恐怖…田舎にまつわる怖い話~随時更新~

mokabi

【田舎の怖い話】田んぼの神様

オレは学生なのにいつも深夜3時ぐらいまで2chをして、それから風呂へ入り4時ぐらいに寝るという生活を送ってきた。

その日も風呂から上がり寝床についた。ふと自分の部屋の時計をみると深夜の3時49分だった。

それから寝ようとしてまぶたを閉じたが全然ねむれない。眠れないので水を飲みに行こうと思い、まぶたを開けてベッドから起きあがろうとしたが、まぶたが開かない。体が全然動かない。

オレは金縛り初体験だったので「金縛りきたーっ!」と思い少しうれしかった。体が動かないしまぶたも開かないので寝ようとしたが全然眠れない。

そのうち暑苦しくなり最初は「金縛りキターーっ!」と思ってた俺も、これはマジでやばいんじゃねかとと思ってきた。

しばらくするとものすごい力で両腕が誰かにつかまれてひっぱられる感覚におそわれた。すると、ひっぱられてるほうから『私は誰でしょう?』と子供の声が問いかけてきた。

オレは混乱していて、おやじは福岡に単身赴任しているのに「親父か?」と子供の声に答えた。しかし子供の声は帰ってこず、混乱しているオレは「親父だろ、悪い冗談よしてくれよ」といった。

すると突然とても低くて不気味な声が「ちがうよ」といい、オレの体はベッドかれひきずりおろされる感覚におそわれた。

そこでまぶたが開いた、すると両腕が誰かにつかまれてひっぱられる感覚や、ベッドかれひきずりおろされる感覚がなくなった。

オレは夢をみていたのかと思いふとベッドの近くにある窓をみると6,7歳ぐらいの子供がこっちをにらみつけている。

オレは顔面蒼白になり電気をつけようとしたが体が動かない、「でていけ」と言おうとしたけど声が出せない。それでも何とか声をだそうとがんばっていると、わずかにかすれ声がでてくるようになった。

オレは最後の力を振り絞って「でていけ」と子供に言うと、体が突然動くようになった。速攻で電気をつけて窓を見ると子供は消えていた。

後日談
このことを家族に話してみると父方のお婆ちゃんの話が聞けた。その話では、子供の正体は田んぼの神様らしい。

オレのすんでる所はド田舎(実際オレの家から田んぼがいくつもみえる)で農家が多く、豊作を願ってたてられた田の神の像がいくつもある。

オレの家の超近く(歩いて20秒くらい)にもあるんだけど、道路工事で工事会社がその田の神様の像をこわしたらしい。

それでその祟りが一番象に近いオレの家にきたということだそうだ。

最後に、汚くて読みずらい長文スマソ。
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【田舎の怖い話】肝試しの誘い

今から20年近く前、小学生の時に田舎に預けられた時の話。

従姉妹と一緒に本家・母屋で祖父・祖母と5人で1ヶ月近く過ごしていて、毎朝のラジオ体操が楽しかったが、それ以外には畑仕事を手伝う程度しかする事もなく、先祖の墓そうじさえ楽しかった。

ある日、3つ&1つ上の従姉妹達と、仲良くなった地元の子と田舎の小学校でかくれんぼをしてた時。

一緒に隠れた地元の子に連れられて校舎の中に入って音楽室に隠れた時に聞いた話で、校舎の裏山の中腹にあるお社で毎年肝試しをしているとのこと(それもちょうど当日)

かくれんぼの後、従姉妹と一緒に参加したいとお願いして帰宅し祖父・祖母に参加していいか聞いたら祖父・祖母が怒った怒った。

十年程前に肝試しで女の子が1人行方不明になり、山狩りをしたが結局見つからず、結局半年ほどして少し離れた沢で半分白骨化して見つかったと。

それ以降地元の者で肝試しを行う事は禁忌(きんき)とされていた。

誰もしないはずなのに、どこの誰に誘われたか!?と烈火のごとく怒られ、半べそで教えてくれた子の特徴を言ったら、祖父祖母とも顔面蒼白…

当時犠牲になった子の家は、事件の翌年に地元部落から出て行き消息不明で、なおかつ地元小学校はとっくに閉鎖。

その話の次の日に従姉妹と一緒に行ったら、とても子供が立ち入れる状態じゃないほど草木ぼうぼう・荒れ果ててました…

今日たまたま約15年ぶりに従姉妹と会い、話をしてて思い出し記念書き込み。ちなみにぐぐると校舎があった場所は森になってた。
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【くだん】箱の中に入っていたのは猿の赤ん坊のミイラだった

もう20年くらい前になるかな。

ある日実家の父から電話があった。先日祖父の法要で田舎(父の実家ね)に帰ったとき、仏間で面白いものを見つけたから見に来いという。

実家まで車で30分ばかりだし、俺はさっそく行ってみた。

父は他の家族の目をはばかるように俺を手招きすると奥へ向かった。そして卓の前に座ると古そうな木の箱をとりだした。

そしてアゴをしゃくって開けて見ろという動作をした。俺はよく要領を得ないままフタをとった。

正直それを見た第一印象はウェッ、なんだこれといった感じだった。

わたの敷かれた箱の中に入っていたのは、体長20㎝程の猿の赤ん坊?のミイラだった。すでに目玉も鼻もなく。ぽっかりと穴が開いてるだけ。

剥き出しだ口にはギザギザと小粒な歯が生えているので、かろうじて人間とは違うなと思う。ただ猿とも少し違うような。

何コレ?俺は父にたずねた。父はニヤニヤしながらワカランと首を振った。

祖父の部屋には昔からおかしなものがけっこうあったそうで、なんぞ面白いものでもないかとあさっている内に、天袋の中から見つけたそうである。それを黙って持ち出してきたらしい。

俺も父もこういった珍品は大好きだったが、それにしてもこれはあまりに薄気味悪くまがまがしかった。

箱の面には何か札のようなものが貼ってあったが、文字はもうかすれていて読めなかった。

その日はそこそこいて帰ったが、翌日から俺は体調を崩した。熱があると言うわけでもないのに体が重く、体が火照った。何をするのもおっくうだった。

仕事も休んで部屋でゴロゴロしていた。翌日も休む。そこへ実家の父から電話が掛かってきた。

お前体に異変はないか、とたずねてくる。ヒドくダルそうな声だった。俺が状況を説明をすると父も同じ状態らしい。俺の頭にあのミイラの姿がよぎる。

そんな状態がダラダラと幾日か続いた後、再び父から電話がある。父の所に叔父(父兄弟の長兄)から電話があったそうだ。

あのミイラを持ち出したことかバレた。電話口で鼓膜が破れるほど怒鳴られたそうである。すぐにあれを持って戻ってこいと言う。あれを見た俺も一緒に。

俺と父は重い体を引きずって姉の運転する車で父の郷里にむかった。

到着すると俺達は再び叔父に散々小言を言われた後、今度は叔父の運転する車で檀家になっている菩提寺(ぼだいじ)へむかった。叔父はあの箱を脇に抱えていた。

車中父はあのミイラの事をたずねた、アレはいったい何なのですかと。叔父はぶっきらぼうに、あれは、くだん、だと答えた。くだんってあの生まれてすぐ予言をして死んでいく牛の妖怪か?

