理系の生態 ① 理系の私がやっていた簡単な夏休みの自由研究-1

polarbearkokko
当時ジャムの瓶に挿した観葉植物を見ていて思いついた自由研究です。

ジャムの瓶に挿した観葉植物を見ていて…

観葉植物が好きだった私。
当時は毎日水をあげることが楽しかったのを覚えています。
しかし、注目したのは、その観葉植物の根が浸っている水の方。

—–この水は蒸発しているのか?植物が飲んでいるのか?

ということが気になり、蒸発という現象を調べてみようと思いつきました。

用意するものは1つだけ!

おしゃれではなくてもいいので、透明で口の広い瓶

これだけ!!

手順

① 瓶に水を入れる

瓶の割と上の方まで水を入れます。もちろん水道水でOK。

② 水面の位置にサインペンでしるしと日付(と時刻もできれば) 記入。

–8/1
という感じに水面位置を記録します。

③ 1日1回、水面の位置を記入

夏休み。
夏だからどんどん蒸発して、どんどん水面が下がるので面白いです!

④ 毎日の天気予報と、実際の天気をノート等に記録しておく

考察する際に使います。

⑤ 自分が納得するまで記録を続ける。

⑥ 記録を見て考察。【これが一番重要!これがすべて!】

たとえば、この日に水面が一気に下がっているのは晴れだったからとか、
いつもより減少が少ないこの日の気温はいつもより低かった、などなど
実験も大切ですが、自分が得たデータから考える考察が一番大切です!

むしろ、この自由研究は簡単で楽ですが、考察がなかったらただの記録になってしまい、それは研究ではなくなります。

コツ!

・直射日光のガンガン当たる、日向には置かない。

すぐに水がなくなりすぎて、記録できません。

・だからといって、気温がコントロールされている室内もあまり向かない。

もちろん、外からの影響がほぼ皆無になってしまうからです。

・ほどよく外の状況を反映する場所を見つける。

今思えば、いくつかの場所で同じことを同じ瓶を使って行って、差を観察するのも良かったと思います。なぜ、その差が生まれたのかを考察する。

ちなみに、1つの場所で行う場合も、なぜその場所を選んだのかを考察するとgoodだと思います!

1~2週間程度の観察で結果になるはず

たしか当時はそのくらいの期間観察していました。

考察を読んでもらえれば、「よく考えているなー」と思われるはず

わかる先生はわかってくれる!私の先生はそうでした。

https://matome.naver.jp/odai/2146711949458337501
2016年07月06日