これは泣ける…ネイルにまつわる感動エピソードまとめ【ハンカチ必須】

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おしゃれで気軽にできるネイル。時にネイリストとお客さんとの温かい繋がりが、感動を生むことがあります。今回は、そんな心温まるネイルにまつわる感動エピソードをご紹介します!

◼︎女性に「かわいい」を届けるネイル

女性の多くは自分磨きとして、
ネイルに興味を持っています。
サロン通いをする人、
セルフネイルをする人、
子育ての合間に出張ネイルをする人…
色んな楽しみ方ができます!

こりん@koooring

めちゃ疲れた。お疲れ様でした自分。ネイル褒められて嬉しい。紫陽花イメージして自分でやりました。 pic.twitter.com/UmcjvxxycZ

たざわ あすか@ta_za__ask

久々にサロンでネイル〜。 pic.twitter.com/zdnaI1i3lx

あんみつちゃん@murata_atsumi

今日もオフィスまで出張ネイルの「micoly」にきてもらってます〜〜バリキャリ女子にはありがたい〜〜!

ももちゃん&横田氏いいサービス作ったね pic.twitter.com/hDM5A8kLHE

◼︎時に「ネイル」は、人生を変えることもあるのです

「ネイルをしてもらったことで人生が変わった」
「お客さんと触れ合うことで大切なものを学んだ」
今回は、そんな感動エピソードをご紹介いたします。

エピソード① 「ラストネイル」

お客様と出会ったのは6年前。
病気を患いながらも凄くお元気で
いつもパワーをもらっていました。

お客様の指先はご病気で
爪があるのは小指だけ

他の指は病気の為切断箇所や
カラーが塗れる状態ではありませんでしたが
小指だけは立派に爪を伸ばし
いつも綺麗にしていました。
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これは、あるネイリストさんから届いた
本当にあったエピソードです。

病院に行って先生や看護師さん
入院している時は
皆に自慢してるんだよ~って
皆が綺麗って言ってくれるから楽しくてねって

いつもニコニコして言ってくれるので
私も小指に全てをかけ
いつもご来店前に何にしよ?なんて考え
楽しくお客様を待っていました。
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お店が2階にありますので
杖をついて来てくれて
お身体の悪い時はお店の下にお迎えに行き

笑いながら
「ここに上がって来れなくなるまで私は頑張るからね!」
なんて冗談を言いながらもネイルに来てくれていました。
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本当に悪いのかな?って思ったのは
2年前の12月・・・

「丁度クリスマス前ぐらいに、癌が全身に回っちゃってね
今の治療をするか?癌の治療をするか悩むんだぁ」

なんて私に冗談めかしで言っていました。
今年の冬が越せるか分からないなんて急におっしゃるので私も

「何言ってるんですか?来年も、再来年も2階に上がれなくなったら
私がおんぶして上がってもらいますからね!」

って笑いながら年を越せたね!って去年・・・
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今年が勝負だから楽しく生きなくっちゃって!
毎月季節を感じて頂きたくて
入院しても小指には

バレンタイン
満開の桜
スイカ割り

など色々させて頂きました
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様子がおかしいなぁって
思ってきたのは
夏が終わり…秋の頃
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最近いらっしゃらないなぁって
少し不安になった頃に又
元気に来てくださり

ほっとしていた時に
これから入院が多くなるかもしれないなんて
弱気な事を言っていましたが
小さくなられたなぁ
って思いました

でも「ネイルしたらなんか勇気が出てきた!
私、頑張るからね!」と入院・・・
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それでも退院したら直ぐに来てくれて
たまに病院から予約のお電話があって

「ネイルに行く為に退院するから待っててね」
なんていう連絡もありました

11月の末に予約が入っていたのですが
その予約をキャンセルして12月4日に変更

それもキャンセルで…
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悲報があったのは
それから2週間ほど後
お友達からのご連絡でした

「最後までネイル、ネイルと言ってたから
最期にネイルをさせてあげたいから
何かいい案はありませか?」

というご連絡でした
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時間は2日間しかありませんでした

凄く寂しい連絡で
私も気が動転してしまったのですが

2日後にお店に来て下さいとお伝えし
ネイルチップを沢山作りました

何が私に出来るか
最期のネイルは何がいいのかを考えて
6年分色んな事を教えて頂き
お話した事を思い出し

お客様が生前
「私の爪が10本綺麗にあったら10本したかったなぁ」
ってたまにふと言っていた言葉を思い出し

2年前のクリスマスを過ごせるかな?
なんて弱気な事言っていたなぁって。。。
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お客様の最期に
10本のクリスマスネイルを
プレゼントする事が出来ました
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ネイリストになって10年

私は最初から最期まで
お手伝いが出来たのも始めてだったと思います

こんな素敵な仕事に携われた事が
本当に幸せだとあらためて気づかされました
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お焼香だけでもと思い
ご家族にご挨拶させて頂いた時に
娘さんから

「最期までお店に行く為にリハビリしてたんだよ!」

と言うお言葉を頂き
本当にありがたかったです

微力でも、少し力になれていたかな?と
幸せでいっぱいでした
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「最期のネイルは本当に綺麗で喜んでると思いますよ」

