高齢者だけじゃない!若くても起こる便失禁とは
便失禁の症状がある人は、現在500万人ほどいると考えられています。65歳以上の約7%が便失禁に悩んでいるという報告もあります。ところが、30~60代の女性においても、便失禁の症状があらわれている人が少なくありません。便が漏れるという症状を恥ずかしく思い、家族に打ち明けられずにひとりで悩んでいる人も多いでしょう。
【医師監修】高齢者だけじゃない!若くても起こる便失禁とは | ヘルスケア大学
どんな病気?
便失禁とは、無意識のうち、または意思に反して便が排泄される状態です。
一番大きな原因は、肛門括約筋の機能が低下する事ですが、肛門のしまりに異常が無くても漏れてしまう事があります。
便失禁|茨城県日立市の肛門科専門病院、川﨑胃腸科肛門科病院
便失禁とは、排便を十分にコントロールできていない状態をいいます。腹痛や頭痛、嘔吐などと同じように、あくまで症状を指していますが、体のどこかにトラブルがあるために「便が漏れる」のであり、そういう意味では「病気」といえるのです。
便失禁と一言でいっても、下痢のような液状の便が漏れる場合や、固まった便が漏れる場合、また漏れる便の量も、下着を汚す程度の量だったり、多量であったりと、便の漏れ方や量、形状も様々です。便失禁はその症状によって分類することができます。
どんな病気なの?|便失禁は治療ができる病気です-おしりの健康.jp
便失禁には、大きく2つの症状があります。
切迫性便失禁
「あっ、トイレに行きたい」という便意は感じるものの、短い時間でも排便を我慢できずに、結果的にトイレにたどり着く前に便が漏れてしまう。この便失禁は便意の「切迫感」を伴うため、「切迫性便失禁」と呼ばれています。力を入れて肛門を締める筋力が弱っているために起こることが多く、便失禁患者の16%*がこの「切迫性便失禁」といわれています。
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漏出性便失禁
自分ではまったく気づかないところで便が漏れてしまうため、トイレで下着を脱いだ時や肛門付近に違和感を感じたり、洋服のシミを見つけて初めて“便失禁”に気づきます。この便失禁には切迫感がなく、自分でも気づかないうちに漏れてしまうことから「漏出性便失禁」と呼ばれています。便失禁患者 の約49%*が「漏出性便失禁」です。
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便失禁患者の35%*が、「切迫性便失禁」と「漏出性便失禁」の両方の症状を持っているといわれています。
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なぜ起こる?便失禁の原因
内肛門括約筋の機能低下
便失禁の中で一番多い*1とされている原因です。肛門を締めようと努力しなくても、無意識のうちに肛門を締めてくれている筋肉が内肛門括約筋ですが、この筋肉による肛門を締める力が加齢などによって弱くなると、少量の漏出性便失禁を生じます。
なぜ起こるの?|便失禁は治療ができる病気です-おしりの健康.jp
自然分娩による肛門の損傷
自然分娩で出産した際に肛門の筋肉(肛門括約筋)や関連する神経がダメージを受けると、便失禁、特に切迫性便失禁の症状が現れます。ほとんどの場合は分娩直後に症状が現れますが、何年もたってからという場合もあります。自然分娩で出産した人のうち約3%*2が便失禁を経験するという報告もあります。
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直腸の手術
直腸がんの手術では、直腸やS状結腸を切除しなければならず、場合によっては肛門括約筋の一部も切除します。そのため便を正常にためておくことができず、また肛門を締める力も低下するので、便失禁の症状が現れることも少なくありません。
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肛門の病気や手術
痔瘻や裂肛といった肛門近辺の病気の治療のために、肛門括約筋をあえて切らなければならないケースがあります。そうした場合、肛門を締める力が低下して便失禁などの症状が現れることがあります。
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神経系の障害
怪我などによって脊髄を損傷してしまった場合や、髄膜などの病気によって便意を伝達する神経がダメージを受けた場合などに、便失禁の症状が現れることがあります。
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過敏性腸症候群(IBS)
一般的には排便に関連して腹痛や腹部の不快感を生じる病気ですが、切迫性便失禁の原因になる場合があります。肛門括約筋にも神経にも問題はありませんが、直腸の知覚過敏によって過剰な便意を催すために切迫性便失禁の症状が現れます。
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その他の原因
上記のような明らかな原因がなくても便失禁になることがあり、その場合は特発性(とくはつせい)と分類されます。
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病院はどの科を受診すれば良いか?
