人種差別への抗議行動が続くアメリカ・アメフト界
アメリカで黒人や有色人種への人種差別的な事件が多発することに抗議して国家斉唱で起立を拒否し続けていたNFLのサンフランシスコ49ers所属のクォーターバック(QB)コリン・キャパニック
コリン・キャパニック、NFL今シーズン初先発へ 国歌斉唱で起立を拒否したスタープレーヤー
警察による人種差別や暴挙に対する抗議として、QBコリン・キャパニック(Colin Kaepernick)が起立拒否したことを皮切りに、NFLでは黒人選手を中心に昨年から抵抗運動が続いている。
国歌不起立のNFL選手は「クビにしろ」、トランプ氏が非難 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
この動きに対してトランプ大統領の発言が波紋を広げている
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は22日、試合前の国歌演奏で抗議する米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の選手について、汚い言葉を使いながら強く非難し、起立を拒否したり、拳を突き上げたりする行為に及んだプレーヤーは「クビ」にするよう各チームオーナーに要求した。
国歌不起立のNFL選手は「クビにしろ」、トランプ氏が非難 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
トランプ大統領は「われわれの国旗を侮辱した選手に対し、NFLのオーナーたちが『フィールドから今すぐ出て行け、くそ野郎。クビだ、お前はクビだ!』と言うのを見たくないか」と発言。
国歌不起立のNFL選手は「クビにしろ」、トランプ氏が非難 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
さらに、「今に誰かがそうし始める。そして彼はこう言うだろう。『あの男はわれわれの国旗を軽蔑している。クビだ』と」とすると、そうした対応をとるオーナーは「この国一の人気者になるだろう」と続けた。
国歌不起立のNFL選手は「クビにしろ」、トランプ氏が非難 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
国歌演奏時に膝をついたりするのは「わが国の地位を侮辱する」行為であり、そうしたことが起きた場合はファンは「スタジアムを去る」べきだとトランプ大統領が口にすると、アラバマ(Alabama)州で行われた演説に詰めかけた聴衆からはUSAコールが鳴り響いた。
国歌不起立のNFL選手は「クビにしろ」、トランプ氏が非難 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
この発言に対して大きな反発が起きている
これに対して、NFLのグッデルコミッショナーは23日、声明で、「大統領の発言は対立を招く」と批判
トランプ大統領 アメフト選手非難で波紋広がる | NHKニュース
トランプ大統領の友人として知られるニューイングランド・ペイトリオッツのオーナーのクラフト氏も24日、「大変失望している。スポーツはこの国をまとめ、政治が分断させている。政治指導者はチームワークから学ぶべきだ」と批判する声明を発表しました。
トランプ大統領 アメフト選手非難で波紋広がる | NHKニュース
ネットでも大きな反響が
hirosih@hirosih
serge@(ΦωΦ)@clompclomp69
まあ 愛国精神の国だからね 大統領自らってのが問題なのかなぁ・・・
トランプ大統領 アメフト選手非難で波紋広がる | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2017…
Nikaidou Moriyoshi@captainjaguar
過去最大の悪手になる感がしゅごい
basa-spurs@basassang
中野宏美@nakano_hiromi
ぽころ/Pocoro@Kirara!@pocoro
NBAの優勝チームの表敬訪問も中止に
米プロバスケットボールNBAのその年の優勝チームはホワイトハウスを表敬訪問することが慣例となっているが、ゴールデンステート・ウォリアーズは23日、予定されていた訪問を取りやめた。
NBA名監督、トランプ大統領の時代は「本当に大変だ」 | JBpress | kinora(キノーラ)
人種差別や黒人への警察暴力に抗議するプロアメフトリーグNFLの選手たちについて、ドナルド・トランプ大統領が「クビだ」と発言したため、ウォリアーズのスティーブン・カリー選手やスティーブ・カー監督が、その発言に強く反発した。
NBA名監督、トランプ大統領の時代は「本当に大変だ」 | JBpress | kinora(キノーラ)
大統領はそれを受けて23日、「招待は撤回だ!」とツイートした。カー監督は現役時代、シカゴ・ブルズとサンアントニオ・スパーズで合計5回優勝。監督としてはウォリアーズを2回、優勝に導いている。
NBA名監督、トランプ大統領の時代は「本当に大変だ」 | JBpress | kinora(キノーラ)
さらに抗議活動はメジャーにも広がっている
NFLで広まっている国歌斉唱時の片膝つき抗議が、メジャーにも拡大した。
「僕らはみんな平等であるべき」米で広がる国歌斉唱膝つき抗議がMLBにも | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―
23日(日本時間24日)本拠地でのレンジャーズ戦で、アスレチックスの新人捕手ブルース・マックスウェルが国歌斉唱の際に立ち上がらずに片膝をつく抗議行動を始め、翌日も同様の行動を取ったことが話題になっている。
「僕らはみんな平等であるべき」米で広がる国歌斉唱膝つき抗議がMLBにも | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―
MLB公式サイトによれば、マックスウェルは抗議行動に出る前に、球団首脳陣や監督、コーチ、チームメイトに知らせ、その理由についても説明したという。
「僕らはみんな平等であるべき」米で広がる国歌斉唱膝つき抗議がMLBにも | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―
アスレチックスのメルビン監督は「彼はこれ以上ないほど適切なコミュニケーションをとって抗議行動に出た」と話し、突然ではなく、周囲の理解も得ながら抗議に踏み切ったマックスウェルを称賛。チームは26歳捕手を全面サポートするという。
「僕らはみんな平等であるべき」米で広がる国歌斉唱膝つき抗議がMLBにも | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―
元々、アメリカでは政治的スタンスを表明する事は珍しくない
日本と違って、多くのアーティストが政治的なスタンスを明らかにするのがアメリカという国だ。
アメリカのポップスターは、束になってもトランプに勝てなかった – 日々の音色とことば
メリカのメディア界には選挙の終盤戦で特定の候補への支持を正面から公表する慣行がある。Endorsement(推薦、支持)というメディアとしての承認や支持の表明である。
米・大手メディアは民主党支持 米大統領選クロニクル その8 | NEXT MEDIA “Japan In-depth”[ジャパン・インデプス]