【カルテット第1幕】大人ドラマの嗜み方…なぜ彼らは噓をついていたのか?

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神ドラマ「カルテット」第1幕閉幕、第2幕へ。第1章のあらすじをまとめました。高橋一生、松田龍平、松たか子、満島ひかりのカルテットそして吉岡里帆が懐かしい。

■脚本が秀逸 ドラマ通には堪らない「カルテット」

30代・男女4人の交流を、恋、涙、笑い、秘密、嘘を織り交ぜて描く
松田龍平ワールド全開!松たか子&満島ひかりにクレームも – BIGLOBEニュース

「全員片思い 全員嘘つき」というキャッチフレーズのもと、夢が叶わなかった4人の秘密や嘘が入り乱れるストーリー
「カルテット」初回放送で「最高の離婚」トレンド入り 長台詞の会話劇に反響殺到 – モデルプレス

実力派俳優として知られる松たか子、満島ひかり、松田龍平、高橋一生の4人が共演
満島ひかりはやっぱり凄かった! 『カルテット』誘惑から涙まで、卓越した演技に絶賛の声 | Real Sound|リアルサウンド 映画部

巻 真紀(まき・まき) – 松たか子
第一ヴァイオリン奏者。主婦。かつてはプロのヴァイオリン奏者を目指していた。
声がかなり小さい。極度の心配性、ネガティブ思考、そして自分に自信が無い。
緊張すると、より不安になるような動画を見てしまう。しかし、時折お茶目で、誰もが驚くほど大胆になる時がある。
世吹 すずめ(せぶき・すずめ) – 満島ひかり
チェリスト。無職。
人類最大の発明は神でも言葉でも数字でもなく“布団”だと思っている。トイレでも床でも、どこでも寝てしまう。二度寝こそが人生最大の幸せ。
すずめにとっては、チェロだけが家族であり友達。
ある日突然、謎の老女がすずめの元を訪ね、一つ頼みごとをし…!?
家森 諭高(いえもり・ゆたか) – 高橋一生
ヴィオラ奏者。
軽井沢の美容室に勤めているが、資格は持っておらず、30半ば過ぎにしてアシスタント。相当モテるが、それ以上にモテたいと思っている。しかし、モテ期は早ければ三時間、遅くて三日で終了する。それは、妙に理屈っぽくて、めんどくさく、器が小さいから。
何を始めても、前に進めない。大人になれない。こだわり満載の一風変わった男である。

第4話でバイトをクビになったことが判明。現在無職

別府 司(べっぷ・つかさ) – 松田龍平
第二ヴァイオリン奏者。「ふくろうドーナツ」の社員だが、実は甘いものが苦手。
人生において一度も怒ったことがないため、自由人に憧れている。
一度でいいから、わがままだと言われたい、破天荒だと思われたい、でも出来ない。
それが出来たら、どんなに幸せだろう。
そんな時、カラオケボックスで出会った3人に、「カルテット(弦楽四重奏)を組もう」と提案。世界的指揮者である祖父が所有する軽井沢の別荘を共同生活の場として提供する。

脚本は『東京ラブストーリー』や『最高の離婚』(ともにフジテレビ系)など、時代を代表する名作を世に送り出してきた坂元裕二氏が担当
TBS『カルテット』脚本が秀逸と話題、満島ひかりの「左手」など対比的比喩がいくつも|ニフティニュース

話が進むごとに明らかになっていく、それぞれの秘密や葛藤。そんな人間模様を描くと共に、コミカルな会話劇も特徴
松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平からなるドラマ『カルテット』限定ユニット、Doughnuts Hole「おとなの掟」配信スタート! [T-SITE]

■カルテット第1幕開演

▽第1話

ある日、“偶然”出会った男女4人。
夢が叶わないまま、人生のピークにたどり着くことなく緩やかな下り坂の前で立ち止まっている者たちだ。そんな4人がカルテットを組み、軽井沢で共同生活を送ることになる。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた……。
あらすじ|TBSテレビ:火曜ドラマ『カルテット』

真紀(松さん)、すずめ(満島さん)、諭高(高橋さん)、司(松田さん)の4人がある日、東京都内のカラオケボックスで偶然出会う。彼らは奇跡的にそれぞれバイオリン、チェロ、ビオラの奏者で、弦楽四重奏を結成。
<カルテット>松たか子主演作 初回視聴率9.8% (まんたんウェブ) – Yahoo!ニュース

