お米好きなあなた必見。お米の世界

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お米好きなあなた。お米の世界は広く深い。そんな世界へお連れします。

その種類は300以上

国内では、300種類以上のお米の品種が作付けされており、寒さや病気に強いという栽培のしやすさや、甘みが強く粘りが良いといった味に対する品種改良が行われ、特徴のある品種が誕生しています。

品種別作付けランキング

1位:コシヒカリ
2位:ひとめぼれ
3位:ヒノヒカリ
4位:あきたこまち
5位:ななつぼし
6位:はえぬき
7位:キヌヒカリ
8位:まっしぐら
9位:あさひの夢
10位:こしいぶき

※平成26年

品種別特徴

■ゆめぴりか

「ゆめぴりか」は北海道で生まれた品種。
念願である「日本一の美味しいお米」という「ゆめ」と、アイヌ語で美しいと言う意味を持つ「ぴりか」を合わせて「ゆめぴりか」と名付けられた。
コシヒカリやあきたこまちなどの「美味しさ」を特徴とするお米を何度となく交配し、圧倒的な美味しさを持つゆめぴりかが誕生。
2009年から市場に出回った新しい品種だが、その美味しさが認められ、料亭などの高級飲食店はもちろん、全日空国際線のファーストクラスの機内食としても採用されている。

■特徴
ゆめぴりかの味の特徴としては、「アミロース」の低さが挙げられる。
アミロースはでんぷんの分子であり、お米の粘りを左右する重要な要素。
このアミロース含有率が他のお米よりも低く、強い粘り気を持つのが特徴。
強い粘り気を持ち、冷めても美味しいお米。
また、タンパク質の含有量も比較的低く柔らかいと言う特徴もある。
そのため炊き上がりにツヤがあり柔らかくて美味しいお米といえます。
粘り気が多く柔らかいので、モチモチとした食感を楽しめ、甘みも強いのでおかずが要らないと言われる程。

■合う料理
・お弁当やおにぎりとの相性が非常に良い。
・肉料理や煮物などの味付けが濃い料理との相性が良い。

■つや姫

山形県で開発された「つや姫」。
日本米の王様コシヒカリを凌ぐともいわれる美味しさで人気が非常に高く、山形県以外での生産も拡大している。
ルーツは、明治時代に遡り山形県で開発された「亀の尾」という米が祖先にあたる。この亀の尾は優れた美味しさを誇り、交配親として人気が高く、コシヒカリやはえぬきなどの名品種にも引き継がれている。優れた美味しさで作付けが急拡大したコシヒカリによって、お米にはさらなる美味しさが求められ、山形県では平成10年から約10年の開発期間をかけて開発されたのが「つや姫」。
10万分の1の確率から選抜されて誕生したつや姫は、非常に美味しくコシヒカリを凌ぐとも言われています。

■特徴
味は非常に高く評価されており、「財団法人日本穀物検定協会」や「農業総合研究センター」等のお米の味の評価では、「甘み」「うまみ」「艶」などに優れており、コシヒカリを上回る評価を得ている。

味の特徴は、甘みや旨み、口当たりや粘り気などの米の味としてバランスが良い点が特徴です。旨み成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸の含有量が非常に多く、美味しいお米の代名詞であるコシヒカリよりも多く含まれている。

また、白さや炊き上がりの艶など見た目の良さにも定評があり、美しく美味しいお米として人気が高まっています。

■合う料理
・日本食や定食と相性が良い
・あっさりとした味付けのおかずとの相性が良い

■コシヒカリ

1956年に福井県で開発された。
漢字では「越光」と書き、北陸地方を指す「越国」に由来している。
開発後すぐに福井県ではなく、新潟県の推奨品種に指定された。というのも、コシヒカリには倒伏や収穫時期などの問題があり、気候や風土が栽培に適しており、その問題を解決できた新潟県が一足先に栽培開始となった。その後改良が続けられ、発祥の地である福井県はもちろん、現在では北は秋田県から南は九州まで日本全国で栽培されており、米の作付け面積の3分の1以上を占めている。

特徴はその美味しさ。
炊き上がりの光沢を持った美しさ、強い粘りと香りなど美味しいお米の代名詞。

■特徴
味の特徴は、強い旨みと粘り。それだけではなく香りやツヤ、炊き上がりの美しさ、歯ごたえの柔らかさなどどれをとっても優れている。
口に入れると強いお米の香りと旨みを感じられ、この感覚はコシヒカリ独特のものであり、コシヒカリに慣れた方が他の米を食べると物足りなく感じるほど。
美味しさの秘訣は、でんぷんの主成分である「アミロース」と「アミノペクチン」のバランスです。両者は粘り気と旨みに直結している成分であり、反比例の関係にあります。