便失禁の治療を行っている専門の病院はまだ数が少ないですが、便失禁に悩んでいたら、まずは最寄りの肛門科・大腸肛門科を受診してみて下さい。そこで専門の病院への紹介を受けることができます。
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まずは消化器内科や肛門科、泌尿器科、婦人科などでまずは相談をして内服処方を受けるとよいでしょう。それで改善が見られない、もしくは専門検査を受けたい場合には排便機能センターなどの専門施設への紹介状を作成してもらい、そちらを受診しましょう。
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便失禁の検査/治療ができる病院一覧
大腸肛門病専門医・大腸肛門病認定施設を探せます。
病院で行われる便失禁の検査
問診による症状の確認
便失禁の症状
●正常な排便状態と現在の排便状態(便の形・色・硬さ・量・回数・ガスの量)
●便失禁が起こるときの様子(自覚症状の有無・我慢できるか)
●最初に起きた便失禁の時期とその後の経過
●どのような状況で便失禁しやすいか
●下剤や浣腸などの使用状況
●排便時のいきみについて
●排便前の腹部の様子(痛みや張り)日常生活
●食生活や嗜好品の摂取、喫煙状況
●体重の変化
●飲んでいる薬
●基本的な日常生活のリズム既往歴
腸や大腸、肛門、子宮の病気、代謝系の病気(糖尿病)、精神系の病気や神経系の病気、尿失禁の有無
出産歴
分娩の有無や回数、時期
【医師監修】病院で行われる便失禁の検査 | ヘルスケア大学
便失禁の検査
視診
出産の際にできた会陰切開の傷や、肛門まわりの皮膚炎などを医師が目で直接確認します。
直腸指診・膣診
直腸指診では、肛門に指を入れて異常がないか確認をしながら、肛門括約筋の強さを判断します。また、骨盤底筋群や靭帯が弱まって子宮や膀胱などが下がってくる、子宮脱や膀胱脱が起きていないか膣診によって確認します。
【医師監修】病院で行われる便失禁の検査 | ヘルスケア大学
直腸肛門機能検査
肛門をしめたときと力を抜いているときの、肛門の閉まり具合を調べます。この検査は、内肛門括約筋と外肛門括約筋の機能を評価する肛門内圧検査です。
また、直腸の中にバルーンのような測定器を入れて少しずつ空気をふくらませて直腸の知覚を調べる直腸バルーン知覚検査もあります。この検査では、どのくらいの便を直腸にためられるかを測定します。
肛門超音波検査
棒状の超音波プロープを肛門に挿入し、超音波によって肛門括約筋の損傷や萎縮、厚みなどの構造を調べる検査です。3D超音波プロープで立体的な画像を確認することも可能です。
排便造影検査
直腸にバリウムを含んだ疑似便を注入してX線撮影をします。実際にどのように便が漏れるのか、排便時にどのような動きや変化があるのかを調べる検査です。
必ずしもすべての検査を受ける必要はありませんが、内服しても症状が改善しない場合には、医師の診断によって必要な検査を追加実施していきます。これらの検査には、特殊な医療機器が必要なため、設備が整っている専門病院への紹介状を作成してもらい受診するとよいでしょう。
【医師監修】病院で行われる便失禁の検査 | ヘルスケア大学
便失禁の治療
生活習慣の改善
食生活の見直し
水っぽくゆるい便は我慢することが難しく、どうしても漏れやすくなります。便の形状が固形に近づけば、便失禁の改善が見込めるでしょう。
便の状態を正常に保つためには、食物繊維を多く含んだ食品を摂取しましょう。1日あたり20~25gが目安です。可能であれば、栄養士に食事内容をチェックしてもらいましょう。栄養士による食事指導や栄養相談を受けることができる病院もあります。
また、飲酒やカフェインの摂取は控えてください。ビールをはじめとしたアルコールなどの水分を過度に摂取すると、便はゆるくなります。カフェインには、便を肛門へ運ぶ腸管の蠕動(ぜんどう)運動を促す働きがあります。切迫性便失禁を起こしやすくなるため、控えたほうがよいでしょう。
【医師監修】便失禁の治療(1)生活習慣の改善 | ヘルスケア大学
排便習慣の見直し
便意を感じたら我慢してはいけません。きちんとトイレに行き、排便をする習慣をつけましょう。初めは、決まった時間にトイレに行って、くせづけることもできます。直腸に便がたまっているという情報が脳に伝わっていない状態であっても、決まった時間にトイレに行って排便ができれば、便失禁の予防になります。
