ノーベル医学・生理学賞の大隈良典さんは学者一家! ノーベル賞受賞快挙!おめでとうございます!

hosinokanatani
ただただ、すごいです。おめでとうございます。

▼2016年のノーベル賞、医学生理学賞の受傷者に、日本人・東工大栄誉教授の大隅良典さんが選ばれた。

おめでとうございます

ノーベル医学・生理学賞の受賞者に、細胞が不要になった、たんぱく質などを分解する、「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した東京工業大学栄誉教授の大隅良典さん(71歳)が選ばれました。
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※オートファジーとは、自食作用の事。アルツハイマーやガン、パーキンソン病に対する医学の分野で貢献できると期待されている。

日本人のノーベル賞受賞は3年連続、アメリカ国籍を取得した人を含めて25人目で、医学・生理学賞の受賞は去年の大村智さんに続き4人目です。
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大隅さんは、福岡市の出身で71歳。昭和42年に東京大学教養学部を卒業したあとアメリカのロックフェラー大学に留学し、愛知県岡崎市にある基礎生物学研究所の教授などを経て、現在は、東京工業大学の栄誉教授を務めています。

知的で品があって、かわいいです。

うちのおとーさんに少し似てる。

自宅ではお茶目だそうです。奥さんも良い人そうでした。

大隅さんが取り組んだ研究は、細胞が不要なたんぱく質などを分解する「オートファジー」と呼ばれる仕組みの解明です。

この仕組みは、細胞に核のあるすべての生物が持つもので、細胞の中で正しく機能しなくなったたんぱく質などを、異常を起こす前に取り除く役割や、栄養が足りないときにたんぱく質を分解して新しいたんぱく質やエネルギーを作り出す役割を果たしています。
ノーベル賞、東工大栄誉教授

※実は皆さん、オートファジーをもっていたからこそ、この世に誕生したんです。とTVのコメンテーターが言ってたな。

このオートファジーと呼ばれる作用がうまく機能しなくなると、老化による病気や糖尿病、それにがんなどにつながることが分かりました。

じゃ、オートファジーをうまく機能できるようにすればいいんだ。

大隅さんは、酵母の細胞を使って、「オートファジー」の仕組みの解明に取り組み、平成5年にこの仕組みを制御している遺伝子を世界で初めて発見しました。

その後も同様の遺伝子を次々と発見してそれぞれが果たしている機能を分析するなど、「オートファジー」の仕組みの全体像を解き明かしてきました。
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会見の中で、担当者は「決定が出てすぐに大隅さんと接触したところ、『ああ~』と非常に驚いて、とても喜んでいました」と、当時の様子を明らかにしました。

パーキンソン病などの神経の病気の一部ではオートファジーの遺伝子が、正常に機能していないことが分かっていて、予防法や治療法の開発につながるのではないかと期待されています。

大隅さんは、こうした業績が認められて平成18年には日本学士院賞をまた平成24年には京都賞を受賞したほか去年、カナダの世界的な医学賞、「ガードナー国際賞」を受賞しました。
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日本人のノーベル賞受賞は3年連続、アメリカ国籍を取得した人を含めて25人目で、医学・生理学賞の受賞は去年の大村智さんに続き4人目です。

▼皆がやってることをしても面白くない。皆がしてないことを研究していくのが面白いんだ!なるほど!!

なんだか、かわいい方。
人柄の良さが、顔ににじみ出てる。
雰囲気も学者肌の雰囲気もにじみ出てるね。

◆自然科学3賞で日本人の単独受賞は29年ぶり

ノーベル賞のうち、「医学・生理学賞」、「物理学賞」、「化学賞」の自然科学系の3つの賞を日本人が単独で受賞するのは、昭和24年に日本人で初めてのノーベル賞となる物理学賞を受賞した湯川秀樹さん、昭和62年に日本人で初めて医学・生理学賞を受賞した利根川進さん以来、大隅さんが3人目で、29年ぶりのことになります。