コシヒカリはこの両者のバランスが絶妙であり、程良い粘りと強い旨みを感じられるお米です。それゆえ、日本各地で盛んに栽培されており、コシヒカリの味を活かした新品種が次々と開発されている。

■合う料理
・薄味の和食よりも味付けの濃い料理との相性が良い
・ハンバーグやとんかつなどの濃い味の料理

■あきたこまち

世界三大美人に数えられる平安時代の歌人「小野小町」にちなんで名づけられた日本を代表する米「あきたこまち」。秋田県で開発された品種であり、秋田で作付面積の80%のシェアを持つ秋田県を代表する米。
1984年に開発されコシヒカリに奥羽292号を掛け合わせた品種であり、コシヒカリ譲りの味の良さが特徴。
「コシヒカリ」と「ササニシキ」に勝る米を開発しようとして作られた。
当時の食味試験では、ササニシキやコシヒカリを上回る評価を得て、瞬く間に秋田の代表米になった。
近年では作付けの増加に伴ってあきたこまちの味にばらつきが目立ち、最高評価の特Aランクを逃した。
また新品種に押され、価格が急激に下落。

■特徴
コシヒカリを親に持つあきたこまちは、コシヒカリ譲りの味の良さを誇ります。香りも良く、粘りもありモチモチとした食感の良さが特徴です。旨み・甘み・粘り・歯ごたえなどバランスが非常によく、完成されたお米と言われています。

他のお米よりも水分含有量が多いのも特徴で、炊き立てはもちろん、冷めても美味しいお米です。また、どのお米でも玄米にすると、どうしてもパサつきやすくなりますが、あきたこまちは玄米でも発芽玄米でも粘り気が強く良い食感を楽しめます。

あきたこまちは旨みや甘みが強いにもかかわらず、バランスが良いのであっさりとしており、いくらでも食べられそうなお米です。

■合う料理
・繊細で比較的薄味の和食との相性が非常に良い
・刺身やお寿司にも良く合う

■ササニシキ

病気に強く収穫量が多いコメとして鳴り物入りでデビューし、最盛期はコシヒカリと並んで米の横綱と称されたササニシキ。しかし、現在では冷害に弱いことが分かり、新種の米に押されてあまり作られなくなっている。

■歴史
ササニシキは、1963年に宮城県で開発された米。ハツニシキとササシグレを親に持ち、コシヒカリとは遺伝上は兄弟親戚品種。
コシヒカリよりもあっさりとした味で、寿司に良く合うことから一般消費者向けよりも寿司屋などの飲食店向けが多い。
かつてはコシヒカリと並んで多く生産され、コメの横綱とも言われた品種であり、最盛期の1990年には20万ヘクタールを超える作付け面積を誇っていた。
病気に強く収穫量の多い米として開発され、寒さの厳しい東北地方でも病気に耐性があり、収穫量も多いことから急激に生産量が増えていき、1990年にはコシヒカリに次ぐ作付け第二位に。
しかし、1993年の冷害によって栄光は終焉。冷害に弱く、倒れやすい弱点が明らかに。
1994年に、冷害に強い「ひとめぼれ」の作付けが急拡大。近年の作付け面積のランキングにはほとんど登場しておらず、1%程度にまでシェア下落。

■特徴
特徴は、さっぱりとした上品な味。粘り気が少なく、ほぐれやすいのも特徴で、高級寿司店でよく使用される米。
本来の日本食は、淡い味付けの素朴な料理が多いので、米自体の主張が少なくおかずの味を引き立たせるさっぱりとした上品な味が好まれていた。
それゆえ、高級和食店や寿司店では生産量が少なくなった現在でも継続して使用されており、薄味が好みの高齢者世代にも根強い人気を誇っている。
気候や土壌の条件によっては最高の品種とも言われていますが、天候によって品質が大きく変わりますし、冷害やいもち病に弱いことから生産量が激減している幻の米。

