手作りの作品をネットで売るのが流行っています!
簡単に作品を販売することができるからといって、簡単に売れるという訳ではありません。
話題になれば購入者が増えると同時に出品者も増え、ライバルが沢山出来てしまうんです。
他の出品者に負けず自分の作品を売るためには作品の質をあげることは勿論、作品の良さを魅力的に伝えなくてはいけません。
そこで大事なのが、出品する時に掲載する作品の写真です。
ハンドメイド作品ネット販売のノウハウを検索すると、「光をあてて明るめに撮る」「自然光をあてる」「白い布や紙を背景にする」などと書いてあります。
白い背景だと作品の色や形、雰囲気が均等に伝わりやすくなるからだと思います。
しかし、白背景は光(照明)やカメラの画質など、場所や設備環境を整えないと中々綺麗に撮れません…。
それに、確かに白背景は作品の様子をよく伝えられますが、販売サイトの作品一覧を見て下さい。
皆同じような写真じゃないですか?
ミンネのCMなどで一気に認知度と利用者が増えたハンドメイド販売業界では星の数ほどある作品の中から選ばれないと売れません。
せっかく作家として出品するのですから、気持ちよく活動したいですよね。そこで、他の作品に負けない作品画像の撮り方、作り方を考えてまとめました。
ポイント:枚数
ハンドメイド販売サービスでは、出品する時に1~5枚程度の画像を登録する必要があります。
これは作品の状態を伝えるための画像で、基本的には作品を撮影した写真を使います。
2~3枚程度を登録する人や、1枚だけで出品しちゃう人もいますが、買ってもらうには情報は多ければ多いほどいいので写真は情報を上手く伝える為に多めに取りましょう。
複数枚ある画像のうち1枚はメイン画像です。作品ページで一番上に表示され、作品一覧でもこの画像が「作品の顔」として表示されます。
一番目にされる機会が多い画像なので、人目を惹いたり素敵だと思って貰える写真を撮りましょう。
メイン画像ではわかりきれない作品の全体像が写った写真も必要です。
この時に大きさを比較できるものと一緒にとると更に親切ですね。
メジャーや定規と一緒に撮影してサイズ感がわかるようにしている人もいます。
色違いやデザイン違いなど複数のバリエーションがある作品を一つの出品ページで売ることもあると思います。
そんな時は作品すべてを並べて撮った写真が必要です。
この時、出来るだけ作品同士の違いが分かるようにアップめで撮ってください。
量が多いからと言って引きで撮ると、色違いならまだいいですが微妙なデザインの違いなどは判別師ずらいです。
アップで撮影することで、作品に使われている素材がどんなものなのかわかります。
購入者によっては、素材にこだわりがある人もいます。
また、素材が解りやすいと実際に使う時のイメージも付きやすいです。
左右上下、ものによっては中を開いた状態など色んな部分の写真も必要です。
オレンジのように左右どこから見てもほぼ同じというデザインの作品ならいいですが、見る位置によって色や柄が違う作品は多いですよね。
裏面もオレンジ色だとおもったのに緑だったから騙された!なんて購入者が想わない様に作品の様子は事細かに伝えましょう。
優先度:メイン画像>バリエーション画像>全体画像>色んな角度・状態の画像>ドアップ
作品のバリエーションの数によっては5種類の構図全ては登録できないということもあると思います。その時は上の優先度を参考にして省けるものは省いてください。
バリエーションが多い作品は、全体・ドアップ・色んな角度の写真はどれか一つの作品を被写体にしましょう。
全てのバリエーション作品で全体・ドアップ・角度の写真をそれぞれとる、という必要はありません。しかし、デザインやサイズの違いで特記すべき箇所がある場合は写真を撮りましょう。
ポイント:色
ファッションと同じように、バラバラな色をまとまりなく使うと雑多で低クオリティな画像になってしまいます。
シンプルで画になる写真にするためには色の選択が重要です。
簡単なのは、作品の色に合わせた背景に、さし色となる色の小道具を合わせることです。
「同系色」という言葉を聞いたことがある人は多いはずです。色の組み合わせを表す言葉で、組み合わせ方によってさまざまな効果があります。
補色というのは簡単に言うと「反対の色」です。色相環(http://rock77.fc2web.com/main/color/color1-2.html)という色を輪のカタチに配置したものがあります。
その輪で対角線上にある色を補色と言います。反対の位置に配色された色はそれぞれを強調させ合う色なんです。
赤の捕食は緑色、この画像はドールが来ている赤色を際立たせるために緑の背景で撮られています。
作品の魅力を伝えるためには、その作品の魅力とは何かというのを明確にしなければいけません。
