「森内俊之九段」が順位戦フリークラスへ転出に驚きの声が続出!

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羽生善治三冠の子供のころからのライバルである森内俊之九段がフリークラス転出を発表しました。

森内俊之九段が順位戦フリークラスへ転出

名人8期で十八世名人の資格を持つ将棋の森内俊之九段(46)が平成29年度から順位戦のフリークラスに転出することが31日、分かった。
森内俊之九段が順位戦フリークラスへ転出「思い出深い経験をさせていただきました」 (産経新聞) – Yahoo!ニュース

「フリークラス棋士」は順位戦を対局しません。また、一度宣言すると順位戦に復帰することはできません。
順位戦について|名人戦|棋戦|日本将棋連盟

名人在位と、その挑戦権を争うA級順位戦の在籍を合わせた連続年数は22年に達していた。
将棋の森内九段がフリークラス転出 : スポーツ報知

突然の発表に将棋棋士やSNSでも驚きの声が。

森内は“羽生世代”を代表する棋士の一人。これまで名人8期、王将1期など通算タイトル12期を獲得している。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/04/01/kiji/20170331s00042000358000c.html

しかし、今年2月に行われた第75期名人戦A級順位戦の最終9回戦で敗れ、第76期のB級1組への降級が決まった。

森内九段は「降級となったことを受けて出した結論。思い出深い経験をたくさんさせていただいた」とのコメントを公表した。
森内九段がフリークラス宣言=将棋 (時事通信) – Yahoo!ニュース

順位戦での歴代連勝記録更新や、名人戦での数多くの対局など、思い出深い経験を沢山させていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。

森内九段は、羽生善治三冠、佐藤康光同連盟会長、郷田真隆九段ら「羽生世代」の一人として活躍するトップ棋士。
将棋の森内俊之九段、フリークラスに転出 (読売新聞) – Yahoo!ニュース

大棋士がフリークラスへの転出を宣言する例は過去にも

B級1組以下の棋士が順位戦終了後から年度末の間に「フリークラス宣言」をすると、「フリークラス棋士」となります。
順位戦について|名人戦|棋戦|日本将棋連盟

森内九段は順位戦最上位のA級連続22期在籍、順位戦26連勝、名人8期を含むタイトル獲得通算12期のトップ棋士。

故・米長邦雄永世棋聖は1998年にA級から陥落した際に、中原誠16世名人はA級陥落後にB級1組に2期在籍した後の2001年に宣言した。
将棋の森内九段がフリークラス転出- 記事詳細|Infoseekニュース

昭和から平成にかけて一時代を築いた中原誠十六世名人やライバルである米長永世棋聖もフリークラス宣言していました。

宣言によるフリ―クラス棋士は原則として65歳、その他のフリ―クラス棋士は原則として60歳で定年となり、引退することになります。
順位戦について|名人戦|棋戦|日本将棋連盟

あまりの衝撃に「エイプリルフール」と疑う人まで

それほど将棋界では衝撃的なニュースだったようです。

月島にゃんた@thukisimamahiru

森内先生のフリクラ転出、たちの悪いエイプリルフールだなーと思ってた。……思ってた。
https://matome.naver.jp/odai/2149101739134211501
2017年04月01日