■ひとめぼれ

1981年に宮城県で開発された。美味しさと耐寒性に優れた米の開発を目指して、コシヒカリと初星を交配させて作られた品種。
1993年に冷害によって壊滅的な被害を受けたササニシキに代わるお米として人気を博し、翌1994年には、コシヒカリに次ぐ作付け面積で全国2位となる。
コシヒカリ譲りの味の良さと、栽培が比較的簡単なことによって東北などの寒冷地以外でも作付けされており、現在では北は青森から南は沖縄まで広い地域で栽培されている。
作付け面積だけではなく流通量も非常に多く、コシヒカリに次ぐ流通量を誇る。一般消費者はもちろん飲食店などの業者にも非常に人気のある米。

■特徴
名前の由来は「見た目の美しさにひとめぼれ。食べて美味しさにひとめぼれ。愛されるお米」です。その名に恥じないツヤと適度な粘り気、口当たりの良さが魅力のバランスに優れた美味しい米。
コシヒカリ譲りの味や食感の良さは残しながらも、コシヒカリのようにガツンとした強い味ではなく、どちらかというと優しい味わいです。ただ、あきたこまちやササニシキのようなさっぱりとした印象とも違う、ちょうど良いバランスの取れた米と言える。そのマイルドな味わいで高齢者層に非常に人気が高い。

■合う料理
・どんな料理にもフィットする懐の深さを持っている。
・焼き魚や刺身などの和食との相性が非常に良い

■ほしのゆめ

北海道にある地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場で育成され、1996年に命名登録された北海道米で人気の品種。「あきたこまち」と「きらら397」の交配によって生み出されて、適度な粘り気とふっくらとした食感、あっさりとした素直な味わいが特徴。
北海道米で人気のあるきらら397の欠点でもあった、「冷めると美味しくない」という部分を改善し弁当などで冷めても美味しく食べられる米とし注目。
三大北海道ブランド米として「きらら397」、「ななつぼし」、「ほし
ちなみに農家の人たちやそれを食べる人たちの夢が叶ってほしいという願いがほしのゆめの名前の由来。

■特徴
味・ツヤ・粘り・口当たりなどすべてのバランスがいいのが特徴となっており、特にポイントとなっているのが冷めても美味しいところです。

米の粒がしっかりとしており、あっさりとした味わいになっているのでおかずを上手く引き立ててくれるのも特徴です。食感がしっかりめになっているものの、基本的にすべてのバランスが整っている米なので様々な用途で使えるのが魅力的な米として人気です。

■合う料理
・冷めても美味しい特徴を持っているのでおにぎりやお弁当に最適
・チャーハンやピラフなどの炒め物として使っても美味しく食べられる

■夢つくし

福岡県で生まれ、現在も福岡県でしか生産されていない米。育成は平成5年から始まり、福岡農林試験場で行く際が行われ、10年近くじっくりと時間かけで作られた。
福岡県のオリジナル米であるため、福岡県内では非常に有名な米。
名前の由来は、夢や希望を意味する「夢」と、九州の地名であった筑紫からとられた「つくし」に、気持ちを「つくす」という意味の言葉を合わせ「夢つくし」。

■特徴
「コシヒカリ」と「キヌヒカリ」の交配。
まさしくエリート同士の交配によって生まれたお米であり、双方が持つメリットを見事に受けついだ米。

マイちゃん@___sclb

お米だけは高くても夢つくし買うようにする
@kuniminomomo1 こんばんは‼️
夢つくしを栽培していますばい
福岡県は古くからしっかりした食感の米を食べます!
副食よりも米をしっかり食べます!
白米が大好物で、おにぎりにしても、パサパサにならない!
遠足のお供です

■あいちのかおり

愛知県の作付け面積の40%を占めるほど作付けされており、全国的に人気のあるコシヒカリを圧倒的に上回っています。放射能物質検査などの安全性もしっかり行われており、学校給食などで定番の米として認知されている知名度も非常に高いものとなっています。

「香るように芳醇な味」という意味が名前の由来

■特徴
名前通りの香りの良さに加えて、適度な甘みを持ったクセのない味わい。ツヤも非常に良いので見た目にも美味しそうなのが特徴。ミネノアサヒから受け継いでいる粘りによって、温かくても冷めても美味しく食べられるのも魅力的。
食感に関しては他の米に比べて大粒になっているので食べ応えがあります。粘り気がありながらもさっぱり食べられるのも特徴。

■合う料理
・おにぎり、お寿司、丼物

https://matome.naver.jp/odai/2151833865398091501
2018年02月16日