もはや超人…男子テニス界で「世代後退」が起きている

manuronald
偉大な選手は数多くいますが、この2人は特に凄すぎる。

■テニスの4大大会の一つ

「全仏オープン」

毎年5月末~6月初め(15日間)にかけて開催。
全仏オープン – Wikipedia

4大大会で唯一、クレー(赤土=レンガの粉)コートの大会であり、キャリア・グランドスラムを目指す最大の障壁とも言われる。
全仏オープン – Wikipedia

■11日、男子シングルスの決勝が行われた

第4シードのラファエル・ナダル(スペイン 世界ランク4位)と第3シードのスタン・バブリンカ(スイス 同3位)が対戦した。
ナダル全仏10度目V「ここでの感動表現できない」 (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

■試合序盤からナダルが持ち味を発揮

試合は、序盤からナダルが鉄壁の守備とフォアの強打で主導権を握る。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/06/11/kiji/20170612s00028000023000c.html

一方のバブリンカは、2日前に4時間半超えの準決勝を戦った影響からか動きが重く、リズムに乗り切れない。
ラファエル・ナダルが全仏OP決勝を制す 3年ぶり10度目の優勝 – ライブドアニュース

バブリンカに付け入る隙を与えない

第1セットでバブリンカのサービスゲームを2度破り、第2セットに入ると序盤で3ゲームを連取。
ナダル 全仏最多10度目V – テニス365 | tennis365.net

第3セットでは第1ゲームでブレークする好スタートを切るなど、終始バブリンカを圧倒する。
ナダル 全仏最多10度目V – テニス365 | tennis365.net

■2017年大会を制したのはナダル!

バブリンカに6-2、6-3、6-1のセットカウント3対0のストレート勝ち

同大会の優勝は3年ぶり10度目で、オープン化以降、同一の四大大会を10度制したのは史上初の偉業。
ナダル、3年ぶり最多10度目V!7戦すべてストレー倒/全仏テニス (1/2ページ) – スポーツ – SANSPO.COM(サンスポ)

四大大会では単独2位の15個目のタイトルとなり、ツアー通算の優勝回数も73に伸ばした。
テニス 全仏オープン男子シングルス ナダルが10回目の優勝 | NHKニュース

ポップテニス@poptennis_

全仏オープン決勝、ワウリンカvsナダルのハイライト すぐ消えちゃうかもです youtube.com/watch?v=bPm3o6… #tennisjp #tennis #テニス #全仏 #全仏オープン #ワウリンカ #ナダル

■”赤土の王者”が帰って来た!

バブリンカも称賛するほどの、圧巻のプレーだった

「今年の初めから、彼はより攻撃的にプレーしている。対戦するときに半秒でもためらってしまったらそこまで」
ワウリンカ、クレー王者の帰還に感嘆「ナダル史上最高だった」 写真11枚 国際ニュース:AFPBB News

「彼がこれまでで最も良いテニスをしているのは間違いない。それもここだけの話ではないよ」
ワウリンカ、クレー王者の帰還に感嘆「ナダル史上最高だった」 写真11枚 国際ニュース:AFPBB News

■近年、相次ぐ怪我に悩まされていたナダル

本来の調子とは程遠く、一時は世界ランクも10位に後退

2016年は、全豪で初の初戦敗退を喫し、全仏では左手首の負傷により3回戦を前に無念の棄権。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/06/12/kiji/20170612s00028000098000c.html

その後、リオ五輪でプレーするために怪我の回復を急いだ結果、手首周辺の痛みに悩まされ続け、シーズン終盤は試合を欠場。
「ナダルが左手首の故障で2016年シーズンに終止符」|「海外ニュース」のニュース|THE TENNIS DAILY/テニスデイリー

「ナダルの時代は終わった」との声も…

多くの人からは、これまでにも度重なる故障に苦しんできた元王者の復活を疑う声も聞こえていた。
二人三脚でナダル支えたトニ氏「すべてが見事」、おいの快挙称賛 (AFP=時事) – Yahoo!ニュース