松たか子さん演じる真紀が、自分の旦那さんが失踪したということを告白
カルテット 第1話|フリーライターの徒然日記帳

▽第2話「大人の恋はやっかいだ」

真紀(松たか子)を監視するために、カルテットに加わったことが判明したすずめ(満島ひかり)。 依頼主である鏡子(もたいまさこ)に経過を報告に行くと、そもそもカラオケボックスほか2人がいたことにも、何か理由があったのではないかと疑問を持ちはじめる。
すずめ(満島ひかり)が真紀(松たか子)を監視…新たな仕事の依頼も 「カルテット」<第2話あらすじ> – BIGLOBEニュース

一方、同僚の結衣(菊池亜希子)から「結婚する」と聞かされ戸惑う司(松田龍平)。さらに結衣は、結婚式でカルテットに演奏をしてほしいと依頼。仕事の依頼なのに、後ろむきな司に疑問を持った諭高(高橋一生)は、司を追及する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170125-01769899-nksports-ent

松田演じる司が松演じる真紀を大学時代から好きだったことを告白。満島演じる、すずめは司だけに高橋演じる諭高が好きなことを明かすなど、カルテットを組む4人の関係が徐々に動き出す展開となった。
松たか子主演「カルテット」第2話視聴率は9・6% 初回から0・2ポイント下降 (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

▽第3話「四角関係」

世吹すずめ(満島ひかり)の家族をめぐるエピソード。今まで仲間たちに家族のことを明かしてこなかったすずめだが、実は20年以上会っていない父・欧太郎(高橋源一郎)がいた。見知らぬ少年・純(前田旺志郎)から父が死の間際にあると知らされるが、すずめは取り合わない。
今夜4話「カルテット」視聴率は下がる、だけどますます面白い…とっつきにくい話じゃないよ! – エキレビ!(1/2)

すずめは幼い少女の頃、父によって「超能力少女」として売り出されたが、嘘が露見して日本中からバッシングされたという過去があった。父は逮捕され、早くに母を亡くしていたすずめは親戚じゅうを転々とすることになる。そして、すずめは卑しい父の言動を心から軽蔑していた。
今夜4話「カルテット」視聴率は下がる、だけどますます面白い…とっつきにくい話じゃないよ! – エキレビ!(1/2)

そんな中、父親が病気で幾許もないことがわかる。迷い悩んだ末、彼女は病院まで行くが、そこで落ち合った真紀に「すずめちゃん、軽井沢帰ろう。病院行かなくていいよ。カツ丼食べたら軽井沢帰ろう。いいよいいよ、みんなのとこ帰ろう」と言われ、過去の呪縛から解放される。
『カルテット』をもっと楽しむ!考察3つでこれまでをおさらい [T-SITE]

4人はノクターンで演奏し、次はすずめのソロからの曲。演奏し始めてすぐ止めるすずめ。
「ごめんなさい。もう1回やり直します」とチェロにキスをし弾き始めるすずめ。
【カルテット】第3話ネタバレあらすじはこちら!家森がウルトラソウル! | TV・ドラマまとめブログ!!

▽第4話「婚姻届はデスノート」

かつてVシネマ俳優をしていたこと、宝くじで6,000万円当たったものの引き換えをし忘れてしまったこと、実はバツイチで息子がいることなど、衝撃的な過去を飄々と告白し、メンバーたちを大いに驚かせた。
高橋一生、『カルテット』で涙の名演! 不器用な父親役に共感の声 | Real Sound|リアルサウンド 映画部

絶縁している元嫁を探すことになった家森は、郵便物の捺印から息子が通う小学校を突き止め、久々に彼と再会する。メンバーたちと会っているときはわがままで子どもっぽい人物だが、息子の前では父親然と振る舞っていて、彼が単なる変わり者ではないことを伺わせる。広場で息子の成長を噛みしめていたところに、元嫁・茶馬子とその彼氏が登場すると、家森は黙って息子を抱きかかえて走り去り、そのまま別荘へと連れ帰ってしまう。
高橋一生、『カルテット』で涙の名演! 不器用な父親役に共感の声 | Real Sound|リアルサウンド 映画部

