◆伸びる球の投げ方-ダルビッシュの練習法-
ピッチャーの調子が良くなると解説者やバッターは
「ボールが伸びてきた」と言います。ボールが伸びた=落ちずに真っ直ぐ来た、ということ。
そんなの当たり前だろうと思うかもしれませんが、
地球には重力があるので、投げたボールは
下に落ちるのが普通。浮かせる変化をかけなければ、ボールは落ちます。
伸びる球の投げ方-ダルビッシュの練習法-(2012-03-14)|スポーツ科学でみる 柴田 明|オンエアナビ
上側の速度を速くすれば、球は浮くことになる。
これができる唯一の方法はバックスピンです。
進行方向に対してバックスピンをかければ
ボールの上側は空気を巻き込むので速くなる。
反対に下側は空気を押しこむので遅くなります。
だから揚力が発生して球が浮く。実際は重力があるので、上がるまではしませんが、
他のピッチャーの軌道より、多少でも落ちない
ボールを投げればバッターはボールが
伸びたように感じます。
伸びる球の投げ方-ダルビッシュの練習法-(2012-03-14)|スポーツ科学でみる 柴田 明|オンエアナビ
ダルビッシュの練習法
バックスピンは単純に、真下に回転を加えて
投げればいいので、投げる時に手を正面に向けて、
腕を真上から真下に振り抜けば誰でもかけられます。とは言え、投げる時に腕は横から出してしまうことが
多いので、想像以上に難しい。2009年のWBC直前合宿の動画を見ると
ダルビッシュ投手はキャッチボールから意識的に
練習しているのがわかります。
伸びる球の投げ方-ダルビッシュの練習法-(2012-03-14)|スポーツ科学でみる 柴田 明|オンエアナビ
髪の長い選手がダルビッシュ投手。元の投げ方の違いもありますが、他の選手と比べると、
腕を真下に振り下ろしているのがわかります。
伸びのある、落ちない球を投げるために、バックスピン
を意識した投げ方を、キャッチボールからしている。
ダルビッシュ投手の伸びる球を投げる練習は
キャッチボールから始まっているようです。
◆たった5秒で、7割が結果をだした速く走るコツ!
ちょっとしたコツで、速く走れるようになります。
コツ(裏技)を使うことの是非はちょっと横においといて、そのコツによる働きを分析することで、速く走るための新たな練習法が考えられるのです。
一瞬で速く走るコツ
その速く走るコツとは「輪ゴム」を使った方法です。
普通の輪ゴムを2本用意します。
左右の足首に輪ゴムを1本ずつ通します。
輪ゴムを1回転捻り、その先を親指に引っ掛けます。
以上で準備は終わりです。ここまでで約5秒、その上から靴下を履いてください。
一瞬で速く走るコツ!から分かった新事実!|スポーツ119 ケガの予防と治し方!
速く走るコツの新事実!
輪ゴムを使うと、足の甲が早く返ることが分かります。それにより何が変わるのか?実験してみましょう。
片足立ちで、もう一方の足を膝をまげて上げていきます。この時、2つの方法を試してみてください。
1.足首を伸ばした状態で膝を上げる!
2.足首を曲げた状態で膝を上げる!どちらが、スーと楽に上がりましたか?
一瞬で速く走るコツ!から分かった新事実!|スポーツ119 ケガの予防と治し方!
結果は7割ほどの人が、2の足首を曲げた状態で膝を上げたほうが上がりやすいと答えています。これは関節や体の仕組みのタイプによって変わると思いますので、全員には当てはまらない可能性があります。
残りの3割ほどが、変わらない、もしくは伸ばしたほうが上げやすいと感じるようです。
つまり輪ゴムを使うことで、足の甲の返りがサポートされ、膝上げが早くなり、足の回転数が上がったと考えられます。
一瞬で速く走るコツ!から分かった新事実!|スポーツ119 ケガの予防と治し方!
輪ゴムを使わず、速く走るコツを身につける!
2.足の先はほぼ正面に向けます。
3.かかとをスーと上げます。
4.かかとを下げるときはゆっくりと5秒ほどかけて下げます。
5.1セット10回を1日3セットほど行ないます。
足の遅い人は、体が硬い傾向にあります。足の速い人でも体の柔軟性が低下すると足は遅くなります。
走る前に、柔軟体操をしている人をよく見かけますが、多くの人が下半身のストレッチばかりしています。速く走るためには、全身の筋肉を利用したほうが有利なのです。そのため手の指先から足の指先まで、全ての筋肉と靭帯&腱をストレッチすると、通常よりも速く走ることができます。
◆ジャンプ力強化の筋トレ!跳躍力をアップして高みを目指せ!プライオメトリックトレーニングやバスケやバレー向けの鍛え方など!
