乗りたい!乗っておきたい!絶版2ストロークネイキッド

チープマン
2ストがなくなって長い月日がたってしまいました。2ストレプリカの値段は高騰するばかりです。そんな2ストですが、今も見つければ買いやすいのが2ストのネイキッド。そんな2ストネイキッドをまとめてみました。

R1-Z

249cc
2ストローク水冷並列2気筒クランクケースリードバルブ
最高出力45ps/9500rpm(3XC3は40ps/8500rpm)
最大トルク3.7kg-m/8500rpm(3XC3は3.4kg-m/7500rpm)

通称ワンズィー。
2ストでネイキッドと言えばこのバイク。
一番見つけやすく、タマも多いのでまだ少しは選べるのではないでしょうか?
草レースや峠でもたまに見かけますね。
レーシーにしても良し、旧車な雰囲気にしても良しの万能選手。
デザインもヤマハらしくスタイリッシュ。
な名前の由来はRZと国道1号を合わせたもの。

ウルフ250

249CC
水冷2ストクランクケースリードバルブV型2気筒
最高出力45ps(33.0 kw)/9500rpm
最大トルク3.8kg・m(37.3N・m)/8000rpm
車体重量(乾燥重量)128kg

RG250ガンマからカウルを外しただけとも言えるウルフシリーズ。
今でいうストリートファイターですが、ほぼ本当に外しただけとは手抜きとも言えるかも。
そのためゴッツイアルミフレームが目立ちます。
良くも悪くも走り屋のバイクっぽく趣味が別れるところかと。
ちなみに筆者はガンメタのウルフが欲しかった…
タマも無いけど人気も無いスズキらしい1台

SDR200

水冷2ストローク単気筒
最高出力34ps(25kw)/9000rpm
最大トルク2.8kg・m(27.5N・m)/8000rpm
車体重量(乾燥重量)115kg
排気量195cc

一部で絶対的な人気があるSDR200。
SDRのアイコンとも言えるトラスフレームはポリッシュされて 非常に美しく、これぞライトウェイトスポーツと言わんばかりの良い意味で華奢なボディ。
2スト単気筒200CCながら34馬力とエンジンも頑張ってます。
見つけたら迷わず購入しないともう出会えないかも?
レプリカ全盛の時代には厳しかった…
今出せばそれなりに売れるのかも?

MVX250

水冷V型3気筒90度ピストン弁リード弁併用(ピストンリードバルブ)
最高出力40PS/9,000rpm
最大トルク3.2kgf·m)/8,500rpm
乾燥重量138kg

世界初のV型3気筒の2ストエンジンをもつ個性派。
これはホンダのレーサー、NS500を意識したものであります。
発売した翌年に、NS500からV型4気筒のNSR500になってしまい、MVXも発売終了してしまいました。
ホンダらしい先進的で個性的な1台ですが、タマがない、パーツでない、セッティングでない。
本当に好きな人以外は手を出してはいけない1台です。

TZR125

最高出力(22 ps) / 10000 rpm
最大トルク(1.7 kg・m) / 8500 rpm
総排気量124 cc
乾燥重量105 kg

TZRと言いながらカウルレスなのがデフォなTZR125。
フロント16インチ、リア18インチと時代を感じるセットアップ。
ハンドリングのヤマハをイメージしているみたいですが、一癖ありそうな雰囲気。
問題は何故カウルを着けなかったのでしょうか?
ベルカルダヤマハのTZR125もありますが、そちらはフルカウルでまんま3XV。
こちらはなんだか中途半端なような?
しかしそこがいい味だしているような。
値段も安くて個人的には欲しい1台です。

RZ50

水冷2ストローククランクケースリードバルブ単気筒
最高出力(kW/rpm)5.3(7.2PS)/1000
最大トルク(N・m/rpm)5.9(0.6kgf・m)/8000
重量80㎏

スポークホイール、ロングタンクに小さいテールカウルとレトロなゼロハンスポーツ。
原付ながら非常に力の入った1台です。
国産の2スト最後の砦として2007年まで生産されました。
まだまだタマもあり、買うなら今かと思って数年経ちますが、値段の高騰もなく買いやすい1台です。
現実的な選択はこのRZ50しかないかも…