客入り前のライブレストラン「ノクターン」で真紀、みすず、司、有朱(吉岡里帆)が見守る中、愉高と光太はふたりで『Are you sleeping?』を演奏しました。
(3ページ目)満を持して高橋一生回!夫婦とは、結婚とは、離婚とは…「男って他人の言うことは信じるのに、妻の言うことは信じない」/『カルテット』第四話レビュー – messy|メッシー

▽第5話「第一章終幕、急展開の二章へ」

真紀らカルテットのもとに音楽プロデューサーの朝木(浅野和之)が現れ、クラシック音楽のフェスティバルに参加しないかと誘う。真紀は、そんな舞台には立てないと拒否するが、すずめ(満島ひかり)と諭高(高橋一生)に諭され、恐々としながらも承諾。司(松田龍平)はこのチャンスをものにするため、しばらくはひとりひとりの夢は捨てて、カルテットドーナツホールとしての夢を見ようと提案する。
あらすじ|TBSテレビ:火曜ドラマ『カルテット』

カルテットドーナッツホールの4人は、路上で「Music For A Found Harmonium」を演奏する。周囲には人が集まり、楽しそうに手拍子する。
今夜6話「カルテット」結婚記念日に明かされるか。松たか子と宮藤官九郎夫婦の真相 – エキレビ!(2/4)

すずめの代わりに、ライブレストランの従業員・有朱(吉岡里帆)がスパイを引き継ぎ、真紀を追及し修羅場に。
「カルテット」真紀(松たか子)の“夫さん”キャスト判明で驚きの声殺到「全部腑に落ちた」「天才」 – モデルプレス

きなこもち@0707_kinako

今週のカルテットのありすちゃんの

『白黒ハッキリさせちゃダメですよ
したら裏返るもんオセロみたいに
大好き、大好き、大好き、大好き、大好き、大好き、殺したいって‼︎』

って言ってるときの顔が忘れられない…満面の笑みで瞳孔開いてて、さすが学級崩壊させる淀君ですわ…

すずめが過去に監視していたことも真紀にバレてしまい、すずめは家を飛び出す。
「カルテット」真紀(松たか子)の“夫さん”キャスト判明で驚きの声殺到「全部腑に落ちた」「天才」 – モデルプレス

▽イラストでおさらい…

■そして第2幕へ 鍵を握るのは“カルテットの国のアリス”来杉有朱!?

来杉 有朱(きすぎ・ありす)– 吉岡里帆
ライブレストラン「ノクターン」のアルバイト店員。元地下アイドルで、どこかミステリアスな雰囲気を帯びた魔性の女性。接客業であるがゆえに、常に笑顔を絶やさずにいるが、その目は全く笑っていない。

第2幕はこちら・・・

■何かの象徴? ドラマで出てくる気になるアイテム

▽ドーナツ

「カルテットドーナツホール」。それが彼らのユニット名だ。「音楽っていうのはドーナツの穴のようなものだ。何かが欠けているやつが奏でるから音楽になるんだよね」
松たか子の“声”と満島ひかりの“動き”、対比的なふたりの攻防ーー『カルテット』第二話レビュー | Real Sound|リアルサウンド 映画部

その名前の通り、彼ら4人はどこか抜けているし、器用に生きられない大人たちだ。全員が全員片思いしていて、全員が全員、秘密を持っている。
松たか子の“声”と満島ひかりの“動き”、対比的なふたりの攻防ーー『カルテット』第二話レビュー | Real Sound|リアルサウンド 映画部

各々の欠落した部分(ドーナツの穴)が、1話ごとにフォーカスされ、それを埋めるように奏でる旋律がとても切ない。
『カルテット』は大人の道徳の時間ーーひとは“ドーナツの穴”とどう向き合うべきか | Real Sound|リアルサウンド 映画部

第9話に繋がっていた…

▽三角パックのコーヒー牛乳

ドラマ「カルテット」第1話目の一番初めのシーンに登場するのは、三角パックのコーヒー牛乳だ。
ドラマ「カルテット」の三角コーヒーは満島ひかり演じる世吹すずめが好きというだけじゃない あらすじ・ネタバレ・見逃し動画

『カルテット』なのに三角・・・と一瞬思うわけだが、正式名称を「テトラ・クラシック」と言い、”正四面体”である。三角形に気をとられ、底の一面に気づかない。このドラマの本質を突くような巧妙なメタファーがこの小道具に託されている。
坂元裕二『カルテット』1話 – 青春ゾンビ