しかも単独受賞www

人がやらんことに熱中できるのがいいみたいね

世紀の大発見は“運命のいたずら”だった。大隅教授がオートファジーと出合うまで

ノーベル医学・生理学賞に輝いた東京工業大栄誉教授の大隅良典さん(71)。世界的な大発見となった実験で使った酵母との出合いは、運命のいたずらのようなものだった。
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東大で博士課程を修了した大隅さんは1974年、米ロックフェラー大に留学。細胞の抗体分子の構造解析で72年にノーベル医学・生理学賞を受賞したジェラルド・エーデルマン教授の研究室で、大腸菌を使って免疫学の研究を行うためだった。

若い頃、留学をする際、元々童顔なので若造と思われたくなくて髭を生やしていたそうです。
米国留学から帰国し、東京大助手になった頃の大隅良典さん(本人提供)
女房に髭が長すぎておかしいと言われ、少し切ってもらい整えました。

▼若い頃の自分を振り返る

意気揚々と渡米したが、着いてみると、教授は急に発生生物学に転身してしまったのだ。「あまりに突然で、何をやっていいか分からなくなった。全く答えが見えず、本当につらい時期だった」と振り返る。

やっと思いついたのが、酵母を使った細胞増殖の制御機構の研究。手探りで取り組むうちに、細胞の活動を個体レベルでなく、分子レベルで見つめることの面白さを知った。

会見で顕微鏡を眺めるのは、楽しいと子供のように嬉しそうに話していた。

「このときの酵母との出合いが、私の人生に重要な意味を持っていた」
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昭和52(1977)年に帰国し、東大理学部の植物学教室の助手になり、酵母の研究を続けた。研究テーマに選んだのは、細胞内の浸透圧調節や老廃物の貯蔵・分解を担う小器官「液胞」。当時としては異例の選択だった。
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「そのころ、液胞は細胞内のごみため程度にしか思われていなかった。でも、かえってそこから何か見つけられたら面白いと思った」

人が研究しないことを研究するのが、研究の醍醐味と思って研究されてきた。

選択は「吉」と出た。観察を続けるうち、液胞膜はアミノ酸の出し入れを活発に行うなどして、細胞の恒常性維持に関わっていることを世界で初めて突き止めることができたのだ。他の研究者が着目しなかったテーマなので独壇場だった

「これが、人のやらないことをやり、競争しないで独自の成果を出すという私のサイエンスのスタイルになった」と笑顔をみせる。

63年に東大教養学部の助教授となり、自身の研究室を立ち上げた。このとき、酵母の液胞が細胞内の物質分解を行う分子機構を解明するという研究テーマを思いついた。

イメージです

液胞が細胞内のいろいろな物質を取り込み、内部に含む酵素で分解している現象自体は知られていた。しかし、そのメカニズムは全く謎だった。どんな物質をどうやって取り込み、どう分解するのか。栄養がなくなった酵母は、細胞内部を作りかえて胞子を形成し、休眠状態になって飢餓を乗り切ることを思い出した。

細胞内部を作りかえるということは、液胞に物質を取り込み、分解する機能が活発化しているはずだ。それを確かめる方法を考えた。

「酵母には、液胞内の分解酵素が欠損している変異体がある。それを飢餓状態に置いて、液胞に物質が取り込まれる仕組みを観察すればいいのではないか」

このひらめきも見事に当たった。研究開始から約2カ月後、3時間ほど飢餓状態にした酵母の細胞内で、液胞に小さな顆粒がどんどん蓄積していく様子を、光学顕微鏡で観察することに成功したのだ。「分解酵素欠損株を使ったことがポイントだった。

液胞内の顆粒は、分子の不規則な衝突で起こるブラウン運動で激しく動き回っていた。大隅さんはその動きに感動し、何時間も顕微鏡をのぞき続けた。そして研究室を出て、会う人ごとに「とても面白いことを見つけた」と熱弁をふるったという。