また、排便時にいきむクセがある人は注意が必要です。いきむことによって、排便にかかわる神経に障害を引き起こす可能性があります。決まった時間に出ないからといって、焦ってはいけません。
【医師監修】便失禁の治療(1)生活習慣の改善 | ヘルスケア大学
運動をする習慣をつける
排便機能を改善するためには、運動も有効です。短い時間でも毎日続けることに意味があります。適度な運動で、便失禁の症状を改善するとともに、全身の健康を保っていきましょう。
特に、衰えている骨盤底筋の筋力を鍛えることが大切です。肛門や尿道、膣をキュッとしめて数秒キープし、ゆるめるトレーニングを2~3回くり返すだけでも効果的です。
【医師監修】便失禁の治療(1)生活習慣の改善 | ヘルスケア大学
骨盤底筋体操
肛門括約筋の衰えは便失禁の原因のひとつ
肛門をしめる肛門括約筋の機能が衰えると、便失禁が起こります。肛門括約筋には、意識してしめることのできる「外肛門括約筋」と、無意識にしめている「内肛門括約筋」があります。加齢や出産、排便時にいきみなどで肛門括約筋はダメージを受けやすいのですが、衰えたとしてもトレーニングで鍛えることができるのです。
【医師監修】便失禁の治療(2)骨盤底筋体操 | ヘルスケア大学
肛門括約筋を鍛える「骨盤底筋体操」とは
肛門周辺には、骨盤底筋群という骨盤内にある直腸や膀胱といった臓器を支えている筋肉があります。肛門括約筋や肛門拳筋などです。筋力が弱まった骨盤底筋を鍛えると、便失禁の症状を改善する効果が期待できます。繰り返しトレーニングを行い、肛門括約筋のしめ方のコツをつかみましょう。
【医師監修】便失禁の治療(2)骨盤底筋体操 | ヘルスケア大学
骨盤底筋体操のやり方
骨盤底筋を鍛える方法は、それほど難しくありません。やり方はいくつかありますが、そのうちのひとつをご紹介します。
1.肛門、尿道、膣に思い切り力を入れ、キュッとしめる
2.5秒キープしたら、力を抜いて10秒ゆるめる(10回くり返す)
3.次は、瞬間的に軽く肛門をしめる(10回くり返す)
4.10秒キープしたら、力を抜いて10秒ゆるめる(10回くり返す)ポイントは、骨盤の底にある筋肉(骨盤底筋群)をイメージして肛門をしめることです
毎日続けて実感を得よう
10回くり返すのは、最初のうちは難しいかもしれません。2~3回から始めて、慣れてきたら少しずつ回数を増やしていくとよいでしょう。無理をせず、毎日続けることが大切です。骨盤底筋体操の効果を実感できるようになるには、4~6週間ほどかかるといわれています。しかし、すぐに取り組める対策でもあります。電車に乗っているときや家事をしながらなど、習慣にしやすいタイミングを見つけ、生活にとり入れていきましょう。
【医師監修】便失禁の治療(2)骨盤底筋体操 | ヘルスケア大学
薬物療法
便失禁の治療に用いられる薬
便失禁の治療に用いられる代表的な3つの薬剤をご紹介します。
塩酸ロペラミド
下痢や軟便を抑える効果のある薬です。腸粘膜の過剰な運動を抑制し、下痢を起こす作用のあるアセチルコリンやプロスタグランジンといった物質が体内でつくられるのを抑える働きがあります。ただし、長期にわたって服用すると便秘になる可能性があるので注意が必要です。
トリメブチンマレイン酸塩
胃腸の働きが異常になっている際に、正常に整えるための整腸剤です。特に、下痢と便秘をくり返す過敏性腸症候群に有効とされています。胃腸の働きを正常化して、排便の習慣をつけるためにも使われることがあります。
ポリカルボフィルカルシウム
便の硬さを調整するのに効果的な薬剤です。過敏性腸症候群が原因となって切迫性便失禁を引きおこしているときに用いられます。下痢のときには、過剰な水分を吸収し、便秘のときには、腸内で水分を保持して便の性状を整える働きが期待できるでしょう。
【医師監修】便失禁の治療(3)薬物療法 | ヘルスケア大学
薬を服用して便の性状が安定してくると、排便をコントロールしやすくなる可能性があります。その場合、生活習慣を改善しながら薬の服用をなくしていくことができるケースもあります。医師の診察を受け、適切な薬物療法を受けましょう。
【医師監修】便失禁の治療(3)薬物療法 | ヘルスケア大学
仙骨神経刺激療法
仙骨神経刺激療法とは
仙骨神経刺激法(SNM)とは、排便に関連する神経に刺激を与える外科治療です。排便にかかわるおしりのふくらみ部分に小型の装置を挿入します。その装置を使って継続的に電気刺激を与えることで、肛門括約筋の収縮を促して便失禁を改善するという治療法です。欧米では、便失禁に有効な治療として20年ほど前から仙骨神経刺激療法がとり入れられています。日本においては、2014年から保険診療が認められるようになりました。仙骨神経刺激療法は、保存的療法や薬物治療を行っても十分な効果が見られなかった患者に限って行われているのが一般的です。
