時代の分け方
音楽様式や時代でおおまかに分けると、以下の7つに分かれる。
1:「中世」(6世紀頃~15世紀中頃)
2:「ルネサンス」(15世紀~17世紀中頃)
3:「バロック」(17世紀初頭~18世紀中頃)
4:「古典派」(18世紀中頃~19世紀初頭)
5:「ロマン派」(19世紀初頭~20世紀)
6:「近代」(1890年~1920年)
7:「現代」(1920年~)
中世(6世紀頃~15世紀中頃)
中世音楽は「聖歌」から始まったとされる。
最初は伴奏もなく、少しだけ節回しをして祈りの言葉を唱えるというだけ。
しかし、だんだんメロディ(旋律)が加わり、一つの旋律が複数の旋律を持つものに変わり、
その結果ハーモニー(和音)が生まる。
代表的作曲家
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098年~1179年)
ギョーム・ド・マショー(1300年頃~1377年)
ルネサンス(15世紀~17世紀中頃)
合唱音楽を中心に声楽が栄え、ミサ曲などの教会音楽やシャンソンなどの世俗曲が多い。
代表的作曲家
ギヨーム・デュファイ(1379年~1474年)
ジョスカン・デ・プレ(1440年頃~1521年)
オルランド・ディ・ラッソ(1532年~1594年)
バロック(17世紀初頭~18世紀中頃)
ヴァイオリンやピアノなどの楽器が進歩し、器楽音楽が本格的に発展。また、オペラなどの歌劇が誕生。バロック時代の音楽家は、王や貴族がスポンサー。
代表的作曲家
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567年~1643年)
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678年~1741年)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685年-1750)
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685年~1759年)
古典派(18世紀中頃~19世紀初頭)
18世紀後半になると、コンサートが盛んになると市民にも音楽が浸透し、18世紀末には、出版社から楽譜を発売することで、才能のある音楽家は自分自身でお金を稼ぐことができるように。
バロック以前に主流だった、「多声音楽」が減り「和声音楽」が主流。また、展開や結びなど、それぞれに構成上の明確な役割を持たせた4つの章から構成される「ソナタ形式」が確立。
代表的作曲家
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732年~1809年)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756年~1791年)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770年~1827年)
フランツ・ペーター・シューベルト(1797年~1828年)*前期ロマン派ともいわれる
ロマン派(19世紀初頭~20世紀初期)
個人的な思想や感情などを落とし込み、新しい音楽を追求。
前期ロマン派:自分を表現した“芸術的”な音楽
新古典派:ロマン派時代に古典派音楽の技法を使って作曲された音楽
国民楽派:ロマン派音楽に民族主義の考えを取り入れたもの
西欧派:音楽後進国内で西欧的な音楽を目指したもの
代表的作曲家
前期ロマン派
フランツ・ペーター・シューベルト(1797年~1828年)*古典派ともいわれる
エクトル・ベルリオーズ(1803年~1869年)
フェリックス・メンデルスゾーン(1809年~1847年)
フレデリック・ショパン(1810年~1849年)
ロベルト・シューマン(1810年~1856年)
新古典派
ヨハネス・ブラームス(1833年~1897年)
グスタフ・マーラー(1860年~1911年)
国民楽派
ベドジフ・スメタナ (1824年~1884年)
アントニン・ドヴォルザーク (1841年~1904年)
ジャン・シベリウス(1865年~1957年)
西欧派
ピョートル・チャイコフスキー(1840年~1893年)
近代(1890年~1920年)
美術における「印象派」が活躍。そのため音楽でも、ロマン派のような激しい主観表現を避け、気分や雰囲気を換気させる「印象主義」が台頭。
代表的作曲家
クロード・ドビュッシー(1862年~1918年)
モーリス・ラヴェル(1875年~1937年)
現代(1920年~)
音楽史的には1920年以降のクラシックを「現代音楽」と呼ぶ。現代アートの芸術家たちが自由な発想で、まったく新しいアートを作り上げるように、独創的。難解かも。
代表的作曲家
ジョン・ケージ(1912~1992)
アルバン・ベルク(1885~1935)
武満徹(1930~1996)
スティーヴ・ライヒ(1936~)