魅力といっても色んな捉え方があります。かわいい・かっこいいといったデザインの魅力、丈夫・使い易いといった機能の魅力など様々です。
一つの作品には沢山の魅力がありますが、その中から購入者に一番伝えたい魅力を選んで下さい。
選んだ魅力を「シーン別配色集」「イメージ別配色集」に当てはめて使う色を着ましょう。
ポイント:背景
ナチュラルで温かみを感じさせる木目はただその上に置くだけで画面の完成度をあげます。
白~焦げ茶・黒まで様々なトーンがあるので作品に合わせた色合いの木を選びましょう。
テーブルやボードなど、生活で使用しているものを使う事が出来るので費用もかかりません。
※フローリングは難しいですね
このとき注意しなければいけないのが、印刷物の著作権。勝手に写真に撮ると訴えられる可能性もありますが、どれがそうなのかは専門知識がないとわからないですよね。なので、それっぽいラッピング用品や、100円ショップで売っている物を使いましょう。
flickr レジンでアクセサリー作り♪ by yoruwo
シンプルなデザインの作品には柄の入った布を合わせると雰囲気が変わって良いですよ。
簪やつまみ細工などの和風な作品は畳を背景にとると温かみがあり清廉な空気感の写真が撮れます。
家に和室がないという人は、100円ショップでインテリア用の小さな畳(20㎝四方くらい)が売っていたりもしますので1つ買っておくといいかもしれません。
ポイント:小道具
作品単体をとるのも良いですが、インテリアや小物と一緒に撮影すると世界観や雰囲気がより強く伝えられます。
この画像のようにオシャレな香水瓶はブレスレットやネックレスを設置するのにも使えますし、女性的でロマンチックな雰囲気がよく出ています。
本来食べ物を盛るためのお皿ですが、小さなアクセサリー作品との相性がいいんです。
ただ作品を置くだけでは締まらない、という時は作品の大きさに合わせた食器を使ってみてください。
シンプルな小皿もいいですし、可愛らしいソーサーや和風の醤油皿など、色んなテイストの食器を上手く使いこなせば素敵な写真がとれます。
ピアスやイヤリングなどフックになっている金具はティーカップやグラスなどに引っかけても可愛いです。
最近は100円ショップなどで可愛い造花やフラワーアレンジメント用の材料がたくさん売っています。
一つ置くだけで華やかになるので、人目を引く写真を撮りたい!という時にはもってこいのアイテムです。
自分の作品のテイストにあった色の造花を2~3個持っておくと便利だと思います。
小道具、ではないですが、アクセサリーやファッション作品の作品画像を作るにあたって人物が写っているのは好印象を得られます。
実際に人が装着、使用している様子を見れると自分が手に取った時のイメージもしやすいですし、人が身に着けた上で「素敵だ」と思える作品は購買意欲をそそります。
ただ、作品作りを本業としている方以外は顔を写すことは避けましょう。
顔を写さないにしても自分が写るのはちょっと…という方はご家族・ご友人に頼むか、プロのモデルさんに依頼するという手もあります。
ポイント:構図
どんなに素敵な作品、小道具を用意しても構図が悪いと台無しです。
構図は素敵な商品画像を作る上でとても大切なので意識して撮影しましょう。
一番簡単でポピュラーな構図は、作品単体を画面の中央に配置する構図です。
作品の様子が分りやすく伝わりますし、一番最初に目に入ります。
構図で重要なのは、ちゃんと作品に目が行くか、作品がメインの構図になっているかどうかです。
真ん中では直球過ぎてつまらない、と思うこともあるでしょう。
そんな時は作品を端に配置した構図です。端過ぎるのはバランスが悪いですが、中央のラインから左右どちらかに寄っているぐらいだとバランスがとりやすいです。
作品をよく見てほしい!という時は左側に寄せましょう。人の目線の動きからは左から右、上から下と動くので左上が一番最初に見られる場所です。
作品の様子を伝えるためにアップで撮る、というのもいいと思いますが、雰囲気優先で撮影するなら引きで撮るのもおすすめです。
作品の状態を解りやすく伝えることと、写真としての良い構図というのは釣り合わないというか、反発しあう時があります。
メイン画像なら構成優先の写真でもOKですし、メイン画像は作品の顔ですから、良い顔で多くの人を惹きつけましょう。
小道具を使うことで、写真に意味をもたせたり、伝えたい情報を強調する構図を作ることができます。
実際に作品を使用していたり、プレゼント向きの作品なら人が別の人に作品を手渡していたり、と色んなシーンを撮ることができます。
この時重要なのが、人物や背景、小道具で作品が埋もれてしまわないように気を付けるという事です。
画像のように、色合いや作品を配置する位置などで作品が目立つように工夫して下さい。
ポイント:画像加工