仙骨神経刺激療法の特徴は、リモコン装置のようなもので体調や状況により自分で設定を調節できることです。これにより本人が主体的に治療に取り組むため、質の高い効果を生み出しているのではないかとの考えもあります。
【医師監修】便失禁の治療(4)仙骨神経刺激療法 | ヘルスケア大学
仙骨神経刺激療法の流れ
刺激装置をおしりに埋め込む前に、神経へ刺激を送るための細い線(リード)だけを2週間ほど入れて過ごします。これにより試験的に刺激を送り、実際に効果が見られるか確かめます。試験刺激で効果が確認できたら、刺激装置を埋め込む手術を行い、すでに挿入してあるリードと接続します。試験刺激で効果が得られなかった場合には、仙骨神経刺激療法は中止とします。刺激装置を埋め込んだ後は、便失禁の症状などに合わせて刺激法や電気刺激出力の設定を自分で調節することができます。装置はおしりのふくらみに入っているので、見た目ではほとんどわかりません。
【医師監修】便失禁の治療(4)仙骨神経刺激療法 | ヘルスケア大学
仙骨神経刺激療法の効果
日本で行われた仙骨神経刺激療法の臨床試験では、便失禁の回数が半分以上減った人が8割以上もいました。そのうち2割の人は、便失禁がなくなったと報告されています。また、予期しない合併症も発生していません。これまで便失禁の治療を行っても十分な効果が得られなかった人は、仙骨神経刺激療法に適応する可能性があるか試してみるとよいかもしれません。
【医師監修】便失禁の治療(4)仙骨神経刺激療法 | ヘルスケア大学
仙骨神経刺激療法での注意点
手術を受けて退院した後は、3~6か月の間に1度、通院して経過を診てもらう必要があります。また、刺激装置は電池で作動するため、3~5年で本体を交換しなければなりません。その際には再び入院をして手術を受けます。
体内に挿入している装置は、携帯電話をはじめとした一般的な家電製品に影響を受ける心配はないと考えてよいでしょう。ただし、強い磁気を発している家電製品には、注意が必要な場合があります。また、気圧の変化を受けるスカイダイビングやスキューバダイビングのようなスポーツは、控える必要があります。
【医師監修】便失禁の治療(4)仙骨神経刺激療法 | ヘルスケア大学
バイオフィードバック療法
肛門の正しいしめ方や力の入れ方を訓練することをバイオフィードバック療法と言います。肛門をしめているつもりでも、実際にはおしりの筋肉だけしか力を入れられていない人が多いのです。きちんと肛門をしめることができているのか、肛門に圧力センサーを入れ、画面で肛門括約筋の動きを確認します。こうすることで、正しいやり方で肛門括約筋を収縮できるようにするというわけです。
バイオフィードバック療法では、肛門筋電計やPFM(Pelvbic Floor Muscle)トレーナーという専用の機器を使用します。自宅で他人の手を借りずに行うことも可能です。1回15分〜30分ほどの訓練なので、続けて行うことも難しくもないでしょう。バイオフィードバック療法を実践した患者の7割が、便失禁の改善が見られたという報告があります。
【医師監修】便失禁の治療(5)バイオフィードバック療法ほか専門的治療 | ヘルスケア大学
アナルプラグ
スポンジ状の柔らかな素材で肛門に栓をして便失禁を防止する方法です。アナルプラグは、肛門タンポンとも呼ばれており、生理用タンポン同様、入浴や水泳などにも使うことができます。また、下痢でも関係なく使用できるのも魅力と言えます。さらに、最長12時間連続して挿入しておくことも可能です。トイレに行くまで我慢ができることはメリットですが、肛門に入れ続けて違和感が強い場合は、別の方法をおすすめします。
【医師監修】便失禁の治療(5)バイオフィードバック療法ほか専門的治療 | ヘルスケア大学
逆行性洗腸法
肛門から500~1000mlのぬるま湯を入れて、大腸にたまっている便を洗い流す方法です。すべての便を出すためには1時間ほどかかります。逆行性浣腸法は1~2日に1回、朝に行う必要があるので手間がかかる点がデメリットかもしれません。しかし、大腸の中に便がなくなってしまえば、その後23時間は便失禁の心配をすることなく過ごせるでしょう。直腸に便が残っていると漏れる可能性があるので、そのような心配がある場合は、あわせて浣腸も行います。
【医師監修】便失禁の治療(5)バイオフィードバック療法ほか専門的治療 | ヘルスケア大学