップル」 という名前は、本来は松 (pine) の果実 (apple)、すなわち「松かさ」(松ぼっくり)を指すものであったが、これが18世紀ごろに似た外見をもつ本種の果実に転用され今に至る。
パイナップル – Wikipedia
原産地はどこ?
原産地はブラジル、パラナ川とパラグアイ川の流域地方であり、この地でトゥピ語族のグアラニー語を用いる先住民により、果物として栽培化されたものである。
パイナップル – Wikipedia
上記にも熱帯アメリカ原産と書いてありますね。
なんで高級品だったの?
ヨーロッパでは、天気・気候の関係で、栽培は当時は無理です。
カリブ海からの旅路は容易なものでなく、パイナップルの積み荷は暑さや湿気で腐ってしまうことも多くあり、完璧な状態で持ち運ぶことはほとんど困難とさえ言われていました。これがさらに値段を跳ね上げたわけです。
昔は、パイナップルは超超超高級品?!【王女様御用達の食材】 – しぇあ・ざ・わ〜るど
ヨーロッパは熱帯と呼ばれる地域と比べ寒冷なので当初育てることが出来なかったですが、後に貴族や王族、富裕層が温室で栽培をするようにもなっています。
しかし栽培コストの関係で高級品には変わりがなかったようです。
とうとうこのように呼ばれた
めずらしさと栽培の難しさから「王の果実」とも言われた
パイナップルの歴史 (「食」の図書館) | カオリ オコナー, Kaori O’Connor, 大久保 庸子 |本 | 通販 | Amazon
じゃあどうして今はお手頃価格なの?
東南アジア諸国への植民地化も進んでゆくわけですが、
当然、天然のパイナップル栽培に挑むわけで、そこに植え付けるわけです。
そうすると、フィリピンでも、マレーシアでも、インドネシアでも育つことがわかる!
結果的に、地球上のパイナップルの供給の数は爆発的に伸び、
相対的に、価値が下がりました。
昔は、パイナップルは超超超高級品?!【王女様御用達の食材】 – しぇあ・ざ・わ〜るど
こういう事情があったんですね。