何でも数代も前のこの家の当主の嫁が産んだと伝えられているらしい。病死なのか、あまりにみにくいので間引いたのかはわからないと言った。

また嫁もその子を産んだときに死んだとも伝えられている。ずいぶんと昔の話らしいが、これから行く寺の記録に数行だか残っているらしい。

その後箱と俺と父は寺で経を上げてもらった。

つまりあれは人間ということになる。件(くだん)としたのは人と明言するのを避けたかったからではないのか。

そしてアレは絶対に持ち出してはならないもので、毎年決まった日に菩提寺で経を上げてもらうそうだ。ちょうど数日前がその日だったが見つからない。もしやと思って父に電話したそうだ。

叔父が言うには、オマエらのおかげで経をあげてもらえず、件が祟ったのだと言う。あのまま放っておけば二人とも死んでいたぞ、とも。
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【海にまつわる怖い話】ふだらく様

自分は子どもの頃から大学に入るまでずっと浜で育ったんだけど、海辺ならではの不思議な話がいろいろあった。

自分の家はその界隈で一件だけ漁師ではなく、親父は市役所の勤め人。

砂浜があって国道がありその後ろはすぐ山になっていて、その山の斜面にぽつんぽつんと家が建っていて、浜に漁のための小屋があるようなところ。

自分が小学校の頃までは8月の最初の週、7日の日までは漁師は漁に出ちゃいけないことになっていて、特に7日の晩から朝までは子どもは家の外へも出ちゃいけないことになってた。

何でも沖に「ふだらく様」の舟が来て外に出ている子どもは引かれてしまうらしい。こういうのは神隠しとか普通は女の子が危ないんじゃないかと思うけど、特に本家筋の跡取りの男の子なんかが危ないという話だった。

大人達は集落の公民館に集まって朝まで酒飲むし、漁師だからケンカもする。

夏休み中の子どもは家でおはぎを食べて早く寝るという日なんだ。ただそんな日でも国道は少ないながらもときたまは車が通ってるわけだし、世の中が合理的になったのか自分が中学校になる頃には行われなくなった。

それでもやっぱり8月7日前後は海で遊んじゃいけないとは言われてたんだけど、中学校2年の8月6日の日の朝、浜に出て水死体を発見した。

岩場になってるところを歩いていて外国のブイなんかの漂着物を探していたら、海中2mくらいのとこに人のお尻が見える。あわてて大人を呼んで、引き上げられたのは近くに帰省してた大学生だった。

波で海パンが脱げて頭を下にして沈んでた。その前日の午後には亡くなってたのだろう、と来た警察の人が言っていた。

自分が、まだ当時健在だった爺ちゃんに「ふだらく様」と水死した人は何か関係があるのか聞くと、

「関係あるかもしれないね、ふだらく様は男が好きだから」

という話。

その出来事で自分は子どもながらもすごくショックを受けたんだけど、次の日が8月7日で本来の忌み(いみ)日。

ちょうどテレビで怪談特集なんかやってて、自分は見ないで早く寝た。けど早く寝すぎて夜中の2時過ぎ頃トイレに起きてしまった。その頃は実家も改築する前で、家の外にボットン便所がある状態。

トイレは山側なので浜を見ることはないけど、まだ暗い夏の闇の中を裏戸から出て歩いていると沖の方からドン・ドンと太鼓を叩くような音がかすかに聞こえてくる。

自分はその時「これは、ふだらく様だから見にいっちゃいけない」と思った。

思ったけど自分は馬鹿だから見に行ってしまったんだよ。そしたら国道をはさんで沖の方に板屋根のついた昔の小さな舟が浮かんでいる。距離感がよくわからない。

本来沖は真っ暗で見えるはずがないんだけど、赤い光がその舟を包んだようになってて見えるんだな。

沖は波が荒いのか舟は上下に浮き沈みしてて、よく見ると舟には何本か鳥居がついている。太鼓の音も小さく聞こえていて、自分を呼んでいるような気がする。

しばらく見てるうちにぼうっとしてきて浜の方に歩き出そうとした。そのとき国道を大きな音をたてて大型トラックが通って目が覚めたようになった。

もう一度見たら沖の舟は消えていた。
まあそれだけの話。怖くなくてすまん。
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【和風怪談】曰くつきの日本人形※長文

最近なぜか思い出される子供の頃の不思議な体験。

自分が物心ついてから中学生の頃まで、お盆と正月は父方の実家に寄り、そこで2~3日過ごして帰るのが毎年の行事だった。

父の実家は山梨の田舎にあり、自営業を営んでいて、母屋と離れがある。

自分たちは離れで寝泊まりするんだが、その部屋に長方形のガラスケースに入れられた日本人形があった。

おかっぱで赤い着物を着た、50cm~80cmくらいのもの。子供の自分には結構大きく見えた。

それまでなかったのに、突然その年から部屋に置いてあった。見るなり早々、親に気持ち悪い、と言ったのを覚えている。

人形は少し口を開いていて小さな歯があった。元々あるものなんだろうか。笑っているのか怒っているのか分からない何とも言えない顔をしていた。

親も気持ち悪がっていたと思うが、口には出さなかった。

次の日の昼間、離れで一人ごろごろしていると後ろから物凄い視線。振り返ると目線の先にあの人形。気持ち悪いのでガラスケースごと90度回して横向きにしてからまたごろごろしていた。

その内寝いってしまい夢を見た。夢の中で自分は大人の男になっていた。大人の足と目線でどこまでも続く一本道に立っていた。両側は坂になっている。

街灯も何もないのに道だけが光っている。そこを江戸時代の百姓(ひゃくしょう)みたいなボロを着て、ふらふら歩いてる。意思に反して足がもつれ、道から外れ真っ暗な坂を転げ落ちる。

雑草が生い茂る土手の段差のようなところでとまって、身体がぴくりとも動かない。自分は死んだんだ、と思った。

ふいにお経が聞こえてきた。上の道から誰かが自分のためにお経をあげてくれている。

なんだか嬉しかった。一人ぼっちで死ぬのは寂しいから。そう思うと、自分が、死んだ大人を見下ろす視点に変わっていた。知らない人だった。その人は髪もまばらで口を開けて目をむいて、確実に死んでいた。

そこで目が覚めた。

寝汗をびっしょりかいてた。変な夢を見たな、と思い、寝返りを打つと人形がこちらを向いていた。ちょっと笑っていたように見えた。ガラスケースは90度回したままだった。触るのが嫌だったのでそのままにしておいた。

次の年、人形はまた離れに置かれていた。明らかに伸びている、髪が。

肩に髪がつきかけている。人形の髪が伸びるのは普通のことらしいが、自分には気持ち悪かった。伸びてるなぁと楽しそうに親父が言ったのを覚えている。

その年、伯母さんにそれとなく聞いてみた。なんなのあの人形と。返ってきた答えが

「あー、あれなー。悪いことしてねぇけ?」

その時点で聞くのをやめた。大丈夫、と答えるだけ。

その夜、親戚皆でスイカを食べながら花火をした。花火の最中にもう一人の伯母(基本一人暮らしでお盆の時だけ帰ってくる)が

「〇〇ちゃん(自分)の後ろにAさんがいるよ、来てくれたんかねぇ」

とぼそっと言った。伯母と親父、顔が固まってた。まぁお盆だしな、と親父が明るく言うと、皆が笑った。

後で知ったがAさんは曾爺さんのことだった。当時家は相当金持ちだったらしいが女癖が悪く家庭をかえりみない曾爺さんに、たまりかねた曾婆ちゃんと爺さんが、夜逃げのように家を飛び出し、そのまま絶縁。

