洗車マニアゆえの逸品
今回は2日に一回は愛車を洗車している(笑)私の気に入った洗車アイテムと洗車方法を掲載したいと思っております。
もともと塗装には傷が付いている!!!
例え新車で購入されても、納車前にディーラーの店員さんが洗車してお客様に渡すため、その時点で傷は付いてしまいます。
塗装して艶を出すために、表面をコンパウンド・バフマシーンを使って整えた時点で傷は付いているのです。
実は、【目に見える傷】【塗装の際にできたムラや気泡】などを、さらに細かい傷を付けてピカピカに見せているだけなのです。本来塗装というものはそういうものです。
目で確認できる傷や塗装の際に付着したゴミなどを、【粗い傷】→【細かい傷】→【ナノレベルの傷】と徐々に細かい傷を付ける様に磨いていき、人間の目では確認することが難しいミクロな傷を付ける事により、光沢・艶をだし傷が全く無いようにみせているのです。
洗車すれば必ず傷は付く!
タイトルには傷を付けないと記載しましたが、語弊があると困るのでお伝えしますが、【目で見えにくい傷を付けるだけで洗車する】という事です。
ようは人間の目で確認することができない傷なら傷が付いてないに等しいという事です。
数々の洗車グッズを使用した結果の答え
私が数々の洗車をしてきた上での、私的な傷の付きにくいと思った洗車グッズの評価を下記にいたします。
スポンジは汚れを吸着しやすく汚れを落とすには万能ですが、その分汚れがスポンジに付着しやすく、付着した泥やゴミでボディに傷を付けてしまいます。
吸水性があるので意外と水分や泡を蓄えやすい。固く絞れば水滴を吸うので洗車後の拭き上げにも向いているため、これ一枚で全てできるが、吸収しやすい分、埃や泥も吸い込むため傷を付けやすい。
かなりソフトです。泡立ちもよくガソリンスタンドの手洗い洗車でスタッフが人様の車を洗車する時に使用されてるくらいですのでかなり良いです。
・・・・が繊維のなかに泥が混入するとなかなか取れないという点で傷を付けやすくなります。
こちらも吸水性がよく、本来は洗車後の拭き上げに使用する物ですが、意外と洗車にも向いている。表面の繊維的なものが少ない分泥や埃をすぐに洗い流せるため、こまめに洗い流せば、埃や泥で傷を付けてしまうが少なくなります。
※今回紹介する商品です。画像の見た目のでは、もっとも傷が付きそうなゴワゴワ感ですが・・・(笑)
その名は、ハンディクラウン社のB&Y洗車ブラシです!
通常の洗車ブラシでは、ブラシ部分の繊維が固く洗車するだけで傷を付けてしまいますが、こちらの洗車ブラシのブラシ部分は、例えると【習字で使う筆】【人の髪の毛】【女性のチークとかに使用する筆】みたいな極めて柔らかい素材だという事です。
ボディ・足回りなど、洗う部分によってブラシの固さを変えたものなど種類も豊富です。
トヨタ86とコラボしたフルセットもあるみたいです。
傷が付きにくい理由!のまとめ
各商品紹介にも全て記載しましたが、ボディに傷を付ける原因はボディに付着した【ホコリ】【泥よごれ】なのです!洗車グッズに付着した汚れが、洗車グッズとボディの間に入り込みゴシゴシと洗ってる時に擦れて傷になるのです!!!
つまり洗車グッズそのものが大きな傷を付ける事は少ないのです。
ブラシの場合は、一本一本の繊維の先端が無数の点となりボディに当たるので、その他の洗車グッズより、汚れが洗車グッズとボディの間に入りにくいから傷を防げるのです。
ここが、洗車傷を付けなくする為の最大のポイントだと私は思っています。
本当にこのブラシは優れているなと使用して思いましたのでオススメします。
ぜひ、一度使ってみて頂くと良いかと思います。
洗車方法を極める!
続きましては良い洗車グッズを手に入れたら、適切な洗車方法で車を洗いたいものです。今回は私の洗車方法をお伝えしたいと思います!
ボディに傷を付ける原因は【汚れ】です!
何度もしつこいですがここが重要です。車を走らせれば道路のホコリが付着します。車を走らせなくても、風で浮遊してしまうような細かな細かなホコリがボディに付着します。
そのホコリの上を洗車グッズでゴシゴシと往復したら確実に傷は付きます!天然の粗々コンパウンドです!
洗車方法 その① 【大量の水でボディを洗い流す】
洗車の下地処理とも言うべきか!この水をボディにかける事が何気に一番重要です!
①ホースに繋いだシャワーを使い、車の周りを濡らします!
※車の周囲を濡らすことで、車の周りを洗車するのにウロウロと歩き回る自分がぶちまけるホコリを濡らすことにより、ホコリを宙に舞わせなくします。
②車全体を強めのシャワーに切り替えて、入念に洗い流す!
※水がボディを流れ落ちる力を利用して、ボディ表面に付着したホコリを洗い流します。
③水をかける際は、高いところから低い部分へ
※天井からホコリを洗い流すのが鉄則です!理由は下から上ですと上のホコリを洗い流した際に、また下に付着してしまうからです!
洗車方法 その② 【水を流しながらボディを洗う】
※ブラシには沢山の繊維が付いているので、繊維の先端がボディに触れるくらいでOK。
※くれぐれも歯ブラシ感覚で強くボディに当てない様に!!
最近ではボディにコーティング(ガラスコーティング・ポリマーコーティング)をかけている車が多いです。コーティングが施工されている車であれば水洗いで簡単に汚れは落とせます。
※コーティングを施工してない車でも、余程ボディ面が荒れてなければ洗剤なしで落とせます!
なのでまずは、シャワーでボディに水を当てて、水が当たっている部分を洗車ブラシで洗います。
そうすることにより、再度ホコリを付着させずにボディをブラシで擦れます。付着していた汚れもブラシに付着する前に水を一緒に流れてしまうからです。
洗車方法 その③ 【拭き上げ・拭くのではなく吸うのである】
洗車が終わりました。これで洗車は終了ですが、まだ水滴がボディに残っています!この水滴そのままにしておくと、日光で蒸発して乾いたときに後になって残ります!
なので、絶対に洗車後の車のボディの水分は残してはなりません。
水滴をタオルで拭き上げましょう!
ちょっと待った!!せっかくここまでボディに傷を付けない様に慎重に洗車してきたのに最後で傷を付けるのですか???
そうなんです!拭くという行為は、擦る行為と同じですので繊維の擦れた摩擦で傷を付けてしまいます。
なので私は、水分を吸収する吸収スポンジやセーム革を使い水滴を取ります。
拭くというより、ボディの水滴が付いた部分にスポンジを乗せるような感じでスポンジが水分を吸い上げるのを利用して水滴を取っていきます!
左右に擦ると「磨き傷」というものがボディにつくので、感覚的には「顔にメイクする時のように、ポンポンと当てていくような感じです」
こうして水分を取ってようやく洗車の終了です。ぜひ、お試しあれ!
最後になりますが、洗車の工程①~③まではスピーディーに!!もたもたしていると、洗っていると、風で浮遊してきたゴミがボディに再付着して傷の原因になります!ご注意を!!!