見逃してない!?“中立的”な映画賞「キネマ旬報ベスト・テン」驚きの上位作品

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米国アカデミー賞より歴史がある「キネマ旬報ベスト・テン」。大手映画会社の影響力がある他の映画賞より中立的といわれている。2017年のランキングが発表され、さすがの結果に。「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」「花筐/HANAGATAMI」「あゝ、荒野」「幼な子われらに生まれ」「散歩する侵略者」。

◆最も歴史ある“中立的”な映画賞「キネマ旬報ベスト・テン」

1919(大正8)年に創刊され、“世界一の歴史を持つ”映画雑誌「キネマ旬報」による「キネマ旬報ベスト・テン」。今回で91回目を迎え、あの米アカデミー賞(2018年で第90回)を超える由緒ある映画賞としても知られる。
菅田将暉、主演男優賞に「気が引き締まります」キネ旬ベスト・テン発表 | cinemacafe.net

映画評論家を中心に、映画を数多く鑑賞する100名以上の選者による最も中立的で信頼に足る映画賞との評価を得ている。
キネマ旬報 ベスト・テン|KINENOTE

さまざまな映画のベストテンが発表されていく中、日本の歴史の中で戦争をはさみ、今も続いているこのベスト・テンは日本で一番重みのある映画の賞と言ってもいい。
米アカデミー賞よりも歴史が長い!「第80回キネマ旬報ベスト・テン」発表! – シネマトゥデイ

◆第91回の結果が発表 さすがの独自ランキングだった

『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017)

2017年公開の映画が対象の第91回キネマ旬報ベストテンが11日発表。
「映画 夜空は-」が1位 キネマ旬報ベストテン – シネマ : 日刊スポーツ

2018年1月

日本映画第1位(作品賞)には石井裕也監督の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』。
菅田将暉、主演男優賞に「気が引き締まります」キネ旬ベスト・テン発表 | cinemacafe.net

【日本映画ベスト・テン】
1位:『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
2位:『花筐/HANAGATAMI』
3位:『あゝ、荒野』
4位:『幼な子われらに生まれ』
5位:『散歩する侵略者』
6位:『バンコクナイツ』
7位:『彼女の人生は間違いじゃない』
8位:『三度目の殺人』
9位:『彼女がその名を知らない鳥たち』
10位:『彼らが本気で編むときは、』
(次点:『ビジランテ』)
キネマ旬報ベスト・テン日本映画1位は『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』 – シネマトゥデイ

◆NHKもニュースでその結果を伝えた

「NHK」

小林竜太郎@naganokoryu

先ほどのNHKニュース7でも、大林宣彦監督の「花筐/HANAGATAMI」のキネマ旬報ベストテン(日本映画)2位が伝えられていました。

凛子@sxtxy_rinnaorin

さっきNHKニュースでキネマ旬報ベスト・テンの話題少しやってたけど(日本映画1位2位)NHKニュースが話題に出すってほどキネマ旬報の賞は歴史と権威ある賞なんだねー(やまだくんマジ凄い)

たくぬま@Kurty_c_ue

夜空はいつでも最高密度の青色だが、キネマ旬報で邦画1位になったらしい。好きだけど、あれが1位に選ばれたのは驚き。日本映画界もまだ棄てたもんじゃないな。

天保山クライマー@iwana55_Ginzan2

@nhk_nc11 キネマ旬報の選ぶ映画は、シブい作品ですよね。#nhk11

◆見逃してない?上位映画5作品

1位

▼『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』

監督:石井裕也
脚本:石井裕也
原作:最果タヒ
出演:石橋静河、池松壮亮、市川実日子、松田龍平

2017年東京。看護師の美香(石橋静河)は病院に勤める傍ら夜はガールズバーで働き、漠然とした不安や孤独の中で日々過ごしていた。
解説・あらすじ – 映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ – 作品 – Yahoo!映画