ジャンプ力に影響の大きい筋肉は?その特徴とは?
「もっと高く飛べるようになりたい」「ジャンプ力を鍛えたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。「足の筋肉」だけを鍛えても飛躍的にジャンプ力を上げることはできません。ジャンプ力を鍛えるにはその他の筋肉もしっかりと鍛えていく必要があります。
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ジャンプ力を強化するために必要な上半身の筋肉
まず初めに上半身の鍛えるべき筋肉についてお話ししていきます。上半身で特に鍛えなければいけないのが「背筋」と「腹筋」です。ジャンプというのは、足の筋肉だけで飛ぶわけではないということを理解しておきましょう。上半身の筋肉もフルに使い、飛び上がるようにジャンプをしましょう。
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ジャンプ力を強化するために必要な下半身の筋肉
続いては下半身の筋肉についてです。下半身の筋肉で特に鍛えなければいけないのが、「ふくらはぎの筋肉」と「ハムストリング」と言われています。ふくらはぎの筋肉については説明しなくてもわかるかと思いますが、ハムストリングというのは、ふくらはぎの上、太ももの裏の筋肉です。
この2つの筋肉を鍛えることで、高さのあるジャンプをすることができるようになります。さらにこれらの筋肉を鍛えることで、瞬発力も上げることができるので、すぐに高いジャンプをすることができるようになります。
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最初のうちは超回復を利用しよう!
「超回復」とはトレーニング後に一定の時間を空けることで、筋力の水準がトレーニング前に比べて上昇する現象です。時間については一般的に「48時間〜72時間」と言われております。なぜトレーニングの後に時間を空けると筋力が上がりやすいのかというと、筋トレ後は筋肉が刺激されて疲労がたまり、傷ついている状態になっています。筋肉が回復していない状態でさらにトレーニングをしても、筋肉がつく状態になりにくいと言われています。そのため一定期間を開けない筋トレはハードな筋トレは効果がないのです。
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腹筋を効率的に鍛えるには腹筋運動がおすすめです。腹筋運動を行う際には数よりも質を重視するように行いましょう。
1、仰向けに寝転がり、三角形ができるように足の裏を地面につけます。
2、ゆっくりと上半身を起こしていき、1番腹筋が刺激されるところで3秒〜5秒間キープします。
3、ゆっくりと元の状態に戻していきます。
4、上記を5回〜10回繰り返しましょう。
この方法で1日3セット行うようにしましょう。ポイントとしてはゆっくりと起こして、ゆっくりと元に戻すというところです。きついからといって、これらを早く行ってしまうと効果が半減してしまうので注意しましょう。
背筋を効率的に鍛えるにはバックエクステンションがおすすめです。バックエクステンションのやり方は下記のとおりです。
1、うつ伏せになって寝転がります。
2、両手をお尻の横で地面につけます。
3、その状態でゆっくりと上半身を反らしていきます。
4、もう無理というところまで反ることでができたら、ゆっくりと元の状態に戻していきます。
5、上記を10〜15回行います。
これを1日3セット行っていきましょう。反動を使って一気に反るのではなく、ゆっくりと背筋を意識しながら行っていくのがポイントです。
下半身の筋肉を鍛えるにはスクワット運動がおすすめです。スクワットは特に道具も必要なく、自宅でも簡単い行うことができます。スクワットは以下の手順で行いましょう。
1、両足を肩幅ぐらいに開いて、両手を頭の後ろで組みます。
2、太ももが地面と水平になるまでゆっくりと腰を落としていきます。
3、その状態を3〜5秒間キープします。
4、ゆっくりと最初の状態に戻していきます。
5、上記を5〜10回繰り返していきます。
この方法で1日3セット行うことで、効率的に下半身の筋肉を鍛えることができ、ジャンプ力をあげることができるようになります。
ハンドボール選手が実践する相手より高く飛ぶジャンプ力トレ!
サッカーは跳躍力と一緒に体幹も鍛えよう!
