米ハイランド社 幼児薬「ホメオパシー」で10人死亡 米FDAが調査を開始!

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「ホメオパシー」と呼ばれる代替医療で販売されている幼児向けの薬で、過去6年間に10人が死亡、約400人が健康被害を受けた可能性があるとして、米食品医薬品局(FDA)が14日までに調査に乗り出した。

●幼児薬「ホメオパシー」で10人が死亡、約400人が健康被害

危険な幼児薬
ホメオパシー薬を手掛ける米ハイランド社が製造、販売

「ホメオパシー」と呼ばれる代替医療で販売されている幼児向けの薬で過去6年間に10人が死亡、約400人が健康被害を受けた可能性があるとして、米食品医薬品局(FDA)が14日までに調査に乗り出した。
幼児薬「ホメオパシー」で10人死亡か 米FDAが調査を開始 – 産経ニュース

米食品医薬品局(FDA)
米国の政府機関で「保健・福祉省」に属する。食品・薬品を中心に化粧品や玩具、タバコなど、消費者が接する機会の多い製品の認可や違反取締を行う。

●「ホメオパシー」とは?

ホメオパシーとは
ホメオパシーは、今から200年前にドイツの医師ハーネマンがその生涯をかけて確立させた自己治癒力を使う同種療法です。同種療法の起源は古代ギリシャのヒポクラテスまでさかのぼることができ、「症状を起こすものは、その症状を取り去るものになる」という「同種の法則」が根本原則になっています。
http://jphma.org/About_homoe/about_homoeopathy.html

●ベラドンナ配合の歯の生え始めの痛みを和らげる薬が危険!

調査対象となっているのは、ホメオパシー薬を手掛ける米ハイランド社が製造、販売する幼児用の製品。歯の生え始めの痛みを和らげるとしているが、FDAは死亡のほかに昏睡状態、嘔吐などの報告があると指摘している。
幼児薬「ホメオパシー」で10人死亡か 米FDAが調査を開始 – 産経ニュース

Hylands(ハイランド)
「Hylands(ハイランド)」社は、ロサンゼルスの薬局を拠点に1903年に創設されました。早くからホメオパシーの持つ有用性に目をつけ、優しい効き目の自然薬に対する必要性を説いていました。
http://www.sapoo.com/maker/h/hylands-31/2-1
Hyland’s Baby Teething Tablets
Something sounds good – even to your fussy, teething baby. It’s the shake-shake of a Hyland’s Baby Teething Tablets bottle. These tablets have rocked the charts by being the #1 infant oral pain reliever in America!♩
http://www.hylands.com/products/hylands-baby-teething-tablets

日本国内でも、ハイランド社の商品で、乳歯の生え始めた幼児の痛みのため「Teething Gel」(生歯ジェル)がネット販売されている。
東京新聞:日本でも販売「ホメオパシー」幼児薬 米で10人死亡?調査へ:国際(TOKYO Web)

●危険!ベラドンナ配合

ベビー ティーシングジェル
赤ちゃんの乳歯の生え始めに、直接ピンポイントで歯茎に塗ってお使いいただける「ティージングジェル 9.5g」。アメリカやヨーロッパで支持されるホメオパシー療法の考え方に基づいて作られた歯茎用ジェルです。
赤ちゃんの乳歯は生える時に、歯茎を割って生え始めるため、歯茎の炎症や痛みを感じると言われています。本品は、ホメオパシーで歯が生え始める時の痛みに用いるカモミールや、歯茎の腫れや赤みに働きかけるベラドンナなど、歯のトラブルに立ち向かうホメオパシー成分を4種類ブレンドしました。

FDAは9月30日、消費者に利用の中止と廃棄を勧告する声明を発表。これを受け、米薬局大手CVSヘルスは、全ての関連商品を店舗から撤去した。
幼児薬「ホメオパシー」で10人死亡か 米FDAが調査を開始 – 産経ニュース

米薬局大手CVSヘルス

健康被害の理由は調査中だが、FDAが2010年に同社の製品に出した警告では、ナス科植物で強い毒性を持つ「ベラドンナ」の成分を含んでいると指摘した。
幼児薬「ホメオパシー」で10人死亡か 米FDAが調査を開始 – 産経ニュース

麗婦人と呼ばれる毒草「ベラドンナ」
ベラドンナは古くから「悪魔の草」と呼ばれ、その強い毒性が恐れられていた。悪魔や魔女はことのほかこの毒草を好み、ワルプルギスの夜(魔女たちがブロッケン山に集まって魔王と宴を張る五月祭りの前夜)を除いて、一年中忙しく、この植物の手入れに励んでいると言い伝えられている。
http://www.nippon-shinyaku.co.jp/herb/db/arekore/01_10/atropa_belladonna.html

ハイランド社は「現時点で商品と健康被害を関連付ける医学的、統計的な証拠は示されていない」と反論する声明を出した。
東京新聞:日本でも販売「ホメオパシー」幼児薬 米で10人死亡?調査へ:国際(TOKYO Web)

FDAが警告するベラドンナについて、国立健康・栄養研究所などは重症な中毒症例が報告されているとして小児の使用を避けるよう注意を呼び掛けている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201610/CK2016101502000247.html

日本では09年に生まれた女児に、山口市の助産師が必要なビタミンKを与えずホメオパシーで使う錠剤を投与し、ビタミン欠乏性出血症で死亡させたとして、母親が助産師に損害賠償訴訟を起こした。
幼児向け薬、米で10人死亡、400人健康被害か 「ホメオパシー」でFDA調査 – 産経ニュース

ビタミンK与えず乳児死亡
自然療法助産師が、出産を担当した女児にビタミンKを与えず、代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与え、この女児は2ヵ月後に死亡したそうです。
http://www.shu-herb.co.jp/kanpou/2010/07/post_601.html
https://matome.naver.jp/odai/2147650580602441101
2016年10月15日