とっても面白い事を見つけた!!
優秀で教養があるのは、見ての通りだけど
心根が、少年みたいでかわいい。

こうして、酵母が飢餓状態に置かれると液胞に物質が取り込まれ、分解される自食作用「オートファジー」を世界で初めて確認できた。

大隅さんは引き続き電子顕微鏡でこの現象を観察。栄養が足りなくなった細胞内で、小器官のミトコンドリアやタンパク質を取り囲むオートファゴソームという小胞ができ、それが液胞に取り込まれていく仕組みも突き止めた。この様子は、光学顕微鏡では見えていなかった。

さらに、研究の対象を酵母だけでなく哺乳類にも広げていき、オートファジーに関わる18個の遺伝子を発見。初の観察成功から28年経過した今では、世界中で研究が行われ、医療を中心にさまざまな分野への応用が模索されている。

ただ、オートファジーの機構は、まだ分かっていないことが多い。例えばオートファゴソームの形成メカニズムは謎のままだ。「これが分かれば、オートファジーを制御できるようになる可能性が出てくる。解明できたのは全体のまだ30%程度。それぐらい奥が深いものなんです」

PCのメールを見るのが怖いです。世界から国内から、沢山きてると思うので、どれだけきてるんだろうかと

スウェーデンのカロリンスカ研究所がノーベル賞を発表した3日夕から、メディア対応に追われた大隅さん。

4日も早朝からNHKや民放番組に生出演した。そんな大隅さんが発表直後、電話で受賞を伝えた人がいる。兄で東京女子大名誉教授の和雄さん(83)だ。

でも、皆さん高齢ですね。高齢でこのチャレンジ夢と希望を与えるんじゃないかな。日本の希望を背負った人

■父は九大、兄は東京女子大教授

幼い頃、科学の本を贈り続けた理科好きの兄は「とうとう最高峰に達したな」と弟を祝福。「良かったな、おめでとう」と声を掛けると、ここ数年ノーベル賞候補として注目されてきた大隅さんは「騒がせるのもこれが最後かな」と語った。

大隅さんの父は九州大工学部教授、祖父も大学で教壇に立った学者一家だ。4人きょうだいの長兄の和雄さんも当初は理系を志し、太平洋戦争中は広島の学校で科学を勉強した。疎開で原爆投下を免れた。
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戦後、歴史の教科書が黒塗りにされるのを見た和雄さんは「自分で歴史を確かめたい」と歴史学へと転じた。
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まとめ作者の私からいわすと

当時の教科書が黒塗りにされたのは、日本の昔の戦前の教科書は道徳教育も
盛りだくさんで、古き良き日本の教えがありました。

しかし、戦争で負けてしまい、アメリカが何もかも主導して日本の教育を
一変させてしまいました。

民主化が、それです。
だから、全て教科書は、墨汁つかって、みな筆で墨汁を付けて
黒く塗りつぶしたりがありました。

私の親が戦前から産まれてますが、当時の日本がどれだけダメになったか
聞いています。

敗戦後の日本は、日本が乱れたんです。それは、GHQが、色々と今のように
堕落した日本になるように、色々なことをして
おとしめました。内容は、見苦しいので、ここのページでは
打てません。  だから、そんな終戦直後を経験しても、
正しく生きようとした人間は、立派なんですよ。

東京の大学に進んだ和雄さんは帰省のたび、きょうだいに本を贈った。2人の妹には文学書を、末っ子の大隅さんには宇宙や生物、化学の本を渡し続けた。「弟には理系に進んでほしいという、ひそかな思いがあった」という。

お兄さん優しいですね。弟の大隅さん思いだったんですね。

ノーベル賞の大隅さんを名誉市民に=福岡市

福岡市の高島宗一郎市長は4日の定例記者会見で、ノーベル医学生理学賞に決まった同市出身の大隅良典東京工業大栄誉教授に名誉市民の称号を授与する意向を明らかにした。
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高島市長は「市出身者の活躍が評価され、大変うれしく誇りに思う。教授の名誉を長くたたえて子どもたちの夢や希望になればいい」と語った。
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このオートファジーが、医学の方面で、色々な治療で活用されていくといいですね。

https://matome.naver.jp/odai/2147556032449531101
2016年12月12日