その後曾爺さんは湯水のように金を使って放蕩(ほうとう)の最後にのたれ死んだらしい。そして自分が見た写真のAさんは、夢で見た「死んだ大人」だった。

次の年、人形がなくなってた。変な視線も感じなくなり恐怖感も薄れたので、また伯母さんに聞いてみた。

「あの人形どこ行ったの?」

「悪いことするから、神社に持ってった」

そんなに不思議には思わなかった。

「悪いことってなに?」

「ほらケース入れてたじゃん、あれ勝手に出て夜中歩き回るようになっちゃってさ。まぁそれだけならいいんだけどね、夜中に〇〇(従兄)が転んで足痛めちゃったから」

話を要約すると、朝になると人形がケースから出て別の場所で見つかることが多々あった。そのたび戻してたんだが、誰も心当たりがない。

鍵をかけたはずなのに、その鍵が壊れてスカスカになってる。なんなんだろうね、と話してた頃、従兄が見てしまった。

当時高校生の従兄が、夜中目が覚めてトイレで用を足してると、廊下から微かに音がする。なんだろうと思って水を流してトイレの扉を出た瞬間、いきなりズボンのすそが突っ張って前につんのめった。

何かにひっかけたか、と思って見ると、横から人形が手を伸ばしてすそを引っ張ってる。

従兄いわく、笑ってて声まで聞こえた。女の子の声じゃなかった。太いけど、男と女の中間みたいな声。

その時点で従兄びびって気絶。朝起きると倒れている従兄と足に重なる人形発見、従兄は足をひねって痛めた。こりゃいかん、ということで神社に預けた、という流れ。

もっと早くそうすりゃよかったんだが、お婆ちゃんが大事にしていたから持っていくのは気が引けたんだとか。

自分は疑問に思った。どこで買ったのか?いや買ってないと。もらってきたんだと。

どこから?お婆ちゃんの友達から。その友達はもう亡くなっている。というか、亡くなるまで抱いて大事にしてた人形を、友達の要望(遺言?)で形見としてもらってきた。

その友達は人形に着物を作ってあげた。何のために?それは分からない。でもその人形は元々友達のものでもないらしい、その友達も誰かからもらってきて着物を作るように頼まれた。

誰にもらったか、どこで売ってたのか?それ以上のことは分からない。

当時子供の自分にとって、ほんのり怖かった話です。
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林間学校のときに見た幽霊

嫁が通ってた小学校であったという話。

そこでは6年生が林間学校と称し、観光地とは程遠いド田舎に行かされる。その日の日程では、昼間は登山、夜はお約束の肝試しが組まれていた。

小学生が教師に連れられ山を登っていると、道のわきにある岩に一人の老人が座っている。体は道の反対を向き、顔だけを道の方に向けて、ニコニコと子供達を見つめている。

その笑顔は翁(おきな)の能面に似ていて、とても優しそうだった。礼儀正しい生徒がその横を通り抜ける際、

「こんにちは。」

とあいさつしたが、老人は返事せずただニコニコしてるだけ。

いぶかしく思ってよく見ると、老人の脚が膝下までしかはっきり見えないことに気づく。その先はぼやけており、向こう側の景色が透けて見えた。

だが昼間であるし、周りに級友もたくさんいたことから、気がついた数人の生徒は口をつぐみ、あるいは気のせいだと自分を納得させ、その時は大きな混乱にならなかったという。

そして夜。肝試しと言っても小学生の事だから大したものは行わず、先生に連れられて宿舎周辺の暗い道を散歩する程度のものだった。

それでも都会とは違い、伸ばした手の先も見えないほどの暗闇に、生徒達は十分怖がっていた。

一通りめぐって宿舎まであと少しという頃、畑の向こうの方にぼんやりと光っている何かが見える。

「あれなんだろうね?」

と皆で首をかしげて見つめていると、その光がゆっくりとした平行移動で滑るように近づいてくる。ある程度まで距離が縮んだ時、誰かが叫んだ。

「さっきのお爺さんだ!」

先ほどの老人がぼうっとした光を放ちながら、透けた脚を動かすことなく、文字通り滑るようにすーっとこちらに来るのだ。顔には相変わらず笑顔を浮かべたままで。

何とか全員無事に宿舎に逃げ帰れたが、生徒達の動揺は収まらず、翌日先生たちはお寺に相談して、お祓いをしてもらったという。

宿舎で生徒達の食事を作ってくれる地元のおばさん達は、この爺さんの特徴を聞くや口をそろえてこう言った。

「それは、山田さん(仮)のお爺さんじゃないか!」

山田さんというのは近所でも有名な孫思いの爺さんだったが、大事な孫が不幸にも幼くして亡くなって以来、気が触れてしまったそうだ。小さな子供を見かけると、

「〇〇(孫の名前)や、こんな所にいたのかい。」

と言って、勝手に自分の家に連れ帰ってしまう事が何度もあった。

だが子供にケガをさせるわけでもなく、もとは温厚な性格だった爺さんを皆があわれんでいたため、警察沙汰になったことはなかったという。

「自身が死んでなお、孫の死をいたんでいるのかね。」

と言って涙ぐむおばさん達。

これ以降、林間学校での肝試しは絶対禁止になったらしい。

俺は「悪霊ってわけでもなさそうなのに禁止なんて、少しおおげさじゃない?」と思ったが、それには理由があるらしい。

生徒全員宿舎に入ったことを確認するため最後まで外に残った先生方は、近づいてきた老人をかなり間近で見たそうだ。その先生方が言うことには、

「生徒達は皆優しそうな笑顔だったって言うけど、私たち教師には怒り狂った表情に見えたんですよね。」

一体どっちがお爺さんの本心なんだろう?と、その小学校では今でも有名な話らしい。
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【怖い体験】自転車で旅に出かけたんだ。

怖いというか不思議な体験をしたことがあるんだけど、ここに書こうかどうしようか悩んだけど匿名掲示板だし書いてみようと思う。

昔、一時期ハチ族とかいって自転車やバイクで日本中を旅をするのが流行った時があって楽しそうだったんで、私もやってみようと思って1人でぶらりと自転車で旅に出かけたんだ。

2日目に近くのキャンプ場を探したんだけどなかったんで、公民館とか解放してるとことかあったし、地元の人に

「ここら辺に泊まれるところないですか」

って聞いたんですよ。

こっちにありますよ。言われて付いて行ったんですよ。

向こうは徒歩だったこともありこっちも自転車を押して付いてったんです。山の方に。

まぁたいがいキャンプ場って山にあるんで、全く信用して付いてったんですよ。街灯も少なくなって、最後は真っ暗。

途中から、おかしいなぁって思い始めたんで、約10mぐらい後ろを付いて行ったんです。この人が強盗だったら困るから。

するとね、向こうが止まったんですよ。こっち見て。「早くこいよ!」ってことかと思って行こうとしたら、突然後ろから腕を引っ張られたんですよ。ほんと突然。

「えっ!」びっくりして、後ろ見たら誰もいない。前を見たら、さっきの人もいない。

で、よく周りを見たらそこは沼だったんですよ。大きな沼。さっきの人はちょうど沼の中央に立ってた計算になる。

あれってなんだったんだろう?今でもわかりません。
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【謎】弟がいたという記憶があるんだが…

突然だけど、俺には古い断片的な記憶がある。おそらくだけど、俺には昔弟がいた。それは間違いないと思う。

母方の実家(茨城の糞ド田舎)の目と鼻の先には山があって、その山の入口には赤い鳥居があった。家の窓からでもその鳥居が見えるほどの位置だ。

ある日、4歳の俺は弟と一緒にその鳥居の柱の周りをぐるぐる回って遊んでた。ふと気付くと、5~6秒前まで一緒にぐるぐる回ってた弟がこつ然と姿を消してた。

せいぜい太さの直径が60cmぐらいの細い柱の周りを回ってたぐらいで、弟を見失うわけがない。

弟が消えたことを俺は家に戻って母親と婆さんに話した。ここからの記憶があいまいなんだが、母親と婆さんは大人スマイルで笑うだけで、なぜだかてきとうにあしらわれてしまった。