・・・・・
この言葉で何も話せなくなりました
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私はこの仕事でお客様を幸せにしたいと思って10年
私がお客様に幸せにしてもらっているんだなぁと思いました
クリスマスになる頃…思い出せる一つの思い出を頂いたなぁと。。。
むこうで皆に自慢して下さいね^_^

毎日色んな意味で
1日1日を大切に
お客様との時間を大切に
使わせて頂いております
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エピソード② ボストンバッグに詰まった想い(一部抜粋)

10年前、まだ1歳にならない息子を育てながら
営業の仕事をしていました。

仕事は好きでしたが、「手に職をつけたい!」と思うようになりました。
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昔から自分の手がコンプレックスで
学生時代もマニキュアやシールでネイルチップを作ったり
自分の爪にアートして楽しんでました。

ネイルの道に進もう!!
子育てと仕事の合間にネイルを学ぼうと、サロン併用のスクールに通うことに決めました!

とってもワクワクしながら、きらびやかな世界を想い描き、ネイルの道がスタートしました。
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喜びもつかの間…

しかし、そんな気持ちもすぐに崩れてしまいました。
サロンのイメージは違い、先生も事務的で楽しくない時間でした。
学科は学べたけれど、実技は全く自信なく不安だけが残りながらも卒業しました。

家で練習しても、どこが悪いのか、どうしていいか分からない。
こんな状態でネイリストなんていえない・・・

どんどん自信はなくなっていきました。
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そんな状態でも「ネイルしてほしい!」っと声がかかりました。
当時、ネイルサロンは高額だったので
安くネイルしてみたい人が何人かいました。

昼の仕事が終わり、子供を夜間の一時保育に預け、出張ネイルにいきました。
大きなボストンバックを持ちながら
「いつかネイルサロンで働きたい!!」そう想うようになりました。
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そんな時、近所の商店街でネイリスト募集を発見し、ワクワクしながら面接を受けました。
採用され、念願のサロンワークのスタートです!!

心弾んだのもつかの間
私が配属された所は、商店街のアクセサリー専門店の奥に作られた1坪ほどのスペースの
ジェルネイルサロン。
ネイルスクール卒業したなら「経験者」と分類されました。

ジェル初心者のネイルスクール卒業生がサロンを1人で任されたのです。
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営業やオリジナルの施術メニューの開発に明け暮れる日々が続きます

ジェルの種類が少ないなら、家からアクリル絵の具を持ってきました。
そして、アクリル絵の具の手描きアートをオリジナルメニューにしました。
少しずつ、リピーターのお客様が増える中
第2子を授かりました。
臨月まで働きました。
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妊娠・出産を迎えて…

後任のネイリストを育て、お客様も全て引き継ぎの準備をしていました。
そんな時、毎月通ってくれていたお客様から言われました。

「赤ちゃんができるのは嬉しいことだけど・・・
ゆうさん辞めたら、どうしたらいいの・・・」
「私は、ゆうさんがしてくれるから 毎月楽しみに来てるのよ。」
「どんな場所でもいいから、私のネイルをしてほしい!」

涙が出ました。
本当に嬉しかった。

サロンは辞めても、ネイルは辞めない!
そう決めました!!
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ネイル業は続けることを決意

その後、第3子も授かり 自宅のリビングでネイルを続けました。
3年くらい自宅サロンを続けていたころ
家の事情により引っ越しをしないといけない状況になったのです・・・。

次の家は築年数も古く、小さなマンション。
5人家族がギュウギュウに暮らすような所でした。
ネイルするスペースはなく、ネイルが続けられない・・・・
そう落ち込んでいました。 お客様にもお伝えしました。
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すると返ってきた言葉は

「どんなに狭くてもいいよ。 玄関でもいいからネイル続けて!」
「ネイルの道具持って 家まで来てもらうことはできるの?」

そんなお言葉でした。
また、お客様の言葉に励まされ、私はネイルを続けることができました。
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お客さんに応えて…

それから、狭い家に来てもらったりもしましたが
出張ネイルとして本格的に動き始めました。

ボストンバックを持ちながら
「いつか自分のサロンを作りたい!!!」っという想いを抱き
自転車で行けるところまで走りました。
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たくさんの方と出逢い、さまざまな物語が生まれました。
出張ネイルしながら、節約料理などを徹底し
コツコツへそくりをしました。

へそくりの目標金額に達成し
「自分のサロンを作る!!!!」
っと決意したのは、2012年12月。
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2013年3月、想いが形になりました☆
念願のサロンを作りました。
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一緒に駆け回ったボストンバックはボロボロになりました。
今でも大切にイベントなどでの移動には使っています。

そして、何度もネイル人生救ってくれたお客様は
今でも毎月楽しみにサロンに通ってくれています。
きっと、一生のお付き合いになる大切なお客様です。
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ボストンバックに詰まった想いを実現できた今
また新たな夢に向かって歩んでいこうとしています!!

私のネイリスト人生
今一番楽しいです♪

ネイリストになってよかった!!
心からそう想います。
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いかがでしたか?

ううう…(泣)
筆者は記事を書きながら、
思わず号泣してしまいました。

おしゃれの一つに過ぎないネイル。
されどネイル。
なんだかネイルしたくなってきちゃいましたね。

感動エピソードを見つけ次第、
更新していきますので、お楽しみに!

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2016年06月25日