山菜採りに出かけたまま行方不明になっていた女性の遺体が見つかる
秋田県鹿角市で、山菜採りをしていたとみられる70代の女性の行方が分からなくなっています。東北ではクマの目撃情報が相次いでいて、今年に入って宮城県や秋田県で200件を超えています。今回、女性が不明になった場所の近くや2キロ離れた場所では、先月3人がクマに襲われて死亡しています。警察は女性もクマに襲われた可能性があるとして捜索しています。
10日午前10時半ごろ、捜索中のヘリコプターが遺体を見つけました。遺体には傷があり、性別は分かっていません。現場の鹿角市大湯田代平の山では8日午後、持ち主のいない車が見つかりました。持ち主の青森県十和田市に住む70代の女性は山菜採りに山に入ったとみられ、連絡が取れていません。警察は見つかった遺体の詳しい状況を調べています。この近くでは先月下旬、山菜採りの男性3人が相次いでクマに襲われて死亡しています。警察と消防は、女性がクマに襲われた可能性もあるとみて10日朝から捜索しました。クマの専門家は「去年、ドングリなどの餌(えさ)が豊富でクマの数が増えている」として注意を呼び掛けています。
身元不明の遺体見つかる 秋田・山菜採り女性不明(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース
実はこの遺体発見現場付近。5月だけでも3人の遺体が見つかっている
遺体に損傷があったことから熊に襲われた可能性があるとして警告がされていた
山菜が豊富にとれる山は餌が豊富なため野生生物の出現率もあがる
10日に遺体発見付近で猟友会がツキノワグマを射殺したが、人を襲った熊ではない可能性が・・
10日午前10時40分ごろ、秋田県鹿角市十和田大湯の山林で、ツキノワグマに襲われたとみられる性別不明の遺体が見つかった。付近での熊による死者は4人目。熊は午後2時ごろ、遺体発見現場付近で地元猟友会員によって射殺された。
【秋田殺人熊】熊1頭を射殺 4人目の死者、遺体激しく損傷、不明の74歳女性か – 産経ニュース
熊は一度人を食べてしまうと、それ以降他の食べ物には目もくれず人を襲い続ける。そのため現在も人食い熊がいる可能性が・・
特殊なクマは、人間の食料の味を覚えてしまった問題グマや手負いのクマなどです。
一度人間の食料の味を覚えてしまったら、また人が持っている物を奪う可能性があります。
ヒグマは学習能力が高いので同じ場所に出没するようになります。
人を襲うヒグマ|ヒグマ研究室
また、人の味を覚えた熊が人里に降り人を襲う事件も・・・
【警告】この事件は日本最大の熊害事件であり、グロ表現もあります。何より文章だけでも恐怖に震えます

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AF%9B%E5%88%A5%E7%BE%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6
山への道路を封鎖し警告を行っても、それを無視し入山していく人は後を絶たない・・
タケノコ採りの男性3人が相次いで犠牲になった秋田県鹿角市十和田大湯の山林には、危険を顧みずに入山する人が後を絶たない。
「この先でクマによる死傷事故発生! 危険」
6日早朝、警告する看板が立てられた林道入り口から500メートルの所に、1台の車が止まっていた。しばらくすると、70代の男女が山林から現れた。
「タケノコ採りですか」と声を掛けると、笑顔で袋いっぱいのタケノコを見せてくれた。夫婦で能代市から2時間近くかけて来たという。クマが怖くないのかと尋ねると、男性は「山の奥に入らなければ大丈夫だよ」と意に介していない様子。クマよけ対策も「何もしていない」と言う。
「ここはたくさん採れるんだよ」と話す夫婦は十数年来訪れている。1週間ほど前にも来たばかりで、採ったタケノコは近所に配っている。男性は「喜んでもらえるのがうれしい」と語り、やめるつもりはない。
付近ではこの日、夫婦のほかにも山菜採りとみられる数台の車を見掛けた。青森県境にも近く、青森側から訪れる人も少なくない。
鹿角市は林道に至る市道の入り口を通行止めにしているものの、周辺の畑や牧草地から入山可能なため、規制は困難だ。市農林課の担当者も「入山者に自主規制をお願いするしかない」と、他に打つ手がない現状を口にする。
<クマ出没>警告看板無視し入山者次々 | 河北新報オンラインニュース
なぜこれだけの事件があっても山菜取りはやめられないのか
怖さより、現金収入やお裾分けの喜びが先に立つ――。
今月21、23日に山中でクマと鉢合わせした秋田県大館市の男性会社員(65)らは24日、襲われる危険と隣り合わせでタケノコ採りを続ける理由を自己分析した。
十和田湖の南に位置し、青森、岩手県境も近い鹿角市十和田大湯地区の山林は、タケノコ採りの間では有名な場所。クマに襲われたらしい2人が山中で、遺体で見つかった直後も、各地のナンバーの車が、幹線脇の空き地などに並び、林道の奥深く向かった。
現金収入ともなる収穫をリュックに詰め込んだ男性会社員は21日と23日に、十和田大湯地区の山林でクマに遭遇したという。10メートルほど離れたササやぶがガサガサした。同行の仲間かと思い、声をかけようとしたら、クマと目が合った。「とっさには、動くことも、声も出せないもんだ」と振り返る。
また、青森市からやってきた71歳と68歳の夫婦はクマは怖いと口をそろえたが、「(山菜の)お裾分けで友人や知人の喜ぶ顔がうれしくてやめられない」と話していた。(神秀穂)
クマは怖いが…山菜採り「やめられない」理由 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
孟男@otakesantarou
高塚かゐと@1103kaito1103
報ステで秋田の熊の騒ぎの事をいちばんに伝えてたけど。
言っちゃなんだけど、被害者って大概高齢者だよね。熊に襲われなくても山菜採りに夢中になって遭難するのも最悪死ぬのもほぼ高齢者だし。
これはもう、危険だよと注意喚起しても渡航しちゃう人たちと一緒。
abi@blue_fishes