【世界の巨大な陥没穴】博多駅陥没も話題に上がったが、世界はもっと凄かった。

ライオンラビ芋太郎
先日博多で陥没ニュースがありましたね…怪我人が出なかった事が幸いです。さて今回大きなニュース、話題となりましたが、他にも世界ではもっと凄い陥没穴が‼

▼11月8日の博多駅陥没事件

長さ約30メートル、幅約27メートル、深さ約15メートルと確認された。

▼2000年にも天神七隈線工事で陥没事件があったとの事

また、00年6月には同市中央区薬院で七隈線の工事に伴い、市道が長さ約10メートル、幅約5メートルにわたって深さ約8メートル陥没した。地下の掘削現場の両側に設けた土留め壁が壊れて工事現場に土砂が流入。市は、施工が不十分だったとして、業者を3カ月の指名停止にした。

【ここからは今回の事件とは別の陥没事件】

▼2014年にはこんな事件も

http://www.youtube.com/watch?v=Ah0zQUYqePA

問題の事故が起きた時、道路は渋滞していた。つまり、周囲には車がいっぱいだったのだ。そんな最悪のタイミングで陥没が起きるとどうなるのか?

▼ちなみに東京でも陥没は多発しています

8月5日午後1時ごろ、東京都足立区で大規模な道路陥没が発生。オートバイに乗っていた男性がその穴に落ちて腰の骨を折る重症を負った。穴の大きさは幅4m、長さ5m、深さ7m。

路面の下に、深さ約1m、縦約1m、横約1mとの事です。

▼なんと東京は一番陥没の危険が高いとの事です。

一般的には道路の陥没とは地中に空洞が発生することで引き起こされるのだが、一番多い原因は地中に埋設された下水道管に穴があくことで、そこに土砂が吸い込まれて空洞化が始まる。

その空洞が時の経過とともに、地下数メートルの場所からだんだん上昇していく。地中で発生した空洞化も最初は極めて小さなものだが、道路が陥没するレベルにまで上昇した頃には直径が数メートルに肥大しているのだ。麻布十番の崩落事故では、川沿いの道路が30メートル以上崩落していた。

実は危険な道路を一番多く持つのが東京なのだ。地中に電力、ガス、上下水道などの管が敷かれ、その上を過積載のトラックが通り、交通渋滞が発生すると、道路に圧力が発生する。これによって地中の土砂が動いてしまい、埋設された水道管などに穴ができてしまう。東京の交通量と道路の陥没事故には少なからぬ関係性があるのだ。道路の陥没事故は毎年全国で数千件発生しており、実は大変な問題なのだ。

交通量が多いからこその問題ですね…

▼では海外ではどうだろうか。過去にあった話題を取り上げます

カッターラ低地(エジプト・カイロ)
場所によっては海面より133mも低くなる盆地の「カッターラ低地」は、アフリカで2番目に低い内陸地です。面積は1万8000平方kmにおよび、世界で最も大きな陥没穴となっています。
ベレズニキ(ロシア)
1986年にベレズニキの街にできた巨大な陥没穴は年々拡張しているそうです。現在では深さ200m、長さ80m、幅40mにもなっていますが、拡張を止めることは不可能。ちなみに、世界中にある炭酸カリウムの10%はこのエリアから産出されているそうです。
グアテマラシティ(グラテマラ)
2007年の2月23日にグアテマラの首都グアテマラシティにできた陥没穴は深さ100mにもなるそうで、ビルで例えると30階建てとのこと。陥没穴が発生した原因は暴風雨や下水道管の破裂とみられています。
グアテマラシティ(グラテマラ)同街にて
そして2010年に、またしても同じ街で陥没穴が発生しました。こちらの幅は18m、深さは60mとのこと。
http://www.youtube.com/watch?v=Nni68iqI7WA
悪魔の陥没穴(アメリカ・テキサス)
1867年に入植者によって発見された、深さ約121m、開口部は12~18mもあるというテキサスの「悪魔の陥没穴(Devil’s Sinkhole)」。内部には400万匹ものコウモリが住んでいるとのこと。
http://www.youtube.com/watch?v=0GxYQpcZrdc
サリサリニャーマ(ベネズエラ)
サリサリニャーマは1974年に発見されたブラジルとの国境近くにある標高1350mの山で、ほぼ円形の陥没穴が先カンブリア時代の砂岩層中にいくつもあります。最大のものでは直径350m、深さ350mにもなるそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=nGkDouBVoLs
Bimmah Sinkhole(オマーン)
この奇麗な陥没穴は深さ20m、幅40mで、穴にたまっている水は鮮やかな緑色をしており、スイミングスポットと化しているそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=H4Lj1Lx_TCg
Agrico Gypsum Stack(アメリカ・フロリダ)
Agrico Gypsum Stackは、1994年にリン鉱石の採掘会社IMCアグリコが投棄した廃棄物の山に出現した陥没穴です。ビル15階分の深さを誇るこの穴は8000万トンもの有毒な石こうを含んでおり、浄化するのに使われた費用は数100万ドル(およそ数億円)とのこと。
Macungie Sinkhole(アメリカ・ペンシルバニア)
1986年の6月にペンシルバニアの郊外に出現したこの陥没穴は、幅約23m、深さは約11m。老朽化した水道管が破裂したために発生したそうで、修復には45万ドル(約3500万円)かかりました。
Daisetta Sinkhole(アメリカ・テキサス)
この陥没穴は幅274m、深さ80mもの大きさで、2008年にテキサス郊外にできました。発生当初は直径6mほどの小さな穴でしたが、1日の間に急速に広がったとのこと。この街の地下には天然ガスや原油がたまっている岩塩ドームがあるために石油の採掘が行われており、それが陥没の一因と考えられています。
http://www.youtube.com/watch?v=ZEvCP7TXIEU

いかがでしたか??
自然の大地で起きるのは仕方ないとしても、埋め立て地であったり、人口密集地での管理はもう少し見直して欲しい所です。

https://matome.naver.jp/odai/2147869871010448201
2016年11月18日