世界の有名な「伝説の剣・刀・槍」まとめ

ino1980yuu
世界の有名な「伝説の剣・刀・槍」まとめました。伝承、物語、神話、ゲーム、アニメ、映画などに出て来る有名な物を紹介しています。

エクスカリバー

ブリテン島の正当な統治者の象徴
アーサー王伝説に登場する、アーサー王が持つとされる剣。魔法の力が宿るとされ、ブリテン島の正当な統治者の象徴とされることもある。ランスロ=聖杯サイクルの『アルテュの死』で、傷付いたアーサーは騎士ギルフレ(グリフレット)にエクスカリバーを魔法の湖に投げ入れるよう命じる。二回失敗したのち、ギルフレは王の望みを果たし、湖から手が現れて剣を掴む。これを引き継いだマロリーと他の英語の作品では、ギルフレの代わりに騎士ベディヴィアが剣を湖に投げ入れることになっている。

シャムシール・エ・ゾモロドネガル

元々ソロモン王が持っていた
ペルシャの伝説アミール・アルサランに登場する剣である。この剣はエメラルドのビーズがちりばめられた剣で、元々ソロモン王が持っていた。身につけるだけで魅了の魔法に抵抗し、鋼の装甲を持つ悪魔に対抗できる唯一の武器であった。

クラウ・ソラス

光の剣
アイルランド語で「光の剣」あるいは「輝く剣」の意をもつ、アイルランド民話の魔法剣。手に持つ者に照明を与える道具だったり、巨人などの敵に特殊な効果を発揮する武器など、物語によって異なる描写がされている。

レーヴァテイン

輝く剣
北欧神話の原典資料においては、世界樹の頂に座している雄鶏ヴィゾーヴニルを殺すことができる剣で、「狡猾なロプトル」(ロキ)によって鍛えられ、女巨人シンモラが保管している、という程度の記述しかない。

ティルヴィング

サガに登場する魔剣

北欧神話の古エッダ、サガに登場する魔剣。

オーディンの血を引く王、スウァフルラーメがドヴァリン、ドゥリンという二人のドヴェルグを捕らえ、命を救うのと引き換えに黄金の柄で錆びることなく鉄をも容易く切り、狙ったものは外さない剣を作るように命じた。

グラム

バルムンク・ノートゥングのモデル
北欧神話に登場する剣のひとつ。その名は古ノルド語で怒りを意味する。 古エッダではファフニールを殺すためにレギンからシグルズに与えられるが、『ヴォルスンガ・サガ』では出自が異なりオーディンからシグムンドへ与えられ、後に息子のシグルズに受け継がれたものとされる。石や鉄も容易く切り裂いたといわれている。鍛え直された後の長さは7スパン(およそ140センチメートル)あった。『ニーベルンゲンの歌』のバルムンク、『ニーベルングの指環』のノートゥングのモデルとされる。

ハルパー

ヘルメースの武器

ギリシア神話においてヘルメースの武器として度々登場する。

鍛冶神ヘーパイストスが鍛造したアダマントのハルパー(アダマスの鎌)は、クロノスによる天空神ウラヌスの去勢、巨人アルゴスの暗殺、英雄ペルセウスのメドゥーサ討伐などに使用された。

このハルパーは、たとえ相手が不死の神や怪物であっても効力を発揮したといわれている。

ジョワユーズ

ジョワユーズ
中世フランスのシャルルマーニュ伝説でシャルルマーニュが所持していたとされる剣。フランスにおいては国王の王権を象徴する剣として多くの絵画に描かれている。 歴代のフランス国王の肖像画にも描かれており、ナポレオンの戴冠式にも描かれている。

ネァイリング

ベオウルフが持つ剣
古英語の叙事詩『ベオウルフ』に登場する表題の人物ベオウルフが持つ剣の一つ。この剣はおそらくはフグレイク王がベオウルフに与えたフレーゼル王の遺品の剣と同一のものである。ネァイリングは名剣として「鋭い」「光り輝く」「力強い」などと、あるいは由緒ある古剣として「素晴らしいいにしえの剣」「いにしえの家宝」「古き灰色の」などと繰り返し称揚されるが、ベオウルフの最期となった竜との対決では耐える事はなく二つに折れてしまう。これは竜の力によるものではなく、ベオウルフ本人の膂力が原因であると説明されている。

ズルフィカール

ズルフィカールに勝る剣なし
アリー・イブン・アビー・ターリブが使っていた剣でイスラーム圏では伝説の名剣とされている。イスラム教圏では剣などに「アリーに勝る英雄なく、ズルフィカールに勝る剣なし」と刻まれていることがある。

倶利伽羅剣

不動明王の象徴
不動明王の立像が右手に持つ剣。三昧耶形では不動明王の象徴そのものであり、貪瞋痴の三毒を破る智恵の利剣である。剣は倶利伽羅竜王が燃え盛る炎となって巻きまとっていることからこの名がある。

アスカロン

伝説上の槍
聖ゲオルギウスが竜退治に使ったとされる伝説上の槍。キリスト教の聖人の一人。古代ローマ末期の殉教者。ドラゴン退治の伝説でも有名である。

グングニル

北欧神話の主神オーディンが持つ槍
北欧神話の主神オーディンが持つ槍。ドヴェルグの鍛冶、イーヴァルディの息子達によって作り出され、オーディン、トール、フレイに品定めされた後、オーディンへ渡された。 この槍は決して的を射損なうことなく、敵を貫いた後は自動的に持ち主の手もとに戻る。また、この槍を向けた軍勢には必ず勝利をもたらす。

トリアイナ

海神ポセイドーンが使用する三叉銛
トリアイナは「3つの歯」を意味する。ギリシア神話の海神ポセイドーンが使用する三叉銛、あるいは鉾としても知られる。もともとは漁師が魚を獲るために使っていたこともあり、ローマ時代の剣闘士の一種であるレティアリィはこの武器と網を使用し、主として魚の兜をつけたムルミッロと試合を行った。

トリシューラ


https://matome.naver.jp/odai/2151305385674853201/2151306081979435903
ヒンドゥー教の神であるシヴァが持つ槍
ヒンドゥー教の神であるシヴァが片手に持つ先が3つに分かれた槍。三叉槍の一種。3つの先端はそれぞれシヴァのシャクティ(力)である、iccha(欲望、愛、意志)、kriya(行動)、jnana(知恵)をあらわす。

天叢雲剣

草薙剣の別称
三種の神器の一つ(八咫鏡、八尺瓊勾玉、草薙剣)。 三種の神器の中では天皇の持つ武力の象徴であるとされる。 日本神話において、スサノオが出雲国でヤマタノオロチ(八岐大蛇)を退治した時に、大蛇の体内(尾)から見つかった神剣である。
https://matome.naver.jp/odai/2151305385674853201
2017年12月12日