星野源アルバム「YELLOW DANCER」曲解説 ほしのげん

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YELLOW DANCER

1.時よ
2.Week End
3.SUN
4.ミスユー
5.Soul
6.口づけ
7.地獄でなぜ悪い
8.Nerd Strut(Instrumental)
9.桜の森
10.Crazy Crazy
11.Snow Men
12.Down Town
13.夜
14.Friend Ship

時よ

意味のない何かを歌おうと思いました。
このサウンドは、自分が感じる「日本」をイメージしたものです。暖かいノイズ感触。
このアルバムに入っているシンセサイザーはオールアナログであり、すべての楽器、音は打ち込みではなく、どれも生演奏でレコーディングされています。

Week End

この仕事になってから、土日も祝日も、曜日感覚すらもなくなってしまいましたが、
小学校の頃に感じた、土曜日のあのワクワクした楽しい気持ちを思い出しながら作りました。

SUN

小学生の頃に夢中になり、今でも大好きなマイケル・ジャクソンへの想いをしたためました。
J-POPお兄さんとソウルお姉さんがエッチしてるイメージです。

ミスユー

別れの後には必ず出会いがあり、何かが終った瞬間から何かが必ず始まります。
この世の凶暴なまでのポジティブさにゾクゾクします。

Soul

沖縄のピカピカと光る夕焼けを見ながら曲を書きました。
なんにせよ、心が大事だなと最近よく思います。

口づけ

夜と朝というモチーフがとても好きです。
歌とギターだけの曲を入れたくて作りました。
1テイクで終りました。

地獄でなぜ悪い

当時、趣味爆発という気持ちで作りましたが、改めて聴くと、この作品への繋がりを感じて面白いです。
ジャンプブルース、ソウル、オルタナティブ・パンク、自分の好きなものをぶち込みました。

Nerd Strut(Instrumental)

すべての楽器を自分で演奏し、ベースだけ細野晴臣さんにお願いしました。
これまで作詞・作曲での共作はありましたが、自分の曲にプレイヤーとして参加していただくのは初めてで、本当に嬉しく、感慨深かったです。

桜の森

スケベな音楽が好きです。世界各国、いろんなセクシーがありますが、自分はやはりジャパニーズ・スケベが好きです。

Crazy Crazy

歌とベースがイエロー、ピアノがブラックで、ドラムがホワイト、そんな気持ちで作りました。
大好きな「ハナ肇とクレイジーキャッツ」捧げようと思ったので、歌詞にメンバーの方々のお名前が一部隠れて入っています。

Snow Men

そういえばこれもスケベな歌でした、、、、、。
イメージ通りにやることができました。
今度はもっと直接的なものをやりたいですね。

Down Town

車の歌を作ろうと思ったら、気が付いたらジョギングの歌になっていました。
実家が八百屋だったこともあり、市場のくだりは体験談です。

とある行きつけのバーで、愛溢れるママ(男性)のことを想いながら作りました。
そこに行くと本当にホッとして癒されます。

Friend Ship

ここで歌われる別れは、自分にとっては希望の象徴です。
異存なく離れていけるのが本当のフレンドシップだと感じます。

https://matome.naver.jp/odai/2149130476223359201
2017年04月04日