クレジットカードを解約する際に気を付けたいポイント

fkmi
クレジットカードを解約する際の注意点やポイントについてまとめました。

基本的な解約の流れ

カード解約時の基本的な流れは下記2種類。

<A.電話解約の場合>
①カード会社に電話
②自動音声の案内に従いボタンをプッシュ
③オペレータと会話し、解約
④カードを破棄
⑤未精算分があれば後日支払

<B.郵送解約の場合>
①カードのWebサイトにログイン
②解約届を資料請求
③解約届を受け取ったら、必要事項を記入しカード会社へ郵送。
(解約するカードを同封する場合が多い)
④未精算分があれば後日支払

ここでは、電話解約・郵送解約で共通して気を付けたいポイントと、解約方法それぞれについて気を付けたいポイントをご紹介します。

クレジットカード解約時のポイント(電話解約・郵送解約共通)

1. いつまでに解約したらよいかを確認

クレジットカードでよくあるのが、「初年度年会費無料」。
この場合、2年目に突入すると年会費が発生することになるので、1年目である内に解約処理を行う必要がある。

後述するが、郵送解約の場合は解約に2週間程度かかる。
電話解約は基本的に即日解約できるが、休業日や電話混雑などの影響で即日解約できない場合がある。
どちらの場合であっても、解約する場合は早めに動き始めたい。

2. カードを見つけておく

解約するカードということは使用しないカードなので、すぐ出せるところにしまっていない場合も多いだろう。
だが、電話解約の場合、解約時にカード番号を確認される。
また郵送解約の場合は、解約届にカードを同封する必要がある場合が多い。
そのためカード解約をする場合は、まずカードを手元に持ってくるところから始めよう。

なおカードを紛失していても基本的に解約できる。
ただ本人確認等が複雑になったり解約するのに余計に日数がかかったりするため、可能な限りカードは手元にある状態で解約手続きを進めたい。

3. ポイントを消費しておく

カードのポイントは解約と同時に全て失効となる。
しばらくカードを使用していなくても、案外キャンペーンなどで自然にポイントが貯まっている場合があるので、解約する前に一度ポイントを確認しておこう。
使い道が思いつかない場合は、Suicaなどの電子マネーやクオカードなど汎用性の高いものに交換しておくとよいだろう。

電話解約のポイント

1. 受付時間に注意

平日9:00~17:00の受付の会社が多い。
受付時間以外は電話がつながらず受け付けてもらえないため、すぐに解約したい場合は注意する。

2. 長電話に注意

カード会社にもよるが、セディナカードやセゾンカードなどメジャーなカード会社は、混雑のせいでオペレータとの接続を待たされる場合が多い。(10分以上の場合もあり)

またオペレータとの会話にも3~5分程度要するため、全体で10~15分程度になる場合がある。
会社や学校の休み時間に電話をかける人も多いと思われるが、十分時間が取れる状態で電話したほうがよい。

3. 通話料金に注意

通話時間が長くなりがちなので、下記ポイントを押さえる。

①フリーダイヤル(0120-XX-XXXX)があればフリーダイヤル宛にかける。
・カード裏面に記載されていない場合もあるので、一度ぐぐるとよい。
・カード会社のサイト上でも目立たないように書かれていたりするので、くまなく探す。

②ナビダイヤル(0570-XX-XXXX)はかけない。
・ナビダイヤルは通常の通話料金よりも高い場合が多い。
・最近では、通常の市外局番(03や06など)から始まる番号より目立つようにかかれている場合があるが、ほとんどの場合市外局番から始まる番号も併記されているので、そちらを使用する。

4. カードを手元に用意する

ほとんどの場合自動音声またはオペレータによってカード番号を確認される。有効期限について聞かれる場合もある。
解約するカードを間違えないようにするためにも、手元に用意しておいたほうがよいだろう。

5. 解約理由は「他社カードを使用するため」でOK

オペレータとのやり取りの中で解約理由を聞かれることがあるが、「他社カードを使用するため」で問題ない。使用する他社カード名について聞かれる場合があるが、素直に答えておけば問題ない。(明かしたくなければ、「楽天カード」や「イオンカード」など適当なカード名でOK)

あくまでカード会社側の調査の一環に過ぎず、カード継続や他カード入会の勧誘をされるわけではないので安心してください。

6. 解約の確認が取れるまで電話を切らない

言うまでもないが、応対の途中で電話が切れてしまった場合は解約を受け付けてもらえない。
オペレータから解約が完了した旨の案内がされるまでは電話を切らないようにする。

また、移動中や電波が不安定な所での通話は避けたほうがよい。

郵送解約のポイント

1. 解約時期に余裕をもつ

解約届送付の申請をしてから、解約届を受け取るまで1週間程度。
解約届を送付してから解約処理がされるまでさらに1週間程度かかる場合がある。

年会費が発生する前に解約したい場合など、解約したい期限がある場合は余裕をもって対応する。

2. 書類不備をしないようにする

提出した解約届に不備があると受理されず、解約処理が実施されない。
解約日が遅れた影響で年会費が発生するということがないよう、解約届は一発で受理されるよう提出前には内容をよく確認する。

まとめ

解約は面倒…と思われがちだが、新規契約するより案外簡単に解約できる。
手持ちのカードをきちんと管理するために、使用しないカードはこまめに解約するよう心がけたい。

https://matome.naver.jp/odai/2150062252748541801
2017年07月24日