一方、工事現場での日雇い仕事に従事する慎二(池松壮亮)は、常に死の気配を感じながらも何とか希望を見いだそうとしていた。排他的な都会で生きづらさを抱えつつも、懸命に生きるすべを模索する二人が出会い……。
映画『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』 – シネマトゥデイ

最果タヒの詩集をもとにした青春ラブストーリー。
映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ | 映画-Movie Walker

現代の東京で自分の居場所が見つけられずにいる孤独な男女が出会い、少しずつ希望を見出していくさまを、『舟を編む』の石井裕也監督が繊細なタッチで描き出す。
映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ | 映画-Movie Walker

ヒロイン・美香役には、石橋凌と原田美枝子の次女で本作が映画初主演となる石橋静河を抜擢。
映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ : 作品情報 – 映画.com

打ち上げ花火@Floating_Ugetsu

石橋静河さん、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』/『密使と番人』/『PARKS』と、今年の傑作邦画に出続けたから新人賞は納得だし、それどころか主演女優賞をもっと受賞していいレベル。

嶌波瑠加@Shima_Haruka18

石井裕也監督『夜空はいつでも最高密度の青色だ』を半年ぶりに劇場で観た。前回の鑑賞時と違うのは東京を再び経験したこと。1000万人が暮らす東京の心地よさと寂しさは表裏一体で、見知らぬ誰かの生活を想像してみるだけで暗い夜空も輝いて見える。やはり2017年の最高傑作であることを再確認。
それにしても今回見事1位に輝いた『夜空はいつでも最高密度の青色だ』はみなさんノーマークだったのではないでしょうか?当館でも昨年7月に上映していたのですが、もう少し話題になってもよかったのではないかと思いました。当館、しれっと傑作を上映しておりますので、どうか皆様お見逃しなく!笑

2位

▼『花筐/HANAGATAMI』

監督:大林宣彦
脚本:大林宣彦、桂千穂
原作:檀一雄
出演:窪塚俊介、矢作穂香、常盤貴子、満島真之介

1941年春、叔母(常盤貴子)が生活している佐賀・唐津に移り住んだ17歳の俊彦(窪塚俊介)は新学期を迎え、美少年の鵜飼(満島真之介)やお調子者の阿蘇(柄本時生)らと勇気を試す冒険に熱中していた。
解説・あらすじ – 花筐/HANAGATAMI – 作品 – Yahoo!映画

肺病に苦しむ従妹の美那(矢作穂香)に恋する一方、女友達のあきね(山崎紘菜)や千歳(門脇麦)とも仲がいい。そんな彼らに、いつしか戦争の影が忍び寄り……。
映画『花筐/HANAGATAMI』 – シネマトゥデイ

名匠・大林宣彦監督が、1977年のデビュー作「HOUSE ハウス」より以前に書き上げていた幻の脚本を映画化。
花筐 HANAGATAMI : 作品情報 – 映画.com

檀一雄による同名短編小説を大林宣彦監督が映画化。「この空の花 長岡花火物語」「野のなななのか」に続く“戦争三部作”の最終章。
花筐/HANAGATAMI | 映画-Movie Walker

1941年の佐賀県唐津市を舞台に、戦禍の中に生きる若者たちの心が火傷するような凄まじい青春群像劇を、圧倒的な映像力で綴る。
花筐/HANAGATAMI | 映画-Movie Walker

夏が好き@lovesummerI

「花筐 HANAGATAMI」監督 大林宣彦:美しい、美しい映像。面白かったです。大傑作。79歳の監督がこんなにエネルギッシュで自由な169分の作品を完成させるとは!(闘病中なのに)。上映後、拍手しましたよ。着物、建物、唐津くんち… twitter.com/i/web/status/9…

kiyo@kiyo12638923

『花筐/HANAGATAMI』を観る。耽美的な映像美学に貫かれた青春群像劇の傑作。現実や虚構という境界線を破綻させ、ひたすら映画の中で生きようとする姿勢に感服。鮮烈な赤のイメージが美しく、そして哀しい。魂を削って夢を描いた“戦争三部作”の集大成。2017年のベスト。
大林宣彦監督『花筐/HANAGATAMI』について書きました。強烈な色彩の映像、音楽や音声がそれぞれ多層的に重ねられ絡み合う、近年ますますアヴァンギャルドになる大林監督の実験性とパッションが爆発する傑作。劇場でこの狂った眩惑世界を… twitter.com/i/web/status/9…

