法的な問題は？？「遺灰の貴金属」を自治体が売却してるらしい

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現代の日本で一般的な埋葬方法となっている「火葬」。遺骨に貴金属が多く含まれていることをご存知でしょうか？

現代の日本で一般的な葬送方法となっている「火葬」

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火葬（かそう）とは、葬送の一手段として遺体を焼却することである
火葬 – Wikipedia

人口の密集した都市部で、公衆衛生上の問題から土葬が禁止されたことなどから、火葬が徐々に増えていったようです
火葬が日本で一般的になったのはいつですか？ – 火葬が日本で一般的に… – Yahoo!知恵袋

今でこそほぼ100％となっている火葬ですが、昭和40年頃は30％程度で、日本での火葬の歴史は最近だということが分かります
日本で一般的となった火葬の習慣

遺骨に貴金属が多く含まれていることをご存知でしょうか？

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残された遺骨が、その後どう処理されるかご存じだろうか
火葬後の金歯・銀歯は市の予算に　名古屋市の収益4880万円｜ガジェット通信

遺灰から無断で貴金属が回収されているそうです
遺灰から無断で貴金属が回収されているそうです – 歯や人工骨などから金、… – Yahoo!知恵袋

火葬されたあとの遺灰には歯の治療や人工骨などで使われた金、銀、パラジウムなどの貴金属が含まれる
遺骨に含まれる貴金属はどうなるの？ | 火葬場日記　〜　職員は見た！　〜

実は一部の自治体では遺灰を売却して収益にしている

遺灰そのものを売却したりして、一部自治体が収益を収入に組み入れている
施設長のひとこと:1／13　公営火葬場　遺灰ビジネス　金歯や硬貨が自治体財源　遺族は知らされず – livedoor Blog（ブログ）

名古屋も東京も額は違えど残骨中に残る金属を売却して収益を得ているみたいです
遺骨に含まれる貴金属はどうなるの？ | 火葬場日記　〜　職員は見た！　〜

例えば福岡市の場合は、２００８年度、火葬場から出る『残骨灰』に含まれた有価金属を売却し、市の財源に組み入れる制度を導入したところ、３月末までの１年間で約５００万円の収入になり、市の予算に組み込んだそうだ
遺灰に含まれる貴金属は誰のもの・・・: 畦道日記

過去には「遺灰ビジネス」と批判されたこともある

市民団体などからは死体を換金するのは不敬であるとして抗議の声がおきている
火葬 – Wikipedia

過去には残骨灰の売却益を見込んだ処理業者が行政の業務委託を落札し、「遺灰ビジネス」と批判されたこともある
火葬後の金歯・銀歯は市の予算に　名古屋市の収益4880万円｜ガジェット通信

市民からの反発で売却をやめた自治体もあり、遺族感情への配慮や財産権などの課題も残されている
『遺灰ビジネス』–福岡市、火葬場から出る”残骨灰”に含まれた有価金属売却で約500万円の収入 – 新外資系フライトアテンダントのブログ

法的には問題がない？

残骨灰の取り扱いをめぐっては墓地埋葬法にも明確な記述がなく、所有権や財産権の解釈は各自治体任せになっている
遺灰に含まれる貴金属は誰のもの・・・: 畦道日記

法的にも判例があるようですし、この判例に則って処理をすれば問題はないはずです
遺灰からの貴金属回収について: 歯医者さんの一服ブログ

遺灰の所有権をめぐっては、収骨前は遺族の所有、収骨の後は市町村の所有とした1939年の大審院（現在の最高裁）の判決があり、多くの自治体は「遺族が持ち帰らなかった段階で所有権は放棄された」との立場をとるようである
施設長のひとこと:1／13　公営火葬場　遺灰ビジネス　金歯や硬貨が自治体財源　遺族は知らされず – livedoor Blog（ブログ）