でも今でも俺の身体には本能的に「弟がいた」という確かなものだけは残ってる。

よく「子供の頃の思い込み」って話もきくけど、不可解な点はいくつもある。

例えば、母親と婆さんに「弟が消えた」と話した深夜のことだが、母親は弟のミニタオル(くまの絵柄)を握りながら泣いてたし、実家から自宅に戻ってきた何日間かは母親と父親の間で変な空気がずっと流れてた。

他にも、俺に聞こえないようなヒソヒソ声で、両親が弟のことを話しているのも聞いた。

そして、弟が消えてから不思議な体験も何度かした。上でも言ったが、婆さんの家の窓からでもその鳥居は見える位置にある。

昼間、鳥居の柱の後ろから白い布みたいなのがヒラヒラしてるのを2~3度見たし、夜にも(暗くてよく見えなかったが)誰かが鳥居の柱の後ろからひょこっと出てきて、すぐに引っ込むのも見てる。

あれから30年近くたった。ここ5年ぐらい、俺は両親とまったく会ってない(ちょっと家庭のいざこざがあった)ので、確かめようがないが、あの赤い鳥居で弟を必死に探した記憶だけは確かにある。

ちなみに俺は霊感皆無。統合失調症ではないし、それ以外の精神疾患もちでもないと思う。

で相談っていうのが、この現象を説明できるひといる?何でもいいので何か心あたりがあれば教えて。
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【山形県】くねくねのようなものを見たことがある

最近くねくねをしったのだが、似たようなものを見たことがあったのでひとつ。

数年前、山形県の庄内(しょうない)地方を一人でドライブした時の話。

10月下旬頃の夕暮れ時のこと。海岸沿いのドライブインに入り、日没を見ながら休憩していてら変なモノを見た。

離れたところの岩場の先端に、なにやら人影のようなものが見えた。釣り人だろうかと思ったが、どうも様子がおかしい。

目を凝らしてみると、なにかずっと動き続けているようだった。オレの知っているものに例えると、阿波踊りが一番近かったように思う。

両手を上に上げて、ゆらゆらとゆれ動いているように見えた。ただ、リズムは一定ではなく不規則で、見ていて不安を呼び起こされるような、そんな動きだった。

近づいて確かめてみようかと思ったが、岩場への降り口が見つけられず、そうしているうちにあたりはどんどん暗くなってしまい、その人影のようなものも、見えなくなってしまった。

すっきりとしないままその場を後にし、以来その場所を訪れる機会もなかったためあれがなんだったのか、見間違いなどではなかったのかなど、確かめられずにいたが、最近、近い印象のものに行き当たった。

「くねくね」だ。季節は晩秋で、場所も海辺だが、水辺ではある。

もしあの時が日没時ではなく、あれをじっくりと確認できていたら、あるいは今こうしてはいられなかったかも知れない。
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【北海道の怖い話】テントに近づいてくる気配

昔、自転車で旅してた時の話。

これは親しい人には結構話したので、ここ見てる人がいると特定されるなw

まあ、それはさておき。

稚内(わっかない)の南西に旅人には有名な「サロベツ原野」というまさに何もない原野があるんだけど、一番北に「抜海(ばっかい)」という町がある。

で、その日はその少し手前でテントを張ることにした。

どこであろうと勝手にテントを張るのはホントはいけないけど、その日数十km走った素晴らしいサロベツ原野の余韻に浸りたかったので、人の来ない場所がいいと思い、原野にこっそりテントを張った。

で、暗くなると何も見えないし、明るいうちにレトルトとかで適当に飯を済ませて、旅の記録をつけたらさっさと寝た。

かなり早くに寝たので、夜中に目が覚めた。寝る前には吹いていなかった強い風の音を聞きながらぼけーっとしていると、テントの外から何か風とは別の音がする。何かひきずっているような音。

(うわ、熊か?!)と思って恐る恐るテントのファスナーを少しあけて外を覗いてみた。

外は雲が速く流れているが、少し月が出ているので真っ暗ではなかった。

目をこらして見ると、30mくらい?先で小柄な女性くらいの大きさの何か4~5体が動いてる。一列になってゆっくりゆっくりこちらに向かってきているようだった。

外見については暗いのでよくわからなかったが、極端に猫背の人に大きなボロ布を何枚も重ねたような感じ。この布?の裾が草とこすれて音が出ているようだった。

強い風が吹いているのに、布?があまりばたついていないのが不思議だった。

見た瞬間「これはやばい!」と思ったが、目が離せない。もう心臓バクバクで死にそうだった。

枕元にあったナイフを握って、必死にナンマンダブナンマンダブと心の中でとなえまくってた。

彼らは実のところどうもテントを目指しているわけではなく、テントの斜め後方に向けて移動しているみたいだったんだけど、途中で真ん中らへんにいた奴がちょっと止まった。

で、こっちを見た(ような気がした)。すると、行列がこっちに方向転換した。この時点で距離は15mくらいになってた。

急いでのぞいてたファスナーを閉じた。そしてテントの中で滝汗かきながら中腰になり、覚悟を決めて奴らが来るのを待ち受けた。

冷静に考えると外に出た方が安全なのは明白なんだけど、テントという外と中を分ける「区切り」を放棄することを無意識に否定したんだと思う。

音がどんどん近付いてきた。緊張MAX。すると、テントの入り口から5mくらい(たぶん)のところで音が止まった。そして、テントの周りを回りはじめた。

この時に連中が何かしゃべってる(歌ってる?)ことに気がついたが、意味は分らなかった。少なくとも日本語ではなかった。

囲む気か!と思い、テントを出なかったことを後悔すると同時にもう発狂寸前になったが、テントの周りを歩いているものの距離を詰めてこない。

何周したか分らないが(たぶんせいぜい数周だろうが、極端に長く感じた)、結局テントそのものには手を出さず、元々目指していた方向にゆっくり移動していった。

俺はそのまま朝まで緊張の糸を切らさず、ひたすらに腰を浮かせながらテントの中でじっとしていたが、それ以降は何も起きなかった。

外が完全に明るくなってから外に出て周囲を見回すと、テントの正面5mくらいのところに1mくらいの木の枝が地面に突き刺さっている。

その先端には結構分厚くて粗い、麻袋のような紙とも布とも言えないものが留めてあった。

何か絵記号のようなものが描かれていたが、意味はわからなかった。単なる模様の可能性もあるが。写真に撮っておきたい衝動にかられたものの、ビビってやめた。

気味が悪いので手早く荷物をまとめて出発したが、その後現在にいたるまで不思議な現象には遭遇していない。

彼らに悪意があったのかどうかが分らないので怖い話かと言われると微妙だが、あん時はもうマジで死ぬかと思った。
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【不気味】深夜、1Fから男の声が聞こえてくる。何言ってるかはわからない

初投稿です。自分の実体験です。

今から二年前、浪人していた時の話。

高校卒業して一年間浪人する事になった。浪人しても毎日地元の友達と遊んでて、家族ブチキレ→「母方の実家でお婆ちゃんと二人で暮せ。」

こんななりゆきで婆ちゃんち(立川)で二人で暮らすことになった。

立川にいった事ある人はわかると思うんだけど、あそこって駅前は都内っぽいけど少しはずれると超田舎なんだよね。畑だったり寺だったり墓だったり。

ばあちゃん家は木造でかなり広い家で、ちなみに家の間取りを簡単に説明しておくと、

1F
リビング、キッチン、風呂、トイレ、和室、和室

2F
和室、物置

俺は2Fの和室をもらった。

話を戻して、俺が高校1年の頃にじいちゃんが亡くなって、今は婆ちゃん一人暮らしだったんだ。

つっても婆ちゃんはアルツハイマー(?っぽい薬ももらってて、一人暮らしなんてできるような状態じゃないから毎日ホームヘルパーがくる。)