第8話に繋がっていた…

▽から揚げ&アジフライ どちら派?論争

食べ方に関する論争が多く描かれることがあり、核心にせまる伏線になっている。

第1話
レモンをかける派VSかけない派

第6話に繋がっていた…

第4話
ソース派VS醤油派

「アジフライには何をかけるか」論争が巻き起こりました。メインキャスト4名のうち高橋一生さん演じる家森だけが「ソース(詳しくはウスターソース)派」で、そのほかのメンバーは「しょうゆ派」だった
「アジフライにはしょうゆ? それともソース?」みんなに聞いてみた結果→「ソース」が圧倒的1位に! 東北&九州の一部は「しょうゆ」派でした | Pouch[ポーチ]

■心に突き刺さる名セリフの数々

サスペンスが根幹にありながらも、シーンのほとんどは“ムダ話”とも思える力の抜けた会話劇。だがそこには数々の伏線や謎が散りばめられており、その“霧がかったような”本作の構造に、視聴者は「何とも形容しがたいドラマ」「みぞみぞする」(劇中で満島が演じる世吹すずめが不安と期待でよくわからない感情を表現する際の口グセ)などそれぞれの言葉でおもしろがり、作品の謎解きを楽しんでいる
「カルテット」“会話劇”の冴え – BIGLOBEニュース

▽「みぞみぞする」

「みぞみぞする」というのは、劇中で満島ひかりさん演じる “すずめ” がよく口にしている言葉。
みぞみぞしちゃう…カルテットの主題歌『おとなの掟』の配信がスタート! キャスト4人の歌声に酔いしれようぞ | Pouch[ポーチ]

「ドキドキ」とか「そわそわ」とか「ムズムズ」とか、そういった気持ちを表す言葉が、すずめにとっては「みぞみぞ」
みぞみぞしちゃう…カルテットの主題歌『おとなの掟』の配信がスタート! キャスト4人の歌声に酔いしれようぞ | Pouch[ポーチ]

▽「人生には三つ坂があるんですって。上り坂、下り坂、まさか」

巻真紀(松たか子)のセリフ(第1話)

このセリフは第9話に繋がっていた…

やすめぐ@megg623_y

下り坂〜上り坂〜まさか〜♪
はお母さんの歌だったのかー
#カルテット

▽「愛してるけど好きじゃない」

巻真紀(松たか子)のセリフ(第1話)

会社の人に妻のことを愛しているか聞かれていて「愛してるけど好きじゃない」と答えていた
夫が唐揚げにレモンかけない派 ってことを言ってくれなかったということに 腹が立ち、 夫婦じゃなかったんだって思った
カルテットで松たか子の夫さんは死んでる?殺されたのかネタバレ予想! | ドラマネタバレ

ヒゲタロウ@higetalow

夫婦のカタチって人それぞれだけど、カルテットの中で出てきた、奥さんに対して「愛しているけど好きじゃない」という台詞がすごく刺さった。好きという言葉は曖昧で単純かもしれないけどすごく強い。好きに勝る感情ってあるのかな。好きでい続けるのってすごいことだと思う

このセリフは第4話に繋がっていた…

司は、リビングに脱ぎ捨てられた夫の靴下(をそのまま放置している真紀)に。耐えられなくなり、真紀を口撃します。
満を持して高橋一生回!夫婦とは、結婚とは、離婚とは…「男って他人の言うことは信じるのに、妻の言うことは信じない」/『カルテット』第四話レビュー – ネタりか

別府司(松田龍平)のセリフ(第4話)

▽「これは行間案件だ」

仕事の依頼に対し後ろむきな態度をとる司に疑問を持った諭高は、「これは行間案件だ」と言って司を追及し始め…というストーリーが展開。
松たか子らカーリングに挑戦!「筋肉痛が心配」 「カルテット」第2話 | cinemacafe.net

家森諭高(高橋一生)のセリフ(第2話)

今更カルテット2話の話をするけども、行間案件のシーンとても良かったよね。言葉と気持ちは違う。
絶対怒らないから本当のこと言って→本当のことを言ったら怒られる。
これが行間。

カルテットすごい名言ばかりだ、、
#カルテット

▽「悲しいより悲しいことってなんだと思いますか?ぬか喜びです。」

通行人@mncrm_xxx

悲しいより悲しいことってなんだと思います?ぬか喜びです。
巻真紀(松たか子)のセリフ(第2話)

このセリフは第6話に繋がっていた…

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