【大阪都構想】 住民投票の顛末まとめ

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激しい攻防の末、反対が約70万票を集め、賛成をわずか1万票余り上回り、廃案となった大阪都構想計画。概要を簡単にまとめてみました。

大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は、大阪府・市の二重行政を解消するため、大阪市をなくし、市の仕事を五つの新設の特別区と大阪府に分ける「大阪都構想」の実現に政治生命をかけてきた。
大阪都構想 二重行政のムダをなくす。豊かな大阪をつくる。

2015年3月に、都構想案が府・市両議会で承認されると、5月に都構想案の賛否を問う住民投票が実施された。
大阪市特別区設置住民投票 – Wikipedia

維新の会と連携を図りたい安倍首相が、都構想に一定の理解を示したのに対し、大阪府・市の自民党は民主党や共産党と共闘して反対した。
大阪都構想 – Wikipedia

両陣営の激しい攻防の末、反対が約70万票を集め、賛成をわずか1万票余り上回り、都構想は廃案となった。投票率は66.83%。
住民投票で負けたのは大阪都構想では無く、 大阪の若者?! | Actionなう!

橋下市長は、年内の任期満了まで市長を務めた後、政界を引退すると表明した。
橋下徹氏、笑顔で引退表明「大変幸せな7年半、本当に悔いがない」【会見詳報】

しかし10月に、橋下市長は、国政政党「おおさか維新の会」の結成を宣言し、党綱領に大阪都構想の再挑戦を盛り込んだ。
おおさか維新の会 – Wikipedia

11月の大阪府知事選・市長選のダブル選挙で、都構想の実現を訴える。
大阪都構想 – Wikipedia

住民投票は、選挙運動ではなく政治活動に当たるため、一般の選挙に比べ運動の規制が緩い。大阪維新の会は、住民投票の広報費に約4億円を投入した。
住民投票・広報に9.3億円 大阪市補正予算成立  :日本経済新聞

https://matome.naver.jp/odai/2147094316336677401
2018年04月26日