写真撮影において光・照明はとても大事です。
自然光で撮影するとナチュラルなテイストで自然でリアルな色合いで撮ることが出来ると言われていますが、自然光がほどよく差し込む場所で撮影する必要があります。
住居環境や撮影時間によってどうにもならない…という人もいると思います。
そんな人におすすめしたいのが画像加工です。
夜しか撮影する時間がないからといって家の照明だけで撮影すると薄暗くなったり、影が濃すぎて作品の細かい所が解り辛い写真になってしまいます。
技術が進んだ今は簡単に画像を加工する事が出来るので、まずは試してみてください。
また、デジカメなら設定の調節で加工する必要がないくらい綺麗な写真が撮れたりもしますのでマニュアルを読んでください。
画像加工といっても、何をどうすればいいの?と思うかもしれませんが、簡単です。
写真に写った作品の色を、実物の色に近くなるように調整するんです。
色を明るくする機能だけでなく、色同士のコントラストを強くしたり、色のフィルターをかけることもできます。
文字を打ち込む事も出来るので表現の幅はとても広がります。
有料のソフト(Photoshopが有名)があると良いのですがこれは高額なのでこのためだけに買うのは勇気が要ります…。今は無料のソフトでも十分な機能があります。下に無料画像編集ソフトリストのURLを貼ったので、自分のPCに合うソフトを試してみてください。
画像加工はスマホの方がはるかに簡単です。なぜなら、画像加工アプリがごまんとあるからです。
一枚の写真を加工するだけでなく、複数の写真を一枚にまとめる事も出来ます。
素敵な画像は簡単に作れますが、一つ注意すべき点があります。
それは画像サイズです。スマホで加工するのであれば撮影もスマホのカメラアプリで撮影すると思います。
その時にファイルサイズを大きいもので設定して下さい。
スマホで見てる時は違いを感じ辛いですが、パソコンで見るとファイルサイズが小さい画像は画質が悪くなってしまいます。
素敵なハンドメイド作品画像
CHIMI☆LABOさんの作品です。
赤いボーダーの布に白いお皿をおいて撮影されています。
被写体を左右、上下のどちらかに寄せると様になる構図になりますが開いた空間の扱いが難しい物です。
こちらは皿を右下に寄せ、空いた左上にさくらんぼを配置することでバランスよく、そして画面の密度も高くなり初見の印象がとても良いです。
fairy-doorsさんの作品です。
寄せ植えが置いてある青いテーブルは、塗料のかすれ具合からして屋外用でしょうか?
作品を使用する状況をオシャレな雰囲気で撮影することで、購入者が実際に使っている、飾っているシーンが魅力的にイメージできるのがいいですよね。
LiLiaさんの作品です。
リースに使われている花の色合いが淡いトーンで統一されているのに合わせ、背景も穏やかなベージュ色にされています。
淡いトーンに淡い色の背景だとぼやけた印象になりがちですが、色数が多い事と、影がほどよく出ていることから嫌なぼやけ方はしていません。
Acotto (アコット)さんの作品です。
ガラスドームの透明さと中に入っている花(造花?)の鮮やかさがよく解る写真です。
透明なものを撮影する時は柄物ではなく無地の背景だと綺麗に映ります。
ただの無地だと画面が寂しいという時は、こちらの写真のように同系色のアイテムや作品に使われている色合いのアイテムを隅に配置すると素敵な画になります。
tenonakaprojectさんの作品です。
作品の全体ではなく、あえてポイントとなる部分をアップで写した写真です。
全体を写さなければどんな作品なのか分らないという場合ではこの構図は避けた方がよさそうですが、実際に着用している人物でさらには袖を写すことで、作品は「半袖」「白い」「Tシャツもしくはカットソー」だという情報が上手く伝わってきます。
Jam Nail@Jam_nail_
LIXOL3@LIXOL3
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パールとリボンのビジューイヤーカフ ライトサファイア ¥2500
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数年前に作ったシルクハット型オブジェ。全シルバーで、大きさもあるので重量感があります。こちらの商品化は行いませんが一部を使用して、別の物として商品化を検討中。お楽しみに☆
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minneやCreema,tetoteといった「ハンドメイド作品」を個人が出品し販売できるウェブサービスが増えました。
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