トランプ大統領のメディア露出が増える中、その横や後ろでよく目にするこの少年。
トランプ大統領の息子、バロン・トランプ君です。まだ小学生の10歳なんです。
このまだまだあどけない少年が、今や世界中で有名になってしまっています。もちろんそれは、父親があのドナルド・トランプ大統領だからです。
豆山@mameyamayamema
広瀬隆雄@hirosetakao
しかしオレ的には大統領就任式で一番オモロかったのはバロン・トランプだな。
バロンちゃんウォッチ…新しい趣味にしようかな。
バシ@Bashi_Barco624
鳥ちゃん@t6o6r6i
原辰徳@hotmot1243456
まら@obennkyotanoshi
トランプ大統領の毒舌キャラやメディアの厳しい批判報道等が続く中、息子のバロン君は好評のようです。
かーりー@kari_kari_kari

Shelby0166@shelby0166

…そんな中、先日アメリカの人気コメディー番組「Saturday Night Live(サタデー・ナイト・ライブ)」の放送作家であるケイティ・リッチさんが、Twitter上でバロン君を中傷するツイートを流したことが大きなニュースとなりました。
その内容は、
“Barron will be this country’s first homeschool shooter.” (バロンはこの国で初めての銃乱射事件を起こすホームスクール(自宅学習)の生徒になるだろう。)
というもの。
すると、たちまち非難が殺到しました。
その結果、リッチさんはそのツイートを即削除。さらには、自身のTwitterを一時停止まで。
そしてさらに驚くのは、仕事の「サタデー・ナイト・ライブ」から降板させられてしまったのです。
Katie Rich@katiemaryrich
日本語訳:
私の無神経なツイートに心から謝罪致します。無礼極まりない発言をに大変後悔していています。この許しがたい行為に、本当に申し訳なく思っています。
思いもよらなかった人々の反応に、リッチさんはTwitterを再開し、謝罪の文をツイートしました。
この一連の報道で、ツイッターユーザーたちはさまざまな反応を見せました。
Paige Dimakos@The_SportsPaige
You may not like his dad, but tweeting things about Barron Trump is not only not funny but it’s very cruel. He’s 10.
Just no.
日本語訳:
あなたはバロン君の父親を好きでないかもしれない。しかし、バロン君について投稿するのは、まったく面白くありません!ヒド過ぎます。彼はまだ10歳の子どもですよ!
やるべき行為ではありません!
ramallah@mulholland_eric
日本語訳:
あなたは今まで他人の子どもを見て、大量殺人者になるだろうなんて言ったことありますか?
非難の声が集まる中、「#KeepKatieRich(ケイティ・リッチを擁護)」というハッシュタグで、彼女をかばう人々も出てきました。
Erik Zachary@ErikZ
Accept and move on
日本語訳:
ケイティ・リッチさんへ。私はそのツイートで過敏な状況になっていることを理解できます。確かにやりすぎかもしれません。明らかに皮肉でした。これを受け入れ、そして先へ進んで行ってください。
Soupa Nick Sauce@NickBobEd
日本語訳:
コメディアンがジョークを言っただけで、仕事を失ってしまうの?それが彼女の仕事でしょ?ちょっとジョークが行き過ぎただけ。でもあれはただのコメディー!
そんなこんなで、常に渦中の人物として話題にのぼっていたバロン君。父親が大統領でなければ、(ちょっとお金持ちかもしれないけれど)普通の小学生だったはず。
そこに目を付けて、バロン君を擁護し始めたある女性が現れたのです。
この人です!
もうお分かりですね!あの元大統領ビル・クリントン氏の一人娘、チェルシー・クリントンさんです。
彼女は、さまざまなことを言われ続けるバロン君が目に余り、こんなツイートを発信したのです。
Chelsea Clinton@ChelseaClinton
日本語訳:
バロン・トランプ君は、全ての子どもと同じように、”子どもでいるチャンス”を持っています。全ての子どもたちのために立ち上がることは、アメリカ政府の政策に反対することを意味します。
チェルシーさんは、父親のビル・クリントン氏が大統領だったころは、まだ若い少女でした。父親が大統領ということや、彼のスキャンダルなどなど、子どもの小さな精神はいっぱいいっぱいだったのではないでしょうか。
また、今回のアメリカ大統領選挙では、母親であるヒラリー・クリントン氏とトランプ氏が、大きな闘いを見せました。世界中からいろいろなことを言われました。
そういう姿も全て、となりで見守り続けた娘チェルシーさん。
チェルシーさんもバロン君も”大統領の子ども”。それを身をもって長年経験してきたチェルシーさんは、まだ幼いバロン君の精神面やこれからの成長に懸念を感じ始めたのですね。
”トランプ大統領の息子”という事実は変えられませんが、彼は小さくとも”ひとりの人間”。”ひとりの子ども”です。
「私と同じ辛い経験をさせたくない」「バロン君をひとりの子どもとして、他の子どもと同じように成長してもらいたい」という「人間」としての擁護でした。
チェルシーさんとバロン君の関係は、親同士がライバル。本来は、こういった擁護はやりにくいはず。しかしそれは抜きにして、「人間」としての素晴らしさを見せたチェルシーさんが、ステキに見えますね。
チェルシークリントンがトランプの息子のバロン君をアタックすべきではないとFBで言っているけど、まったくその通りだよな。
https://twitter.com/TMura78/status/823795273189261312
バロントランプが放送作家に中傷されたことに対するチェルシークリントンの意見は御もっとも。
https://twitter.com/ingni_galaxxxy/status/824573983995596800