で、二人暮らしが始まった初日に俺の事を孫ってわからなくなっちゃって警察騒動になりかけたり、住み始めて二週間ぐらいしていきなり、

「こんにちは、あなた誰ですか?」

とか言われたり。

ここは怖い話と関係ないんだけど、ある意味これも怖い話ってか、つらい話なんだよね。…まあこの話はどうでもいいとして。

基本的には日中は立川の代ゼミに通ってて、婆ちゃんちでは2Fの和室でずーっと勉強、飯も婆ちゃんのはヘルパーさんが作るから、別々に御飯食べてっていう感じ。

婆ちゃんには失礼な形になっちゃったんだけど、なんていうか予備校に通う宿だけ借りているような状態だったんだ。

それで、ある深夜2時すぎ。そろそろ寝ようと思ってウトウトしてたら、1Fから男の声が聞こえてくるのよ。

何言ってるかなんてまったくわからないけど、こんな時間に誰か来たのかと思って、(←死んだ爺ちゃんの兄弟が近くに住んでるから)下に降りたわけよ。

もうね、真っ暗。もともと古い家でリビングとキッチン以外の通路とかの電気の数自体が少ないんだけど、階段の電気が後ろで薄暗く光ってるのがわかる程度なのよ。

っつうかさっきの男の声は俺の聞き間違いか?って本当に疑った。元々霊なんて信じてないし、あんな事があった今でも信じてないけど。

それで、婆ちゃん寝てるみたいだし、霊いないとか思ってても真っ暗で怖いもんは怖いから早く2Fに上がって布団にもぐったわけよ。んでいつのまにか寝ちゃってて。

次の日。予備校→帰宅後勉強→風呂飯、勉強→そろそろ寝よう。

この日は眠くなっちゃって12時頃に寝ようと思って布団でごろごろしてたら、また男の声が聞こえてくるのよ。明らかに男が怒ってる。

昨日すげえ怖かったっていうのはわかってるんだけど、なぜか俺は1Fに降りたわけよ。そしたら、普通に電気がついてて婆ちゃんがテレビ見てるわけ。

婆ちゃんに

「男の声したけどテレビかな?凄い怒ってたけど。」

って聞いたの。
そしたら、

「え?そう?わかんない。」

まあぼけちゃってるからしょうがないか、程度に思って2Fに戻って布団についたんだけど、やっぱりおかしい。

だって、テレビの音だったら男以外の部分の音も聞こえてくるはずだし、第一12時すぎにでかい音量を流すはずがない、ってか降りた時もそんなにうるさくなかったし。

やばい、本当に霊なんていんのか?ここまででちょっとびびりはじめてて、一気に目が覚めちゃったのよ。

しょうがないから友達とメールでもして頭から離そうと思ってたら二時過ぎになってた。もう寝よう、と思って目を閉じてボーッとしてると、

『コツ、コツ、コツ』

階段登ってる音がするわけよ。

『コツ、コツ、コツ』

『ピタ、ピタ、ピタ』

和室の前で止まった…

俺「お婆ちゃん?」

うわー、きちゃったよ。
おいまじやめろ…

もう本当にびびってた。
心臓バックバク。

布団かぶって必死に目つぶって寝たふりしてたら、

『キーッ』

古い家の扉が開くあの高い音。

俺もう絶対死んだと思った。必死に目つぶってこらえてたんだけど、扉の開いた音がしただけで何も起こらないし別に何の声も聞こえない。

ちょっと落ち着いてからすぐに友達に電話したんだけど、まったく信じてくれなくて、笑われたんだけど、なんだかんだ電話に付き合ってくれて結局朝の五時まで電話してその日は就寝。

これがその次の日も続いたから、さすがにいくらなんでも俺の勘違いなんかじゃないと思って、伯母さんと母親に相談→塩まくのとお爺ちゃんの墓参りに行ってこいっていう事になって、その週末に伯母さんと従兄と墓参りに行ってきた。

結局墓参りに行くまでの2日間の夜も同じような現象が続いてたけど、墓参り行った日からパタっと止まった。

以上で終わりです。

お爺ちゃんの幽霊だったのかな?ってちょっと思ったりもしたんだけど、やっぱり実際にこんな事態にあっても幽霊がいるなんていうのは信じられないし、たぶん友達がこういう話してきても笑って信じないと思う。

だけど、これは紛れもなく自分が体験した出来事で、こうやって書いてみて、皆さん怖くなかったら申し訳ないんですが、やっぱり自分はその当時、むちゃくちゃ怖かったです。
【不気味】深夜、1Fから男の声が聞こえてくる。何言ってるかはわからない : パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ


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田舎の大きな家であった不思議な話

祖父母が健在だったころ、私の田舎には大きな持ち家がありました。

母屋と離れの二棟から成るその家、特に物置として放置されていた離れは当時、小学生の私にとってかっこうの遊び場所となっていました。

田舎に帰省した時には、隣の子と一緒に離れで「かくれんぼ」をするそのたびに祖母にたしなめられたものですが、その意味を深く考えることはありませんでした。

その日、途中でかくれんぼを切り上げ、外に遊びに行こうとした私と隣家の子を祖父が呼び止めました。

言いつけを聞かない悪ガキにも祖父は決して怒ることはなく、私と隣家の子にお菓子をくれ、「離れ」にまつわるちょっとした怪談を聞かせてくれました。

とりたてて怖い話ではないかもしれませんが、今日はその話について書いてみます。

その家は祖父の家系代々の持ち物で、祖父もそこで生まれ、そこで育った人でした。

家にはちょっと変わった決まり事があり、それは“離れの二階、東の部屋には入らないこと”というものでした。

理由は語らず、かたくなに忌諱(きい)する。田舎にはそういう「理由の分からない」習わしがいくつか残っていました。

そんな決まりはあるものの、家には物が多いためか離れには倉庫としての需要が多く、いつでも家の者が出入りできるようにと、鍵はわかりやすい場所に掛けてあったそうです。

「ソレ」が起こった当時、祖父は私と同じぐらいの年頃の少年でした。

家の者が出払ったある日、祖父は歳二つ上の兄と自分の友達の3人で遊び、離れで「かくれんぼ」をしました。

いんじゃん(ジャンケン)で負けた友達が鬼になり、祖父と兄が隠れる役。鬼は母屋で百を数えて、数え終わったら離れを探す。

遠く、母屋の外壁に伏せた鬼が、「いーち、にいー」と元気に読み上げる声がする。離れはどの部屋も荷物が積まれ、なかなか隠れがいのある場所が多い。

一階の奥の部屋に隠れる、と言った祖父に対し、兄は「じゃあ俺はあの部屋に隠れる」と言い出しました。

家に遊びに来ることの多い、仲良い幾人かの友達は、「離れの二階の部屋」の話を知っています。

よそ様の家で「入ってはいけない場所」は、隠れるためにこれほど都合の良い場所はないでしょう。

「それはだめだよ」とたしなめますが、体格も良くケンカの強い兄には、祖父の制止も逆効果でした。

急いで階段を上る音が聞こえ、少し間が空いて、祖父の隠れた部屋から真上にあたる「あの部屋」に踏み込む足音が聞こえました。

上の部屋、奥の方で「カタ、コトン」と少し硬い音。それは押入を開けた音か、何か荷物を動かした音か。

百を読んだ鬼が、母屋から走ってきました。はじめに土間や台所を探していたのでしょうか、しばらくしてから祖父の隠れた部屋へと踏み込んできました。

積まれた荷物のすき間に、器用に身を収めた祖父を見つけるのは難しく、鬼は「くっそー、どこだー」と言う言葉を残して部屋を後にしました。

安堵した祖父が荷物のすき間から顔を覗かせたその時、上の部屋から「ガタンッ」と言う少し大きな音がしました。

それを聞きつけた鬼は、祖父の隠れていた部屋で音がしたものと間違え、再び部屋に戻ってきました。突然の物音に呆けていた祖父は、あっけなく鬼に見つかりました。

鬼は祖父を見つけたあと、一階の残り二部屋、再び台所を探した後、二階へと向かいました。物音が気がかりな祖父は、鬼のあとについて一緒に二階へ。

どの部屋にも荷物が積まれ、鬼はその中をくまなく探しました。ですが、いずれの部屋にも、兄はいませんでした。

残った部屋は「あの部屋」だけでしたが、よそ様の家で出入りを禁じられている部屋です。強い確信を持ちながらも、鬼はその部屋の襖すら開ける気にはなれませんでした。

部屋の前から「***くん、そこに隠れてるだろ」と呼びかけるも返事はなく、目で合図を受けた祖父は、「ここに隠れてるはず」と返す。

そんなやり取りの中で、襖の向こう、部屋の中から「カタ、コトン」と硬い音がしました。その音に後押しされ、二人は襖を、勢いよく、開けました。

部屋には一つの荷物もなく、人の気配もなく、本当に何もありませんでした。奥に一つ押入があり、ためらいがちに部屋に踏み入った二人は押入の戸を開きました。

むわっ、と何か塊になったような空気が流れ出してきました。ですが、押入の中に期待していた兄の姿はなく、ただ一つ、小さな水(酒?)の入った杯が置かれていました。

言葉にできない気味の悪さに包まれ、二人は逃げるように部屋を後にしました。

結局、兄は見つかりませんでした。部屋と言う部屋、人の隠れれそうな場所は何度も探し、呼びかけました。離れだけでなく、母屋も必死になって探しました。どこに兄の姿はありませんでした。

事態に怖くなった二人は、家の者が帰る前に外へと出ました。兄が見つからなかったら、こう言おう。

「今日は二人で外で遊んでいた」

夕方、帰ってきた両親と姉。兄を探す母に

「***はどこ行ったの?」

と聞かれましたが、知らぬ存ぜぬを通しました。

夜になっても帰らない兄を、父が探しに出かけました。夜も更けて、未だ見つからない兄を隣近所の大人も探しました。

家は一晩中せわしなく、祖父は後ろめたさと得体の知れない恐ろしさに、布団の中で震えました。

朝を迎えても兄は見つからず、家には近隣の大人や警察があわただしく出入りを繰り返しています。

昼を過ぎる頃、自分の隠していることの重みに耐えかね、母の姿を探しはじめたその時「見つかった」と言う知らせが飛び込んできました。

兄は死んでいました。兄は村のはずれを通る川の下流で、死体で発見されました。溺死と判断されたその死体に外傷はなく、しかし、なぜか足は裸足でした。

ここまでが祖父から聞いた話。

「あそこはおとろしい(恐ろしい)ところじゃから、いったら(入ったら)いかんで」

と、話し終えた祖父は私と隣家の子に、優しく強く言い聞かせました。私たちは二度と離れに入らないと約束しました。

祖父から聞かされた話は、私にとって非常に恐ろしい思い出として心に残っています。ですが、その話を聞かなくても、離れに入ることはなかったと思います。

祖父に声をかけられる前に、私たちは「かくれんぼ」をやめていました。

一階東の部屋に隠れた要領の悪い私を、隣家の子はすぐに見つけました。

次の鬼を決めるためにジャンケンをしようとしたその時、上の部屋から「ガタン」と物音。

恐る恐る様子を見に行った「あの部屋」の前で、確かに聞いたんです。襖の向こうから「カタ、コトン」と硬い音を。
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【田舎】山の中に突然見たことも無い大きな屋敷があらわれた

自分の地元のA県で戦後まもなくの事

営林署の職員が休日に山菜取りをしたあと帰ろうと思ったが入り慣れた山のはずなのに何故か迷ってしまった。
日も西に傾き始め野宿を覚悟したころ見たことも無い大きな屋敷の前に出た。

その屋敷は古い萱葺き屋根の建物で人のすむ気配はあるが家の外には人の姿はなかった。
ここは人外の住む場所かと不安もあったが結局野宿するよりはましと考え、一晩の宿を請おうと玄関をくぐると30人分程の数多くの靴が合ったらしい。
応えて出てきた主人は特に怪しい所もない普通の人間で道に迷った旨を告げると快く泊めてくれることになった。

食事の時に広間にはやはり30人ほどの人間がいて、幼子から若い女性まで年齢は様々でいくつかの家族がまとまって暮らしているらしかった。

そして何事もなく次の日を迎え、帰りの道を教えてもらいいざ屋敷を去ろうとしたとき主人が

「ここで見た事を誰にも話してはならん。営林署にも街の役人にも俺達の手下はいる。長生きしたければ大人しく言うことを聞いいた方がいい。」

と言い出したらしい。

主人の顔が余りに真剣であったこと、また話してもいない自分の職場の名を出されたことで
職員は怯えてしまい、70を過ぎ平成の世になるまでその話は胸に秘めていたそうだ。

A県には隠し村の噂もあったりするようなのでちとビビった、て話
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【四国】地質学の調査で山へ入ったとき奇妙な集落を見つけた(考察あり)

四国の大学で地質学の卒論を書いた。

フィールドワークで一人山に入るんだが、基本的に道路から外れた本当山中を歩く。
基本的に山道を進んで、川の上流まで上がってから、川べりを下りながら、露頭という地層が露出した個所を探しながら、車が止めてあるスタート地点に戻る。
露頭を見つけたら、フィード帳に書き込み、地図と合わせて地質図をつくる作業をするんだ。

その日も、一人で調査の為、山に入った。
一応コンパスと歩数でルートマップを作りつつ、時々GPSで補正をする感じ。
たまに国土地理院の地図が間違っていて、えらい目にあったという話も聞くが、基本こっちはマップを作りながら歩いているので、まず迷うことはない。

獣道を進んで朝の8時から山に入って2時間ほど歩いていると、盆地に広がる小さな集落に出た。持っていた地図には載っていない。
集落があると言うことは、ここまで車で入れたというわけで、ずいぶん山歩きを損した気になったけど、まぁ砂利道でも道を歩けるだけ良いかなぁと思って村の中へ入っていった。

集落に近づくと、なんかちょっと嫌な感じがした。多少古ぼけてはいるけれど、田んぼにも稲があるし、戸締まりもきちんとしていて廃虚という感じてはないけど、どうも人の気配がなさすぎる。

何度かこういう集落を通ったことがあるけど、朝方で人が出ていないのはよくあるが、犬なども居なくて静かすぎる。どうしたものだろうと思っていると、押し車を押しているおばあさんが、前からやってきたので挨拶をすると、驚いたような顔をして、ぷいと振り返って引っ込んでそれっきり。

なんか嫌だなぁ。と思ってとりあえず、集落の真ん中を通る道を山手の方に向かって歩いていくと、道の脇の家に着いている電気メーターが目に入ったので、ちょっと覗いてみて愕然とした。

ガワはあるが、中の機械がなかった。慌てて向かいのメータを覗いたら同じく中の機械がない。その隣も、中身がなかった。
ここには数十件の家があるみたいが、かなり人が住んでいない家が混じっているみたいで、ちょっと怖くなって、足早に砂利道を山手の方向へ進んだ。

どん詰まりに公民館みたいな建物があって、なんか中から人の声がワサワサと聞こえて、ちょっと警戒しつつ公民館の横手をみると、結構大きい盛り土がしてあった。
そこには無数の白い紙の人形のようなモノが割りばし?につけられて突き刺さっていた。