■そんな苦境を乗り越え、掴んだ栄光

「感動で言葉が見つからない」

「ここ3年間は毎日不安だったし、テニスから離れたかった時期もあった」
苦境乗り越えたナダル、完全復活への原動力は「不安」 写真13枚 国際ニュース:AFPBB News

「でも、人生は常に先行きが見えないもの。成長していくには常に努力する必要がある」
苦境乗り越えたナダル、完全復活への原動力は「不安」 写真13枚 国際ニュース:AFPBB News

「何度も言ってきたように、全仏は1年で何よりも大切な大会。感動で言葉が見つからないよ」
ナダル、完全復活=圧倒した赤土の王者-全仏テニス:時事ドットコム

■皆さんの反応

yukassh@yukassh

ナダル完勝!全仏優勝!!
まさしく土の王者だったーーー

林フミヤ@ex_3JSB_ex

今回の全仏オープンのナダルは強すぎた笑
1セットも落としてないとかバケモノかよw
ワウリンカ決して好調とは言えないけどここまで圧倒されるのか。土ナダルが異次元だ…
すげーよ! ワウリンカとナダルの試合…テニヌかよ…。

スーパープレーのバーゲンセールは…まずいですよ!!
 
#全仏

ナダル強いわ
よくここまで盛り返したな
やっぱりグランドスラム獲るにはこのくらいの強みがないと難しいんだろうな。
錦織さんは応援してるけど、今のままじゃグランドスラムは無理そうやな。

■男子テニス界に訪れている「変化」

同じく怪我に悩まされていた”生ける伝説”、ロジャー・フェデラー(35)も復活

今年1月の全豪OPで、ナダルとの3時間37分におよぶフルセットマッチを制し、7年ぶり5度目の優勝。
ナダル有利の予想を跳ね返したフェデラー史上2位の高齢戴冠も「来年また会おう」 – スポーツナビ

四大大会優勝は2012年のウィンブルドン以来5年ぶりで、自身が持つ史上最多記録を18回に更新した。
ナダル有利の予想を跳ね返したフェデラー史上2位の高齢戴冠も「来年また会おう」 – スポーツナビ

そんな2人とは対照的に、マレー、ジョコビッチは不調に苦しんでいる

世界ランク2位のジョコビッチは、全豪OP2回戦で世界ランク117位に敗戦すると、全仏では7年ぶりに準決勝前に敗退。
ジョコビッチの深刻な不調はなぜか。尋常でない男の、ありきたりな理由。(2/3) – テニス – Number Web – ナンバー

世界ランク1位のアンディ・マリーも、全豪OPで4回戦敗退、マスターズシリーズで3大会連続で8強入りを逃すなど、スランプ状態。
不振にあえぐマレー「危機感を持たなければならない」 写真11枚 国際ニュース:AFPBB News

らり@趣味垢@pzdr_rookie

ジョコとマレーが落ちた結果ナダルとフェデラーが上がる世代後退ほんとすき

T Akira@agiira

ジョコもマレーも強いんだがフェデラーとナダルは更に別格だな。この2人は現人神だよ

tiga@tigaor

2017年はフェデラーの全豪、ナダルの全仏優勝となりました。ジョコとマレーが低迷していて、次は圭とラオニッチの時代と思いきやフェデラー、ナダルの時代に戻ってしまった。ウインブルドンとUSOpenはどうなるのか? pic.twitter.com/omGP01viJ1

■王者復活の男子テニスから目が離せない!

フェデラー、ナダル、ジョコビッチと名選手が共存し、さらにマリーやバブリンカ、錦織といった個性派がそろう男子テニス界。
フェデラーら復活で続く 男子テニス界「幸せな時間」  :日本経済新聞

歴代の大横綱が同時代に生きているような「幸せな時間」はまだ続いている。
フェデラーら復活で続く 男子テニス界「幸せな時間」  :日本経済新聞

ナダルとフェデラーの名前は永遠に残るだろうな〜。2人が現役の時に試合が観れる幸せ
https://matome.naver.jp/odai/2149724186247665101
2017年06月12日