大人のマナー常識【会話マナー】ビジネス編②

KJMK
うっかり恥ずかしい「間違い敬語」を使っていませんか?

1.社内では「○○部長」 社外では「部長の○○」

社内では
上司の名前の下に役職をつけて「○○課長」などと呼ぶのが一般的。
ただし、役職名はそれだけで敬称にもなるので注意が必要です。

社外では
身内の敬称はとるのが基本マナー
社外の人の前では上司や先輩の名前には役職名や「~さん」などの敬称を付けずに
「課長の○○」などと呼び捨てにしましょう。
初めは慣れませんが、社会人としてのマナーですのでしっかり覚えましょう。

2.二重敬語になっていませんか?

「お聞きになられましたか」という表現に違和感を覚えますか?
これは「お聞きになる」という尊敬語と「られる」という敬語がくっついた二重敬語であり間違った表現です。

正しくは「お聞きになりましたか」となります。
「ご覧になられる」も「ご覧になる」で十分です。

こうした二重敬語は、気づかずうっかり使っていることが多いので注意が必要です。

3.上司に「ご苦労様です」は×

ねぎらいの言葉として使われる「ご苦労様」と「お疲れ様」
意味は同じですが、相手に応じて使い分けが必要です。
「ご苦労様」はもともとは殿様が臣下に使った言葉です。
そのため、目上の人に使うと失礼にあたります。
目上の人に対しては、「お疲れ様です」という言い方をします。

4.取引先に「お世話様」はNG

「お世話様です」も、「です」がついているのでそれなりに丁寧な言葉使いのように思えます。
しかし、実際は敬意に欠け、取引先や目上の人に使うのは失礼です。

取引先や目上の人へは、「お世話になっております」という言い方をします。

5.ビジネスシーンで若者言葉は使わない。

「超」「やばい」などの若者言葉は、友達同士で使う分には構いませんが、
ビジネスシーンにはふさわしくありません。
うっかり出てしまわないように、日ごろから社会人にふさわしい言葉使いを心がけることが大切です。

6.目上の人に「了解です」は失礼

「わかりました」「了解です」は、
ビジネスシーンでは「かしこまりました」もしくは「承知しました」と言い換えると好印象です。

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2016年06月05日