こりゃ勘弁してください。という感じで回れ右をして元きた道を一目散に下っていくと、T字路で行き止まり。そこには田んぼが広がっている。
とりあえず一般道に出るために、北方向とは向かい側の道を行くが、一般道には出られず、結局また公民館に行き当たる。

どうしたものかと思っていると、公民館から人がわらわらと出てくる気配が合って、やっぱりちゃんと道を聞こうと出て行くと、公民館から出て来たのが、小学生ぐらいの子供達がわらわらっと。

平日、学校にも行かずにこの子供達は何をしているのだろう。と思っていると中から
大人の男性が何人か出て来て、いきなり

「なにしてる!」

と叫んで、こっちに走ってきたものだから怖くなって、全速力で山の方へ田んぼをかき分けながら逃げた。
叫び声は聞こえるが追いかけてくる気配はなかった。

とりあえず高いところまで登って集落を見下ろすと、外に抜ける道が一本もない。
そして奇妙なのが、公民館の裏手に無数の十字架のようなモノが立っているのが見えた。

盆地を迂回して車に戻ると、とりあえず役場に行って、最新の地図をもらいながら、その話をしてみたが、信じてもらえなかった。
何が何だかよく判らなかったが、あれは、臨海学校か何かのキャンプ場だったと思うことで納得させることにした。

ちょっと前に大学の後輩から同じフィールドで卒論を書くので、出来上がったら相談にのってほしいと言われた。

見せてもらったが、自分が卒論で書いた以上のことは見当たらなかった。
それでも気になって、それとなく、あのフィールドで奇妙な場所はなかったかと聞いてみた。

一ヶ所、結構広い盆地なんですが、一面掘り返したばかりのような更地で、その上に大量の便器(トルコ式の便器らしい)が捨ててあったのを見つけたとのこと。
昔のフィールド帳を照らし合わせてみると間違いなくあの場所だ。

「いや、ほんと、山から見ると、更地にごま塩みたいに便器がすててあるんですよ。
車も入らないところに」

という後輩の話だった。
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【山・不思議な話】向かいの山の中腹でモゾモゾ動く人影のようなモノが見えた。

小学生の時の不思議話

毎年、両親のお盆休暇になると四国の山奥にある母親の実家へ帰省していた。
ある時、付近の栗畑で遊んでいると向かいの山の中腹でモゾモゾ動く人影のようなモノが見えた。

最初はお爺ちゃん達かと思い、兄と2人で大声で呼んでみたが、動きが止まったように見えるだけで大した反応が無い。
しかし子供心にヤマビコが面白いので

「コッチ向け-」「ウア無視」「バーカ」

とか言ってひとしきり叫んでいたが、台詞のネタも尽きてダルくなり飽きてきた頃、ヤマビコになって返ってくる反響が凄い低音で

「ウーンニャ……ダマーレ…xx(聞き取れない)」

とよくあるヒーロー物の悪役よろしく聞こえてきた。えーッ!?と兄と二人で顔を見合わせたが、怖いモノみたさで再び叫んでもやはり重低音で

「ウーンニャ……ダマーレxx」

と返ってくる。
小一時間ほど何度やっても同じ結果。
案山子のような毛皮のような何かは、動いているのか止まっているのか、そもそもソイツが声の主なのかも定かではなく、山の中腹でギリギリ目視できる程度なのが何とも歯がゆく、もっと近くに行こうという事になり突撃を敢行したのだが、途中に犬小屋風の木の囲いがあり、何故か中にいた猪が唸り声を上げて踊り出て来たので、兄が俺を置いて一目散に逃げていってしまった。

この時はヤマビコの怪異よりも猪の特攻よりもパニくった兄の形相の方が怖かった訳だが…

俺は突き飛ばされた拍子に岩でアゴを切ってしまい、ほんの数mm程度の傷なのに漫画の冗談のように出血して一気に力が抜けて座り込んでしまった。

脳貧血だろうか、オマケに後で分かったのだが肩を脱臼していて、姿勢を崩して寝転んだまま自力で起き上がれなくなった。
叫ぼうとするとアチコチ痛い。俺ピンチ。こうしていても埒が開かないので痛みと相談しながら声を出そうと意を決して一撃でSOSに気がついてもらうべく

「誰かー!」と叫んだ

数秒の後、間近で花火が上がったり、落雷した時の様な腹に響く振動が数回…
と例の声。

寝転んでいるのでオカシイが多分立っていても腰が抜けたと思う。痛いので声には出し辛いが心の中で神妙に

「スミマセンもうバカにしません」

的な事を連呼していた。
かれこれ3~4時間。背面ほふくしかできずに芋虫のようにゴロゴロしていたら、散歩コースから外れる犬2匹に引きずられながら今は亡き曾御爺ちゃんが登場して助けて貰えた。(たしかコレの翌年死ボンヌ

…が、何より恐ろしかったのは
帰ったら何事も無かったように、誰に知らせるわけでもなくオヤツを一人で食べていた兄。

非怖な上変なオチでスミマセn

猪が正体という解釈もありますが、アレは食用に罠で捕獲してたらしいですw
曾爺婆さん達はしきりに

「ヤマゴだからいったらいけんぞよ」

などと言っていました。
ググっても中部にヤマコって妖怪がいるくらいで、ヤマゴ解釈が分からずじまい。

他の大人に聞くと、横着をたしなめる単語というニュアンスで怪異とは無関係ぽくて、何か差別用語なのかな…と
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【くねくね】Fが気になって指さして「なんだあのウネウネ」と言った。

秋田に住んでるんだけど、友達の家に遊びに行ったときに外から年寄りの悲鳴が聞こえたんだ。

その時いたのはその家の友達Fともう一人N。三人で野次馬根性だして外に出た。
そしたら凄い形相でFの家の向かいの家の爺さんが走ってきて家に駆け込んでいく。

ちょっと怖くなったけど、好奇心が勝った俺たちは逃げてきた方に向かって行ってみた。でもそっちは田んぼだけで見晴らしも良くて何もおかしなものはない。

Nが茶化すように「熊でも出た?」と言った。納得いかない俺とFは周りを見渡す。
すると小山の上にある鳥居の近くで黒い細長い何かが動いてる。
俺は気にしなかったんだけどFが気になったみたいで指をさして

「なんだあのウネウネ」

と言った。

Nも目を細めてみる。

「ウネウネしてるな…蚊柱?」

そこまで言ったらFの婆さんが走ってきて

「こっちさ、け(こっちこい)!」
って叫んでる。
「やみ!やみ!」

これは良くわからないけどとにかく戻った。そしたらいきなり水をかけられた。
怒るF。きょとんとする俺とN。
婆さんは

「おめたづはよけーれ!」

と真っ青になって背中を押してきた。

「けぇたら、水かぶれ!今日は米くな!」

帰る途中Nと話してとりあえず従う事に。

次の日Fから電話が来た。
向かいの爺さんが車庫で首吊って死んでたらしい。

とりあえず俺が知ってる事のはここまで。
正体も何もわからなかったけど最近くねくねの話を知って再び怖くなった。
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【山怖】イカっぽいなにか

僕の実家の話です。

僕の故郷はauが圏外になるほどの田舎です。自然動物が闊歩してるような。

で、父親が農家やってて時々手伝うんですけど。詰まった用水路を直す仕事を任されたんです。
そこは縦1.2m横50cm位で木の枝やら葉っぱやら泥で詰まって流れが滞ってました。

