【制汗剤】大丈夫?暑い夏、ハードに使うからこそ知っておきたいこと。

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今年も暑い夏がやって来ます。あなたは、制汗剤をいっぱい使う方ですか?

近年は汗を抑えつつニオイも予防する製品が売り上げを伸ばしている

従来からあるパウダースプレータイプよりも、スティックやロールオンといった直塗りタイプが圧倒的に人気だ。

確かに、ここ数年、ドラッグストアにはたくさんの種類の制汗剤が店頭に並びます。
パウダースプレイはもちろん、スティック、ローオンもあり、選ぶのに困ってしまいます。特に男性向けの商品は急増。
汗の匂い、体臭はコミュニケーションの妨げにもなるので、老若男女問わず関心が高まってますよね。
制汗剤は売り上げを伸ばしてると言われます。

制汗剤には危険な物質が含まれていることが・・・

最も多くの製品に使用されているのは塩化アルミニウムだ。

汗腺を塞ぎ、汗そのものが出てくるのを抑える。その一方で、皮膚の荒れやかゆみといった副作用を引き起こすおそれがある。また、乳がん発症リスクも指摘されている。

ワキのムダ毛処理をした後などは要注意

塩化アルミニウム含有の制汗剤を体に塗ったからといってすぐにがんの危険が生じるわけではないが、皮膚に炎症や傷があるときに、その付近に制汗剤を塗布することで体内に塩化アルミニウムが入り、悪影響を及ぼす可能性が高まる。女性の場合、ワキのムダ毛処理をした後などに制汗剤を使うのは危険だ。

銀イオン配合の制汗剤も・・・

銀は長い人類の歴史上食器等に利用され、食品添加物にも利用されることがあるため、人体に悪影響はないという説があるが、実は銀と違って銀イオンは強い毒性が指摘されている。

なぜ銀イオンは使われるのか

銀は化学的に極めて安定しており、イオン化しにくい。だからこそ、安全だといわれてきたのだ。しかし、6月1日付朝日新聞記事『金属アレルギー、ナノ粒子で発症か 阪大グループ確認』によると、銀イオンが金属アレルギーを引き起こすとみられるという。一方で、銀イオンは極めて強い殺菌、抗菌効果が認められることから、今や数多くの製品に配合されている。

ワキにはエクリン腺、アポクリン腺という2つの汗腺があり、それぞれから違う種類の汗が出る。そのうち、アポクリン腺から出る汗を栄養源として細菌が繁殖することが原因でワキガ等のニオイを発する。銀イオンは、その細菌自体を死滅させてしまうのでワキガを抑制できる。

また、銀イオンには殺菌力だけでなく消臭力もあるため、すでに汗をかいてニオイが気になり始めてから使用しても効果を発揮する。そのうえ、効果はほぼ丸1日継続することから、制汗剤としてはこれほど有能な成分はない。

化学物質過敏症を患っている人は要注意

塩化アルミニウム、銀イオンのいずれを使用した制汗剤であっても、化学物質には違いないため、化学物質過敏症を患っている人は口や鼻から吸入することはもちろん、触れるだけでも体に不調を来す。

制汗剤で汗を抑えると・・・。

制汗剤は、本来体が汗腺から排出しようとしている汗を止めるわけで、汗に含まれる汚れや不要物質といった老廃物を体内にとどめることになり、体臭が強まる可能性がある。

制汗剤を使い続ければ、もともと人間の肌にいる常在菌が減って、悪い菌の増殖を抑えられなくなり、さらに体臭がきつくなるおそれもある。

制汗剤と上手に付き合う

https://matome.naver.jp/odai/2146794373798228001
2016年09月03日