咳喘息の治療によく処方される吸入剤には、ステロイドのみが入っているものと、ステロイド+気管支拡張剤が一緒に入っている「配合剤」があります。
配合剤(ステロイド薬+気管支拡張剤)
気道の炎症をおさえる「ステロイド」と、気管支を拡げるはたらきのある「長時間作用性β2刺激薬」を配合した吸入薬。1度の吸引で2剤が同時に吸えます。

https://matome.naver.jp/odai/2147684830843697601/2147857802731034803
作用時間が長く、1日1回の吸入でOKな点は大きなメリットです。
【配合薬】(ドライパウダー)
ステロイド薬:フルチカゾン
β2刺激薬:ビランテロール
1回の使用で吸入されるステロイドは…
レルベア100:フルチカゾン100μg
レルベア200:フルチカゾン200μg
吸入は通常、1日1回・1吸入
【配合薬】(エアゾール)
ステロイド薬:フルチカゾン
β2刺激薬:ホルモテロール
1回の吸入で投与されるステロイドは…
フルティフォーム50:フルチカゾン50μg
フルティフォーム125:フルチカゾン125μg
一般的に成人は1回2吸入を1日2回(計4回)
症状によっては、1回2~4吸入を1日2回
ステロイド薬:ブデソニド
β2刺激薬:ホルモテロール
1回の吸入で、ブデソニド160μgが吸入されます。
一般的には、2吸入を1日2回(計4回)
咳の発作が出た時に追加で吸入も可能で、症状に応じて1日8吸入まで使用可能。
※いずれも、用法・用量は症状により異なります。必ず医師の指示にしたがってください。
吸入ステロイド薬
ステロイド単体の吸入薬。喘息の治療に使われ、主に気道の炎症を抑える作用があります。
1回の吸入で投与されるステロイドは…
フルタイド50:フルチカゾン50μg
フルタイド100:フルチカゾン100μg
フルタイド200:フルチカゾン200μg
一般的に成人は、1回100μgを1日2回吸入。
症状に応じて、服用量は増減しますが、1日の上限は800μgとされています。
1回の吸入で投与されるステロイドは…
パルミコート100タービュヘイラー:ブテゾニド100μg
パルミコート200タービュヘイラー:ブテゾニド200μg
一般的に成人は、1回100~400μgを1日2回吸入。
症状に応じて増減しますが、1日の上限は1600μgとされています。
1回の吸入で投与されるステロイドは、
アズマネックスツイストヘラー100:モメタゾン100μg
アズマネックスツイストヘラー200:モメタゾン200μg
一般的に成人は、1回100μgを1日2回吸入。
年齢・症状に応じて増減し、1日の上限は800μgとされています。
※いずれも、用法・用量は症状により異なります。必ず医師の指示にしたがってください。
ステロイド「フルチカゾン」と「ブデソニド」の違いと気になるデータ
吸入ステロイドで主に配合されている「フルチカゾン」と「ブデソニド」。
前提として、吸入ステロイドはそもそも副作用や全身への影響が少ないとされていますが…

https://matome.naver.jp/odai/2147684830843697601/2147868502198869403
効果が強く・作用が長いということの裏返しでもありますが…
現時点で問題が残っているのは、肺気腫や慢性気管支炎などの、所謂COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する使用の可否
吸入ステロイドの肺炎リスクについて:石原藤樹のブログ(元六号通り診療所所長のブログ):So-netブログ
吸入ステロイドの使用により、重症肺炎のリスクは1.69倍に有意に増加。
フルチカゾンのみで解析すると、その重症肺炎リスクは2.01倍と更に大きくなり、その一方ブデソニドのみの解析では、リスクの上昇は1.17倍に留まりました。
吸入ステロイドの肺炎リスクについて:石原藤樹のブログ(元六号通り診療所所長のブログ):So-netブログ
16万人を越える数のCOPDの患者さんを平均5年間観察
吸入ステロイドの副作用・体への影響はすくない?
内服したり、注射で投与する場合に比べて、効果が直接的で薬の使用量もはるかに少なくてすむため、薬本来の効き目も良く、全身の副作用が少なくなります。
ひまわりの気管支喘息治療について(8) – ひまわり 最新の治療法(医師となかまと一緒に喘息を克服しましょう):楽天ブログ

https://matome.eternalcollegest.com/post-2144358336613964901








ステロイド薬:フルチカゾン
β2刺激薬:サルメテロール
1回の吸入で投与されるステロイドは…
アドエア100ディスカス:フルチカゾン100μg
アドエア250ディスカス:フルチカゾン250μg
アドエア500ディスカス:フルチカゾン500μg
一般的に、成人には1回1吸入を1日2回
症状に応じて、1回2吸入を1日2回とする場合も。