3位

▼『あゝ、荒野』

監督:岸善幸
脚本:港岳彦・岸善幸
原作:寺山修司
出演:菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかり、ユースケ・サンタマリア

2021年。少年院に入っていたことのある沢村新次(菅田将暉)は、昔の仲間でボクサーの山本裕二(山田裕貴)を恨んでいた。
解説・あらすじ – あゝ、荒野 前篇 – 作品 – Yahoo!映画

一方、吃音(きつおん)と赤面症に悩む二木建二(ヤン・イクチュン)は、あるとき新次と共に片目こと堀口(ユースケ・サンタマリア)からボクシングジムに誘われる。彼らは、それぞれの思いを胸にトレーニングに励み……。
映画『あゝ、荒野 前篇』 – シネマトゥデイ

寺山修司が遺した唯一の長編小説「あゝ、荒野」を、「帝一の國」の菅田将暉&「息もできない」のヤン・イクチュンのダブル主演で実写映画化する2部作。
あゝ、荒野 前篇 : 作品情報 – 映画.com

生まれも育ちも違う2人の男が出会い、共にプロボクサーを目指す姿がつづられる。
あゝ、荒野 後篇 | 映画-Movie Walker

監督は長編デビュー作『二重生活』で第14回ウラジオストク国際映画祭最優秀監督賞に輝いた岸善幸。
あゝ、荒野 後篇 | 映画-Movie Walker

sexy chocolate@naomix78

今年観た新作映画で、一番良かったのは「あゝ、荒野」(前・後篇)でした。
劇場でもう一回観たい。すばらしい傑作。 pic.twitter.com/DFpqgeTrbI

ハジ@haji197

日本映画専門チャンネルで『あゝ、荒野』を観る。新宿、テロ、自殺、監視、被災、男と女、性、憎しみ、ボクシング、友誼、男が男を超え己を超える、獣たちの咆哮の様な古典の因果を現代にブラッシュアップさせた傑作だった。菅田将暉、ヤン・イクチ… twitter.com/i/web/status/9…
あゝ、荒野 前篇 後篇みた。
ひょんなことからボクシングを始める主人公2人。一つ一つのシーンが繋がっていき最終ラウンドを迎える。
前篇を思い出しながら後篇の試合を見ていると涙が止まらなくなった。
個人的菅田将暉の最高傑作。 pic.twitter.com/d0BX9yNTor

4位

▼『幼な子われらに生まれ』

監督:三島有紀子
脚本:荒井晴彦
原作:重松清
出演:浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎、寺島しのぶ

再婚した中年サラリーマンの信(浅野忠信)は、2人目の妻・奈苗(田中麗奈)とその子供たちと、平凡でも幸せな家庭を築こうと努力していた。
解説・あらすじ – 幼な子われらに生まれ – 作品 – Yahoo!映画

だが、奈苗の妊娠をきっかけに実の父親に会いたいと言いだした長女が反抗的な態度を取り始め、父親としての信の存在を否定する。長女を実の父親の沢田(宮藤官九郎)に会わせる信だったが、現在の家族に息苦しさを感じ……。
映画『幼な子われらに生まれ』 – シネマトゥデイ

直木賞作家・重松清の同名小説を浅野忠信、田中麗奈主演で映画化したヒューマンドラマ。
幼な子われらに生まれ : 作品情報 – 映画.com

血のつながらない家族が苦悩しながらもさまざまな出来事を乗り越え、少しずつ本当の家族になろうと姿をつづる。
幼な子われらに生まれ | 映画-Movie Walker

