■力士の四股名に多用される「山」の読み方は色々
【しこ名】力士の呼び名をいう。四股名はあて字で、本来は醜名 (しこな) から、自分を卑下した意味も含まれ、同時に強いという意味もある。山、川、海、郷里名などにちなんだものが多い。
しこ名(しこな)とは – コトバンク
相撲の醜名(しこな)で「山」の付く力士は結構多い。
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双葉山(ふたばやま):国民的英雄となった昭和屈指の大力士。「双葉の前に双葉無し、双葉の後に双葉無し」との言葉が残るほど、名実共に史上最強の横綱であったと言われてる。
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以前は「さん・ざん」と読む醜名を付けられた力士は出世しないと言うジンクスがあったとかで、「やま」と読ませるのが常であったが、最近は「ざん」と読ませるものも少なからず見かける。
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「栃煌山」。しこ名は母雪絵さんが考えてくれた。読み方の候補には「とちおうやま」もあった。荒々しさ、力強さを求めて、濁音が入った「とちおうざん」とし、師匠の了承を得た。
栃煌山が白鵬止めた「良かったっす」綱連破 – 大相撲 : 日刊スポーツ
現役力士。名古屋場所では小結
■「山」の読み方をみんな疑問に思っていた
山の読み方は浅間山など「やま」と読むものと、富士山など「さん」と読むもの二通りありますが何か分ける基準みたいのがありますか?
山の読み方「やま」と「さん」の違い – 山の読み方は浅間山な… – Yahoo!知恵袋
長野県と群馬県に跨る標高2,568mの山
山(さん)と山(やま)は違いますか?「さん」と「やま」の使い分け(読み方の違い)は
何か意味がありますか?
山(さん)と山(やま)は違いますか? – 伝統文化・行事 解決済 | 教えて!goo
「~山」の読み方について。さん(ざん)、せん、やま等の読み方があると思います。なぜこんなにも異なる読み方があるのでしょうか。また、呼び方に地域差等があるならば教えていただきたいです。
「~山」の読み方について。さん(ざん)、せん、やま等の読み方… – Yahoo!知恵袋
『全国市町村名の読み方』には、のべ302の「○○山」が載っていますが、「ヤマ」と読むものが130、「サン」が100、「ザン」が59、「セン」は6、「ゼン」は7となっています。
ヤマかサンか | ことば(放送用語) – ことばウラ・オモテ | NHK放送文化研究所
■アナウンサーも迷い、間違える難しさ
山の場合は、「山」「岳」「嶽」など様々な表し方があります。「山」も「ヤマ」「サン」「ザン」であったりします(他に「セン・ゼン」も)。「岳」も「ダケ・ガク」どちらか迷うことがあります。
ヤマかサンか | ことば(放送用語) – ことばウラ・オモテ | NHK放送文化研究所
長野県と岐阜県に跨る標高3,067 mの山。2014年に噴火し、多数の死傷者を出した。
同名の山は全国に多数あり、「みたけやま」「みたけさん」など呼び方が違う。
「正午のニュース」(NHK総合)で高瀬耕造アナウンサーは「みたけ、おたけさ、みたけさんの噴火で―」とニュース原稿を読み始めたところ、画面外のスタッフから「おんたけさん!」と注意が入った。
「御嶽山」NHKアナや小倉さんが「みたけさん」 プロが読み間違えた同情すべき事情 : J-CASTニュース
情報番組「とくダネ!」では、司会の小倉さんが現場のリポーターに中継をつなぐ際、「現在、どんな活動が行われているのか。みたけさん、いや、おんたけさんの―」と間違えてしまった。
「御嶽山」NHKアナや小倉さんが「みたけさん」 プロが読み間違えた同情すべき事情 : J-CASTニュース
古くは同じフジの有賀さつきが「旧中山道」を「いちにちじゅうやまみち」と読んだのが伝説になっているが(本当は「きゅうちゅうさんどう」と読んだ)。
内田嶺衣奈だけじゃない 女子アナ“赤っ恥”読み間違い伝説 | 日刊ゲンダイDIGITAL
正解は「きゅうなかせんどう」で「山」を「せん」と読む
■「山」の読み方とその意味
【山】
かなりの高度をもった地表の凸部。厳密な定義はないが、地形学的には一般に起伏量が数百m以上で、その構造が複雑なものを山と呼ぶ。
山(やま)とは – コトバンク
「やま」
東京都港区にある標高25.7mの山。同名の山は全国に存在。
「やま」と読むものは信仰を対象としないもの。ただし、信仰対象の山として、全国的に名を馳せた「立山」の主峰「雄山」は、いずれも「やま」です。
「山と岳」なにがどう違うねん!
「さん」
静岡県と山梨県に跨る、標高3776mの山
一般に信仰の対象になっている山は「さん」(漢音読み)「せん」(呉音読み)と読むことが多い。富士山など。
登山用語集「や」
「さん」「ざん」「せん」「ぜん」と読むものは仏教信仰を対象としたもの。
「山と岳」なにがどう違うねん!
「せん」
鳥取県と岡山県に跨る標高1,729mの山
「サン」は漢音。「セン」は呉音。呉音とは、日本に古く伝来し、仏教関係の語に多い漢字の音で、深い歴史を物語る象徴的な読み方でもあるそうです。
あの噂って本当? 大山の「なるほど」を発掘
https://matome.naver.jp/odai/2147355369597673201/2147356357308798303
「せん」は中国地方に多い。大山(だいせん)、氷ノ山(ひょうのせん)など。
登山用語集「や」
全国で「山」を「セン」と読む山、そのほとんどが鳥取県と岡山県、そして島根県に存在。この地域に「山」を「セン」と読む民族が住み、その勢力が徐々に拡大していった、そう判断する識者の方も。
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■「岳」「嶽」の読み方と意味
「山」は独立峰が多く、「岳」は連峰中の一座を指すことが多い
「山と岳」なにがどう違うねん!
「たけ・だけ」
【岳・嶽】
〈たけ〉高い山。
岳〔嶽〕(ガク)とは – コトバンク
岳
大分県にある標高1,583mの山。ここは古来より信仰の対象。
略字と言われている「岳」は信仰対象の傾向は少なかった。
「山と岳」なにがどう違うねん!
嶽
https://matome.naver.jp/odai/2147355369597673201/2147356357308797703
兵庫県にある標高793mの山。かつては修験道の拠点。
「嶽」ですが、これも多神教の信仰対象の山としての傾向が強かったようです。
「山と岳」なにがどう違うねん!
「がく」
阿蘇山の中核をなす五つの山。高岳(1592m)、中岳(1506m)、根子岳(1433m)、烏帽子岳(1337m)、杵島岳(1326m)の総称。個々の山は「だけ」。
【岳〈ガク〉】
1 ごつごつと高く険しい山。
岳〔嶽〕(ガク)とは – コトバンク
漢語「岳ガク」は、ごつごつした岩石でできている高い山という意味である。
「山ヤマ」と「岳タケ」 : 日本語