ウルフ200

最高出力35ps(26kw)/9000rpm
最大トルク2.9kg・m(28.4N・m)/8000rpm
車体重量(乾燥重量)115kg
排気量195cc

ウルフ250に続きウルフ200の登場です。
例に習ってこちらもRG200ガンマのネイキッド版。
カウルをとって倒立フォークをやめるとウルフに早変わり。
SDRが直接のライバルになるのでしょうが、向こうはフレームからして気合いが違います。
珍しさでは負けてないですが、パッと見他のウルフと見分けがつかないのが欠点です。
200ガンマもウルフも珍しいので、見つけたら購入しちゃいましょう。

ニンジャ 150SS

車両重量134k
水冷2ストローク単気筒149CC
最高出力29ps/11,000rpm
最大トルク20N・m/9,000rpm

まさかの新車で購入することができる2スト。
タイカワサキ生産ということで現地ではまだまだ2ストが頑張っているようです。
ARシリーズを彷彿とさせるデザインですが名前はニンジャです。
ニンジャは海外でかなりのブランド力を持っているのがわかります。
フルカウルの150RRもあるようで、まさかカワサキが2ストの最後の砦になるとは誰もおもわないでしょうね。
問題は信頼性とパーツの供給か
お値段はちょっと高めの42万円くらいです。

MBX125

車両重量109kg
エンジン形式・種類水冷2ストロークピストンリードバルブ単気筒
総排気量124cc
内径×行程56.0×50.6mm
圧縮比7.5
最高出力22ps/9,000rpm
最大トルク1.8kgf-m/8,500rpm

MVXの弟分、MBX125。
こちらはいたって普通な単気筒エンジンを搭載しています。
100キロの軽量な車体に22馬力のエンジンはパンチのある走りをお約束。
今じゃ懐かしいフロント16インチホイール、プロリンク式リアサスペンションなど当時では最新の足回りも装備していました。
MBXは他に90と50の兄弟がいる大家族です。
パーツが出なそうなのは他と変わらないポイントです。

AR125

エンジンタイプ水冷ロータリーリードバルブ単気筒
最高出力22ps(16.0 kw)/9500rpm
最大トルク1.7kg・m(16.7N・m)/8500rpm
排気量 223cc
車体重量(乾燥重量)107kg
車体重量(装備重量)

ARシリーズ一番上の兄貴。
MBXの良きライバルである。
タンクやテールカウル、ラインの入り方にカワサキらしさを感じます。
なお、フルカウルバージョンがあり、かなりGPZを意識したデザインです。
現行の125ならぶっ切れる走り屋なあなたにオススメ。

RZ125

水冷2スト・ピストンリードバルブ単気筒
最高出力22ps(16kw)/9500rpm
最大トルク1.7kg・m(16.7N・m)/9000rpm
型式-車体重量(乾燥重量)98kg
排気量123cc車体重量(装備重量)

RZ兄弟の三男坊、RZ125。
YPVSが途中から追加されたりとヤマハ渾身の1台。
プロダクションレースでも活躍したそうな。
RZ250そのままのデザインが非常にカッコいい。
後期型はTZR125と共通の部品が多いらしい。
どのみちどちらもパーツがでないであろうとは思う。

トゥオーノ50

全長 : 1920mm
・全幅 : 675mm
・全高 : 1155mm
・ホイルベース : 1280mm
・エンジン : 水冷2サイクル単気筒
・排気量 : 49.75cc
・馬力 : 8.8馬力
・燃料タンク : 13L
・車重 : 110kg
(RS50のスペックです)

アプリリアRS50のネイキッドバージョン。
カウル剥ぎ取っただけなのはご愛敬。
国産ゼロハンスポーツより馬力が出ており、部品も高級感があります。
RS50はたまに見ますが、トゥオーノは見る機会がなく、輸入されているのか本当に分からないバイクです。
物珍しさで買ってみるもパーツが無くて困るのは目に見えてそう。

https://matome.naver.jp/odai/2147241799434770501
2016年08月31日