監督は「幸せのパン」「繕い裁つ人」の三島有紀子。1996年の小説発表時から重松と映画化の約束を交わしていたという、荒井晴彦が脚本を担当した。
幼な子われらに生まれ : 作品情報 – 映画.com

@UnstableState_

三島有紀子監督「幼な子われらに生まれ」はとりあえず今年、映画館で見た新作では一番の大傑作でした。浅野忠信はいいし、田中麗奈は、市川準監督の東京マリーゴールド以来の出来。つまり、イイということよ。こういう映画を見るともう他がかすんで見れない。爆

man・ますだ@M6358738810

「幼な子われらに生まれ」
複雑な家庭環境での血の繋がりとは何ぞや、親子とは、その中で生活する葛藤はきれい事では済まされない。大人の都合で振り回される子供の目もあるが、拘わる全ての人の立場、目線が極め細やかに描いているところがこの作品の凄いところで、始終目が離せない傑作。

西村大樹@taiki_nishimura

荒井晴彦さんは、人間としてあまり好きとは言えない人ではありますが(苦笑)、脚本家としては恐ろしい作品を作りあげる人ですからね。『幼な子われらに生まれ』は、大傑作ですよ。そこはちゃんと評価しましょう。『映画芸術』1位でも、これは認め… twitter.com/i/web/status/9…

5位

▼『散歩する侵略者』

監督:黒沢清
脚本:田中幸子、黒沢清
原作:前川知大
出演:長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己

鳴海(長澤まさみ)の夫・真治(松田龍平)が、数日間行方をくらまし、別人のようになって帰ってくる。これまでの態度が一変した夫に疑念を抱く鳴海は、突然真治から「地球を侵略しに来た」と告白され戸惑う。
解説・あらすじ – 散歩する侵略者 – 作品 – Yahoo!映画

一方、町ではある一家の惨殺事件が起こったのを機に、さまざまな現象が発生し、不穏な空気が漂い始める。
映画『散歩する侵略者』 – シネマトゥデイ

黒沢清監督が、劇団イキウメの人気舞台を映画化したミステリアスなドラマ。
散歩する侵略者 | 映画-Movie Walker

とある町を襲った異変によって、“侵略者”に乗っ取られ、まったくの別人になってしまった夫に困惑する女性や、事件の真相を追うジャーナリストらの姿が描かれる。
散歩する侵略者 | 映画-Movie Walker

黒沢清の監督作「散歩する侵略者」が、第9回TAMA映画賞で最優秀作品賞を受賞。また同作に出演している長澤まさみが最優秀女優賞、高杉真宙が最優秀新進男優賞に輝いた。
「散歩する侵略者」TAMA映画賞で3冠、黒沢清、長澤まさみ、高杉真宙より喜びの声 – 映画ナタリー

立春うまれ太郎@gohan2hai500yen

2017年はあんまり映画観に行かなかったけど、一応のベスト3
1 散歩する侵略者
2 バンコクナイツ
3 光(河瀬直美監督)
1は傑作すぎた!
「愛という概念が世界を救う」なんていう、言葉で言えば稚拙なテーマをあんなに美しく描けるのはもう神業です!
黒沢清監督大好きです!
「散歩する侵略者」観終わり。傑作。ほぼコメディタッチに味付けされているけど、かなりしっかりした侵略SFホラー。ゾクゾクする。犠牲者たちを見てて心底、心理的に怖かった。映像演出カメラワークも良い。そして何よりもキャスト陣が軒並み素晴らしい。特殊な設定・状況だからこそ演技力が活きる。

SUN RA TANG MEN@SUNRATANGMEN

「散歩する侵略者」
新宿ピカデリー (10/8 13:25〜)
[松田龍平×黒沢清監督トークショー付き] あらゆるジャンル映画を行き来しながら、映画史の新たな可能性を切り開くとんでもない傑作。
トークショーは、寡黙な文化系男性二人… twitter.com/i/web/status/9…
https://matome.naver.jp/odai/2151567477985149601
2020年03月07日