ドラゴンクエスト11 ストーリーネタバレガイド
実際にクリアした感想。過去のドラクエと比較して格段に遊びやすいし詰まることも殆ど無いが、後述するオーブ集めではお使いのお使いが繰り返されるということで、忙しい社会人にとってはダレる可能性もある。そこで、投げてしまった人も忙しくて全く遊ぶ暇がない人も必見、キャラクターから紐解くドラクエ11の完全ネタバレをお届けしたい。
キャラクターから紐解くドラクエ11の完全ネタバレ
https://matome.naver.jp/odai/2150157553924384001/2150158010827412503
主人公は何者か
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勇者の宿命を持って生を受けた。世界「ロトゼタシア」の伝説の勇者の生まれ変わりのようなもの。左手に勇者のアザがあり、ストーリーではそのアザによって助けられる場面が多い。アザにはロトゼタシアの「生命の大樹」と呼応する能力があり、悪の敵を退ける稲妻を落としたり、過去を見たり、勇者しか手に取ることの出来ない伝説の剣を手にすることができたりする。
カミュ
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ベロニカとセーニャ
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シルビア
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マルティナとロウ
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マルティナが実質最強キャラで、ロウは当初は物理役だが回復便利キャラになる。
グレイグ
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なぜロトゼタシアでは勇者が忌み嫌われているのか
ロトゼタシア、特に王国デルカダールでは勇者主人公は「悪魔の子」とされ、投獄されてしまう。簡単な話で、”通常の”ラスボスとなる「ウルノーガ」が国王に16年間も憑依していた。将軍をはじめ国民などを騙し、勇者を嫌わせた。
ウルノーガの最期
ラスボス:第1形態では初見の悪魔道士のような見た目から一転し筋骨隆々のモンスター化。第1形態を倒すと画像のような双頭の巨大モンスターと化す。これを倒せばエンディング。
大まかな流れ
自分(主人公)は勇者として産まれた。16歳でデルカダールに行くと聞かされているので行く
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歓迎されたと思ったらウルノーガが憑依した国王に投獄される
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第1の仲間・カミュと逃げる
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さらに仲間(勇者と共にする運命の者もいれば偶然の者も)を増やしつつ、6つのオーブを集める。なぜ勇者が嫌われているか解き明かすため、生命の大樹に行く際に必要らしい。6つのオーブ集めは話を端折っても問題ない
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●生命の大樹に到着し、伝説の勇者の剣を手に入れる間際、ホメロスによって攻撃される。怯んでいるうちに国王(ウルノーガ)が伝説の剣を奪い、悪魔の剣へと変えてしまう。そして生命の大樹を壊し、ロトゼタシアを半壊させ、魔城を築く。
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破壊の最中、仲間の魔法使い「ベロニカ」が最後の力を振り絞り仲間を飛ばす。仲間は世界に散り散りになり、命は助かるが、ベロニカは命を落とす(この時点ではベロニカが死んだことや仲間が散り散りになったことは知らない)
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最初の村がデルカダール王国近辺の住人にとって魔物を食い止める最後の砦となり、グレイグは人命救助によって英雄となる。グレイグが仲間になる。
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荒廃してしまった世界で、魔王の手下の6人の幹部を倒しつつオーブを回収し、メンバーも回収していくが、ベロニカが死んだことが最後に判明する。
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ベロニカの双子の妹(僧侶系)であるセーニャが髪を切り、ベロニカの遺志を受け継ぎ、攻撃魔法も習得する。
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魔王の城に挑み、魔王ウルノーガを倒し、世界に平和が訪れる。(第1エンディング)
第1エンディング後
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時を戻すことで、ベロニカが生きているところまで戻れるかもしれないと判明。プレイヤーに委ねられるが、おまけ要素というわけではなく、しっかりと話に組み込まれている。
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時を戻して●のところに主人公がタイムワープ。ウルノーガを倒すために作った伝説の剣は過去に行くことで悪魔の剣と化し、ホメロスの攻撃を防いだことで破壊される。ウルノーガが憑依した国王は面を喰らう。宴と称し城に招き入れ、剣を奪おうとするが失敗。現れたウルノーガ(通常ラスボスと違い元の姿のまま)を倒し、ベロニカが生きたまま世界に平和が訪れたかに思えた。
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第1エンディングの時点で謎めいていた「勇者の星」(実際は、伝説の勇者によって邪神が封印されている)。邪神が復活を企み、勇者の星を落とそうとするが、それを防ぐ。ゲーム内で時折出てきた、もののけ姫の精霊のようなキャラクターは、時間戻しや勇者の星の関連の要素で絡んでくる。
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●以降のストーリーを改めて各地でなぞっていく。バッドエンドをトゥルーエンドへ。
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最終的に、ドラゴンクエスト3に繋がる話だということが判明。ドラゴンクエスト11はロトシリーズの前日譚ということだった。
システム面
スキルパネル
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飛空艇は?
天空のクジラ「ケトン」が飛空艇となる。
船は?
シルビアが持っているものを使わせてもらい、以降船はそれを使う。シルビア加入はかなり序盤なので、操作できる船の登場としてはシリーズでは早い方かもしれない。
世界は広い?
ワールドマップの大陸上は移動できないが、世界自体は過去のドラクエの規模と同等。
プレイ時間は?
50時間という事前情報どおり。すこし寄り道をしたり、装備を鍛造して吟味したりしていると60時間程度。
感想評価
PS4版。
前述の通りドラクエとしてはとても遊びやすい。ミニマップがあり、ダンジョンも迷わない作りになっている。MPのやりくりに苦戦することも少ない。
キャラによって使い勝手が異なり、組み合わせの妙であるれんけい必殺技も意図的に発動することが難しいため微妙。
過去作以上にダメージの爽快感に乏しい。終盤も2桁ダメージ~100台のダメージが続く。
装備鍛造システムはややハンパ。鍛造ミニゲーム自体はなかなかシビアで面白くハマる。素材集めが、結局道具屋で買えることが多く意味を成さなくなるためやや萎える。
カジノのスロットの作り込みが異常。かなりのマニアに作らせた?
ストーリー面では、FF15のストーリーがボーイズラブ系の女性に作らせたことで一部批判を集めたが、本作もややそのきらいがある。気にならなければ全く気にならない。
過去作のエッセンスがふんだんに盛り込まれており、ドラクエ最新作を遊びたいと思う人には全く問題なく楽しめる。一方で、最後のオフラインナンバリングである9で止まり、その間に洋ゲー含めた様々なゲームの進歩を味わっていた人には、隔世の感がある。
ドラクエのエッセンスを外さず、古き良きターン制RPGを現代の味付けで実現した良作であることは間違いない。