皆さんは自己啓発してますか?
もっと能力が高くなりたい。やるべきときに物事をピチッとやれるようになりたい。
嫌な自分の習慣や行動をやめたい。このような事を日ごろ考えている方は「自己啓発」という言葉をご存知だと思います。
今ではそのような方たちのために様々な自己啓発書が出ています。
自分がどうして頑張れないのか、失敗するのかが分かりやすく書かれていて、
そしてどのようにしたら成功するのかということが網羅されています。
こう聞くと自己啓発は良く聞こえるが…
実は自己啓発にはある「落とし穴」があって日ごろからやっている人はそれに嵌ってしまっている可能性があるのです!!!今まで自己啓発をしていたあなた。一度この記事を見て嵌ってないかどうかチェックしてみてください。
リスクその1:理論ばかりで実践しない。
まず、自己啓発をしている人にありがちなのが、「理論ばかりで実践をしない」ということなんです。どういうことかというと、確かに自己啓発書には魔法のような言葉が書かれています。
「これを実践できたら…俺はもっと凄いやつになれる!!」と想像するのはとても楽しいです。
ですが、上にも書いてある通り「言うは易し、行うは難し」で、実際にその方法をきちんと実践するのは難しいんです。
でも、頭の中では「俺はこんなすばらしい理論を知っているんだ」ってだけで実際には実践してないのに、あたかも実践して効果を得たような錯覚を引き起こす場合があります。
こうなると、「どんどん自己啓発書を買ってスキルを体得しよう!!」と考え、家の本棚には大量の自己啓発書が。でも実際にスキルが身についたかというとそんなことはない。
あなたは一番最初に買った自己啓発書の内容を覚えていますか?そしてそれを実践していますか?確かめてみましょう。
リスクその2:自己嫌悪に陥りやすい
次のリスクは「自己嫌悪に陥りやすい」ということです。これはどういうことかといいますと、
自己啓発書には「誰でもできる!!」とか「超簡単!!」などを最初に語っているものが多いです。でも実際実践してみてもうまくいかない…続かない….こんなことはありませんでしたか?
このような時自己啓発をよくしている人は出来ない理由を「自分がだらしないから」「自分に能力がないから」と自分に原因があると思い込み「だからこそ自己啓発やらなきゃ」と自分を叱咤激励使用とする傾向があります。こうなると、前より更に難しいチャレンジをするようになるので悪循環に陥る可能性が高いです。
もし、自己啓発書に書かれていることが出来なかったとしても「自分に合わなかったんだ」とか「もう少し簡単なのやろう」など自分を許した人の方が結果的にスキルが身についている場合が多いです。
リスクその3:付き合いが悪くなる
最後のリスクは「友人や同僚、上司部下との付き合いが悪くなる」ということです。
自己啓発書の多くには「無駄な時間をみつけ、そこを無くそう」と書いてある場合が多いです。
皆さんは無駄な時間というと何を思い浮かびますか?
多くの人は「会社の人との飲み」とか「友人といる時間」という風に考えてしまいます。
一人の方が自己啓発が捗るために、こういった人とのつながりを避けてしまうという傾向が強いです。
もちろんいくつかは本当に無駄な時間だったというのもあるでしょう。
しかし、人間一人では生きていくことが出来ません。私は付き合いというのも大事だと思います。また自己啓発書でこんな興味深い言葉を見つけました。
自分の能力がどんなに高くても、自分のために行動をしている人間より誰かのために行動をしている人間の方が周りから高く評価され、信頼を得ることができます。なので自分自身の目標を立てるのではなく自分以上(同僚たちとか会社で)の目標を立てることが真の自己啓発につながるのです。
この言葉を聞いて「うっ…」と思われる方がいるのではないでしょうか?(私もそうでした…w)
周りの評価を得るため、自分の能力を証明するためだけに自分単位で行動をすると、本末転倒な結果を招くことが多いです。
なのでより2人以上の大きな目標を立てるとよりよい結果が生まれ、自分のスキルも身につけることが出来るようになりますよ。
いかがだったでしょうか?
自己啓発は素晴らしい習慣だと思います。しかし、「何のためにやるのか?」ということをしっかりと考えて答えを見つけなければなりません。そうしないと上のような落とし穴に嵌ります。
今一度自分が買った、読んだ自己啓発書や自分の今の状態を確認するのも良いでしょう。
きちんとした自己啓発をすれば、あなたが望んだ結果が待っていますよ。