早速作業をやろうと木の枝を払い始めたら妙なものを見つけました。

何かの死体?とおぼしきもの。

大きさ30cm位の白っぽくて、まるでイカのような。
でもここは山間部。イカなんかいるはずがないんです。

父親を呼んで見せると血相を変えて

「早く流せ!」

と叫びました。あまりにも怖い表情に木の枝なんかを慌てて片付けてある程度水が通ったところに流しました。

あれは一体何だったのでしょうか。父親に聞いても答えてくれません。

あれを見つけた夜、めったに吠えない家の犬が吠えまくっていたのを覚えてます。

長文と駄文お許し下さい。
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【田舎の怖い話】中国地方の山道で変なものを見た

夫と中国地方のとある県境の林道を、カーナビに任せてどんどん走っていたら、どんどん道が狭くなっていって、車が1台通れるくらいの幅になった。
前後にも車はないし、対向車もちっとも来ないし、ところどころに車をかわすスペースもあるし、大丈夫だろうとそのまま走っていくと、なんかおかしい。

あっちこっちに真っ白い、新しい感じの布がかけてある。

カーブを曲がるごとにどんどん白い布が増えていく。

最初は

「工事用なのかな?」

なんて言っていたけど、薄くてやわらかそうな、真っ白い布で、工事用のシートって感じじゃない。

ガードレール、山の斜面、カーブミラーまですっぽり白い布で覆われててどんどん布も大きくなってきた。

「変だねー」

といいつつ、進んでいって、カーブを曲がるとそこに異様な感じの車と、たくさんの人がいた。

車は小型バスくらいのが数台、車体は目玉を様式化したような宗教的なマークのステッカーが下地が分からないくらいにびっしりと貼ってある。
フロントガラスまで、運転ができるくらいのスペースを除いてステッカーだらけ。

そして、たくさんの人が白い頭巾に白いマスク 白い作務衣みたいなのを着てガードレールに白い布を巻きつけているところだった。

作業中の人たちは、すすすっと道を明けてくれて、車も退避スペースまでのけてくれて、無事、通り抜けることができたけど・・・。

スピードを出すこともできず、皆さんにじーっと見守られながらその場を去る気分は、もう、冷や汗もので、まっすぐ前だけを見て通り過ぎました。

本当に怖かった。見てはいけないものを見たようで。
車のナンバー覚えられたなかぁ、とか。

夫と数ヶ月はおびえて暮らしました。
2年間何もありませんが、もうあんまり知らない 細い道は通りたくないです。

中国地方の人、林道走る時には気をつけてくださいね。
他にも見た人いませんかね??
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【怖い話】家のまわりをグルグルまわる老婆

俺が小学三年の時の話。

隣の家にボケた、お婆さんが住んでたんだ。どのくらいボケてるかというと、うちの家の台所でご飯作ってたり、座敷に布団ひいて寝ていたり。

田舎だから裏戸はいつも開けている。それから、しばらくして婆さんは入院したんだが・・・。

夏休み、いつも楽しみにしていた「おもいっきりテレビ」の怪奇特集をその日もドアやカーテンを閉めきり、クーラーをつけて布団を被って見ていた。

俺は一階の裏戸の近くの居間で観ていたんだが、なんか誰か外歩いてるんだよ。

ジャリの音するからね、すぐ分かる。

俺の家にも婆ちゃん居て、隣の婆さんとも仲良かったから、よく来てたってのもあったんだが、うちの婆ちゃんもちなみに入院中だし、その時は家族皆出掛けていて、家には俺ひとり・・・。

誰が裏戸開けようとしてんだよ。鍵閉めててよかった!!(笑)

んで、裏戸が開かないとわかると、俺の家のまわりをグルグルまわりだしたんだ!

庭にはジャリが敷き詰めてあるから音でわかるし、何しろ、障子やカーテン越しに影がみえる。

どこも開いてないと分かると、今度は居間の窓をバンバンて叩きだして

「う~う~」

「中山しゃ~ん・・中山しゃ~ん・・」
(ちなみに俺の家の名字が中山〔仮名〕)

とか叫んでいた。

声を聞いて、ますます恐くなった隣の婆さんの声だ!俺は息をひそめ、端っこの方で震えていた。

けっこう長い時間、婆さんは歩き回り、何かブツブツいいながら、そのうち居なくなった。

一週間後、隣の婆さんは死んだ。

あんま恐くなくてスマソ・・。

その後も何年も道端で、その婆さんにあってたよ。成仏できてないんかな。

ボケたまま死ぬと、死んだ事に気付かないのかね。
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おい、なんか街灯の下に変な奴いるぞ…

俺のばあちゃんの家はかなりの田舎にある。というか、島。家から港まで車で6時間、そこから船で2時間かけないと行けない。

それでも、小学生のときとかは楽しみだった。今ではただ遠いとしか感じなくなってしまったけど、夏と冬、1年に2回は行く。

向こうには、2つ年上のイトコの姉ちゃんがいて、よく2人で遊んでた。姉ちゃんは泥汚れとか全然気にせずに、森の中で遊んだり川に入ったりと、俺の面倒を見てくれていた。

大体、向こうには一週間ぐらいいた。

そんで、なぜかは忘れたけど、その日は一人で遊んでた。今でも何でその日だけ一人だったのかは覚えていない。

まあいろいろ一人で何かして遊んでたと思う。やがて夕方になり、日も落ちかけてくると周りはとても暗くなる。

そろそろ遊ぶのをやめて帰ろうと思ったら、小橋の近くにある電灯の下に姉ちゃんがいた。後ろを向いて立ってて、電灯にもたれ掛かる様な感じで。

姉ちゃん迎えに来てくれたんだ~、と思って近づくと、そいつが振り向いた。そいつのあまりの不気味さに足が一瞬で止まった。

なんつーか…目、鼻、口は福笑いみたいな、とってつけたような薄いパーツで、皮膚が見たこともないぐらいツルツルだった。

姉ちゃんと似ていたのは髪形だけで、あとは化け物以外の何でもなかった。

一番キモかったのは、唇。

ぎゅっと固く結ばれた唇が、ノイズみたいに不規則に折れ曲がりながら動いていた。

「MWMW」←分かりにくいけどこんな感じ。

そこからは考えよりも体が先に動いて、猛ダッシュ。死に物狂いでばあちゃんの家まで走った。

家に着くと姉ちゃんがのんきにスイカ食ってた。今さっきの事を話したら、

「そんなん知らんww」

「今日は隣の家の引っ越し手伝ってた」

「お前だけサボりやがってww」

みたいな事と言われてヘッドロックかけられた。

まあ、そんなことはそれ一回だけだったけど、今でも姉ちゃんと会ったら聞いたりする。

「あの日、本当にあの電柱の下にはいなかった?」

って。そのたびに「知らんww」って言われるけどね。

だって、忘れようにも忘れられないんだよ…あのノイズの唇が特に。
おい、なんか街灯の下に変な奴いるぞ… : パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ


https://matome.naver.jp/odai/2151883180858756701/2151883544862586503

【凄ぇ】あの巨大地震が発生した時、信じられないことが起こっていた…これマジ?!

所用で親戚一同集まり、ふとだいぶ前に大往生した爺ちゃんの話をしていたら思い出したので、投下。

ここは北の大地。我が家は北前船(きたまえぶね)でやってきてここに住み着いた一族だ、というのが爺ちゃんの口ぐせだった。

実際、爺ちゃんは広い農地を所有していたし、古い農具や昔の道具や船の一部?みたいなものが、倉庫にどっさりあった。

綺麗な服や人形遊びよりも、虫とりや秘密基地づくりに興味津々なタイプの子どもだった私を、それは可愛がってくれて、お盆や夏休みに遊びにいくたび、爺ちゃんはこの倉庫を見て回らせてくれた。

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