サッカーにはあまりジャンプ力が関係ないと思う方も多いのではないでしょうか。しかし、サッカーではヘディングや空中のボールを相手と競り合ったり、キーパーも高いボールをジャンプして止める必要があります。そのためサッカーでもジャンプ力というのはとても大事になってきます。
ただ単に跳躍力を鍛えただけでは相手選手とぶつかった時に跳ね飛ばされてしまいます。そこで、跳躍力とともに体幹も鍛える必要があります。ここからは体幹を鍛える方法をご紹介していきます。
フロントブリッジで体幹を鍛える
フロントブリッジは日本代表や海外リーグで活躍している長友選手が日々行っている体幹トレーニングの1つです。やり方はとても簡単なので、自宅で1人でも行うことができます。トレーニング方法は下記の通りです。
1、うつ伏せに寝転がる。
2、両足を肩幅ぐらいに開き、両肘をつく。
3、肩の真下に肘がくるように肘を立てる。
4、その状態のまま腰をゆっくりと持ち上げて、地面と水平になったところでキープする。
5、この状態を5秒〜10秒間キープしたらゆっくりと元の状態に戻します。上記を1セットとして、1日に3セット行うようにしましょう。
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クロスクランチで体幹を鍛える
クロスクランチも長友選手が行っている体幹トレーニングです。こちらも自宅で簡単にやることができるものなので、日々のトレーニングに取り入れていきましょう。やり方は以下の通りです。
1、仰向けに寝転がります。
2、片手を耳につけて、この際に反対の手は地面につけておきます。
3、手を耳につけた方の肘が、反対の足の膝に着くように体をひねります。(右手の場合は左足)
4、肘と膝が付いている状態を5秒間キープします。
5、その後ゆっくりと戻していき、逆も同じように行います。
6、これを左右5回ずつ行いましょう。上記を1セットとして、1日3セット行いましょう。クロスクランチを行う際には大きく呼吸をしてから、息を吐きながら体を動かすとより効果を得ることができます。
ジャンプ力強化の筋トレ!跳躍力をアップして高みを目指せ!プライオメトリックトレーニングやバスケやバレー向けの鍛え方など!|GOIN[ゴーイン]
バスケットでシュートやリバウンドに役立つ跳躍力向上メニュー!
バスケットでも跳躍力はとても重要な力になります。たとえ相手選手よりも身長が低かったとしても、跳躍力が高ければ相手のブロックを交わして、パスやシュートを決めることができます。逆に身長が高い選手が攻めてきた際にも高い跳躍力があればシュートを防ぐこともできます。ここではバスケットに役たつ跳躍力向上トレーニングをご紹介いたします。
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踏み台昇降を行うことで、ふくらはぎやハムストリングを鍛えることができます。踏み台昇降をやるには高さが20cmぐらいある台が必要になります。ジムなどに行けば置いてありますが、自宅でもやりたい場合には後ほどご紹介する商品がおすすめです。それでは踏み台昇降のやり方をご紹介いたします。
1、両足を肩幅ぐらいに開き、踏み台の前に立ちます。
2、まずは、片足を踏み台に乗せる。(片足を乗せるたびに1回でカウントします)
3、続いてもう片方の足を乗せます。
4、両足が乗ったら、最初に乗せた足を元の位置に戻します。
5、続いてもう片方の足を元の位置に戻します。上記を左右10〜20回で1セットとします。これを1日に3セット行います。踏み台昇降のポイントとしてはできるだけ膝を曲げないように上り下りすることです。
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跳躍力アップのためのプライオメトリックトレーニング
プライオメトリクスの具体的なやり方は下記のとおりです。今回はプライオメトリクスの基本的な「ニーアップジャンプ」をご紹介いたします。日々トレーニングを続けることで、確実にジャンプ力が上がっていくでしょう。
1、両足を肩幅ぐらいに開きましょう。
2、膝が少し曲がるぐらいまで腰を落とします。
3、そのまま高くジャンプしましょう。
4、ジャンプ中は両膝をできるだけ胸に近づけるようにします。
5、上記を5秒間繰り返しましょう。これを1日3セット行います。5秒間の間できるだけ多くジャンプできるように素早く行うようにするとより効果的にトレーニングを行うことができます。
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流れが遅くなり、上側の空気の流れが速くなる。空気が速く流れる上側の気圧が低くなるので、
気圧が高い下側から物体が押し上げられる。
だから飛行機は浮く。