はじめに~スコットランドヤードって?~
スコットランドヤードとは、ロンドン警視庁の呼び名です。
「ロンドン市警」ではなく、「ロンドン警視庁」です。(ここ重要!)
ロンドン警視庁(ロンドンけいしちょう、英語: Metropolitan Police Service, MPS)は、イギリスの警察組織の一つ。首都ロンドン一円(中心部のシティを除くグレーター・ロンドン全域)を管轄する首都警察であると同時に[2]、国家全体の警備公安警察や王族・政府要人警護といった特別な任務も担っている[3]。
ロンドン警視庁 – Wikipedia
ちなみに、ロンドン市警はどんな組織なのかというと・・・
ロンドン市警察 (ロンドンしけいさつ、City of London Police) はイギリスロンドン市内のシティ・オブ・ロンドンを管轄する警察組織である。シティ・オブ・ロンドン・コーポレーションの管理下に置かれ、本部はウッドストリート警察署にある。
ロンドン市警察 – Wikipedia
画像の赤い地区が「シティ・オブ・ロンドン」と呼ばれる地区です。
スコットランドヤードの管轄範囲は広いですね~。
本題~スコットランドヤードと呼ばれる理由は~
この名前はロンドン警視庁本部の初代庁舎が置かれていた場所に由来する。初代庁舎はロンドン、ウエストミンスター地区のホワイトホール・プレイス4番地(4 Whitehall Place)にあり、その庁舎の北側にある一般入口がグレート・スコットランド・ヤード(Great Scotland Yard)という通りに面していた。警視庁に用のある市民はこの入口から入ることが多かったことから、次第に一般市民に「スコットランド・ヤード」と呼ばれるようになった[1]。
スコットランドヤード – Wikipedia
では、なぜ「スコットランドヤード」通りと呼ばれるようになったのでしょう。
3 Whitehall Pl, Westminster, London SW1A イギリス
●そのホワイトホール4番地がなぜスコットランドヤードと呼ばれていたのか?
については以下の2つの説が有力です。
①スコットランド王家が所有する邸宅の場所であった。
その「中庭(コートヤード)」がその後、「スコットランド・ヤード」という名として知られるようになった。②「グレートスコットランドヤード」と呼ばれる中庭の裏手にあり、
中庭を囲む3つの道のうち1つが「スコットランド・ヤード」という名であった。
(その由来は、中世にスコットさんという人がこの土地を所有していたためだそうです)
ロンドン警視庁のことを「スコットランド・ヤード」と呼ぶのはなぜです… – Yahoo!知恵袋
最後に~場所は変わっても呼び名は変わらない~
New Scotland Yard, Westminster, London SW1A イギリス
1890年にロンドン警視庁本部は移転し、それ以降、移転後の庁舎は慣習的に「ニュー・スコットランド・ヤード」という愛称がつけられており、一般の間では、呼びやすいよう「ニュー」を省いて、「スコットランドヤード」と呼ばれている。
スコットランドヤード – Wikipedia
でも、「イングランド」にあるロンドンの警察なのに、なぜ「スコットランド」ヤードと呼ばれるのか疑問に思ったことはないですか?