乳児・幼児・小児の違いについて 【小さい子の呼称の違いとその説明】

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小さい子の呼称の違いと説明

◆ 子供の成長や関係機関などに合わせた、呼称の定義

【乳児・幼児・小児の違い】

乳児
新生児・未満児・乳児・幼児・小児・小人・児童などの呼称の定義のご紹介

児童福祉法では、出生から満1歳未満までを指します。
語源的には乳で育てられ歩きだすまでの、生後1年から1年半ぐらいまでの時期を指します。

幼児
新生児・未満児・乳児・幼児・小児・小人・児童などの呼称の定義のご紹介

児童福祉法では、乳児期満了(満1歳)から学齢(小学校就学)までを指します。

小児
新生児・未満児・乳児・幼児・小児・小人・児童などの呼称の定義のご紹介

主に医学用語として使われます(小児科や小児ぜんそく等。)。
言葉の意味としては下記の「子供」と同じような扱いで曖昧ですが、小児科受診としての年齢は15~20歳程度まで (小児科特有の慢性疾患を有している場合は例外。)が一般的とされています。

【その他の呼称の定義】

赤ちゃん
新生児・未満児・乳児・幼児・小児・小人・児童などの呼称の定義のご紹介

産まれてスグから何歳までを「赤ちゃん」と呼ぶかの定義は明確にされていません。 語源から考えて使用すると、分娩の際に陣痛の圧力で胎盤内の血液が新生児の体内へ絞り出される為に、多血症気味となり皮膚色が赤く見える (帝王切開で出生した場合は赤くならない)事と、生後しばらくの期間は泣くなど興奮すると皮膚色が赤くなる事からきているので、そのような状態の期間と取れます。 語源を考えずに生活活動(食事や身体行動、コミュニケーションなど。)を行う能力で捉えると、 大人のそれと比べて大きな隔たりがある3歳未満までの期間とも取れます。 胎児を指す場合もあります。

新生児
新生児・未満児・乳児・幼児・小児・小人・児童などの呼称の定義のご紹介

生後4週間(出生から満28日未満)までの期間です。
類義語として、新産児、初生児が挙げられます。
生後7日未満は早期新生児とも呼び、生まれて間もない赤ちゃんの事を「嬰児(みどりご、えいじ)」と呼ぶ事もあります。

小人
新生児・未満児・乳児・幼児・小児・小人・児童などの呼称の定義のご紹介

公共施設、公共交通機関の運賃・料金区分の1つで、小学校6年生までを指すことが多いです。

児童
新生児・未満児・乳児・幼児・小児・小人・児童などの呼称の定義のご紹介

児童福祉法では満18歳未満を指し、乳児、幼児、少年(幼児期満了(小学校就学)から満18歳未満まで。)に分けられます。
学校教育法では、初等教育(小学校等)を受けている期間(満6~12歳が多い)を指し、同じく教育を受けている期間であっても、 幼稚園にて就学前教育を受けている期間は「幼児」と呼び、中・高等学校の中等教育などを受けている期間は「生徒」と呼び、大学(短期大学および大学院を含む)、 高等専門学校にて高等教育を受けている期間については「学生」と呼びます。

子供
新生児・未満児・乳児・幼児・小児・小人・児童などの呼称の定義のご紹介

出生から何歳までを「子供」とするかの定義は明確にされて無く、地域文化や時代背景などで子供観は変化します。
また、同じ文化・時代であっても、法律や制度(刑事処分、婚姻、風俗、選挙権・飲酒・喫煙・公営賭博等。)によってばらつきがあります。
「青少年」と区別する場合の「子供」は、概ね12歳までで、「青年」と区別する場合は、概ね義務教育満了(15歳)までです。
類義語として、小児、小人、児童が挙げられます。

◆ 医薬品の使用上の注意における年齢区分

乳児とは
医薬品の使用上の注意における年齢区分(乳児・幼児・小児・高齢者) – 「登録販売者試験問題集」

乳児は、生後1歳未満を指します。しゃべることができないため、自分の症状をうまく伝えることができません。また、容態が急変しやすいので、一般用医薬品(OTC医薬品)の使用は緊急時のみに止めるべきとされています。

幼児とは
医薬品の使用上の注意における年齢区分(乳児・幼児・小児・高齢者) – 「登録販売者試験問題集」

幼児は、7歳未満を指します。幼児は、興味のあるものを口に入れることが多いので、医薬品などの誤飲をしやすいです。そのため、医薬品を手の届かないところに保管するといった注意が必要です。

なお、医薬品を誤って飲み込んだ場合、多量の水や牛乳を飲ませて医薬品の成分を薄めてから、医師の受診を受けることが望ましいです。

小児とは
医薬品の使用上の注意における年齢区分(乳児・幼児・小児・高齢者) – 「登録販売者試験問題集」

小児は、15歳未満を指します。
小児と成人の主な違いは、以下のものがあります。
・腸が比較的長いため、医薬品成分を吸収しやすい。
・血液脳関門が未発達なため、医薬品成分が脳に移行しやすい。
・肝臓が未発達なため、医薬品成分の分解が遅い。
・腎臓が未発達なため、医薬品成分の排泄が遅い。

【関連リンク】

https://matome.naver.jp/odai/2149710247159533501
2019年07月25日