藤浪晋太郎 イップス疑惑について考察

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巷で囁かれている藤浪晋太郎投手の状態について考察

藤浪晋太郎投手の【イップス】疑惑について考察

みなさんはスポーツにおいての【イップス】という言葉をご存知でしょうか?

野球やゴルフなどスポーツを経験した方であれば一回は聞いたことがあるかもしれませんが、世間的にはまだまだ認知がされていないかと思います。

この【イップス】とは、スポーツにおいての運動障害のこと言います。

主に精神的な要因により動作に支障をきたし、自分の思い通りにプレーできなくなる障害のことです。

主にプロスポーツ選手に見られる症状で、
過去には、元広島東洋カープの東出輝裕選手(現広島東洋カープ打撃コーチ)や、
元東京ヤクルトスワローズの森岡良介選手、

現在では阪神タイガースの藤浪晋太郎投手がイップスではないかと言われています。
※藤浪選手本人はイップスについて否定しています。

練習なら簡単にできるプレーが、試合になると途端にできなくなったり
試合中に緊迫した場面になると自分の体が自分のものではないように感じてしまったり。

このイップスは場合によっては選手生命を脅かすほどの障害です。

治療法ももちろんありますが結果的に改善せずに引退に追い込まれた選手も少なくありません。

そんなイップスについて考察してみたいと思います。

【語源】
子犬が吠えるという意味でのYIPからくるもので、元プロゴルファーのトミー・アーマーが初めて用いた表現と言われています。

【原因】
過去の失敗体験からまた同じ失敗をしてしまうかもしれないという不安からくるもの、
またはプレーにおいて失敗できない状況により極度の緊張によるもの。

【どんな人がイップスなりやすいか】
神経質・繊細な人、または完璧主義の人
積極的、自信家の人もなりやすいと言われています。

【治療法】
方法は現在も様々ありますが、絶対的なものはありません。
よく用いられている方法としては、
・使う筋肉を変える
・専門医によるメンタルヘルスケア
・医薬品などを投与

野球においては主に送球イップスが多いです。

最近の藤浪晋太郎投手を見てみましょう。

藤浪晋太郎投手は高校時代からストレートが速く、力で打者を押していき奪三振を
取っていくタイプのピッチャーです。
元々コントロールは良いというわけではなく過去の四死球数から見ても

2014年 与四球64 ※与死球11
2015年 ※与四球数82 ※与死球11
2016年 ※与四球数70 与死球8

※はリーグ最多となっています。

2017年8月16日に京セラドームで行われた対広島戦に登板。
5回途中まで7四死球を与えた。

注目すべき所は、この7四死球はいずれも右打者と対戦した時に与えたものであるということ。

一部では、過去に元広島の黒田投手への死球が原因ではないかとも言われていますが
本人はイップスを否定していますし、メディアや周りの人が過剰に反応しているだけかもしれませんが、

ただ過去の成績と比較しても

四球と死球の割合

2015年
2.42回に1つの四球
18回に1つの死球

2016年
2.41回に1つの四球
21.1回に1つの死球

2017年
1.31回に1つの四球
7.37回に1つの死球

と、2017年は明らかに与四死球率が高くなっています。

果たして藤浪晋太郎投手はイップスなのか?

2017年クライマックスシリーズでは登板はあるのか?

藤浪晋太郎投手のピッチングに今後も注目していきます。

https://www.youtube.com/watch?v=NI369-WrRuU
2017年8月16日の対広島戦での藤浪晋太郎投手のピッチング

藤浪晋太郎投手の通算成績


https://matome.naver.jp/odai/2150748344346395601/2150798536327556003
https://matome.naver.jp/odai/2150748344346395601
2017年10月23日