もう5月も終盤
■台風1号がいまだに発生せず
例年なら遅くても5月までには発生する「台風1号」が、今年はまだできていない。
台風1号未だ来ず 7―9月に集中も – goo ニュース
気象庁によると、24日現在で台風発生の兆候はみられず、98年以来、18年ぶりの遅さだという。
台風1号未だ来ず 7―9月に集中も – goo ニュース
でも一体なぜ?
■謎を解くカギを握るのが「エルニーニョ現象」
世界中に異常気象をもたらした、昭和24年以降過去最長の大型エルニーニョが、今月にも終息する見通し。
エルニーニョ終息へ 気象庁予測 傾向では日本寒冬 – 産経ニュース
過去の例から、終息した年は台風の発生が遅くなる傾向にあるという。
台風、なぜまだゼロ? 7〜9月に集中発生の恐れ(朝日新聞) – goo ニュース
なぜ遅くなるの?
暑い時期になると、海水温度が上昇し水蒸気が発生して雲ができ、上昇気流を生みながら積乱雲が発達し台風になる。
また来る台風の季節……台風ってどのように発生する? | マイナビニュース
しかし終息する年は、インド洋一帯で積乱雲が発生し気圧が低くなるため、台風発生場所のフィリピン近海が高気圧に覆われやすく、台風が発生しにくくなる。
台風、なぜまだゼロ? 7〜9月に集中発生の恐れ(朝日新聞) – goo ニュース
同じくエルニーニョが春に終息し、台風1号が7月に発生した98年の年間発生数は、統計開始以降2番目に少ない16個だった。
台風1号が遅いと・・・ ( 夏 ) – チーム森田の“天気で斬る!” – Yahoo!ブログ
■でも一概にそうとは言えないみたい
専門家は「過去の傾向から、結果的には平年並みになることが多く、7〜9月にまとまって発生する可能性がある」と指摘。
台風、なぜまだゼロ? 7〜9月に集中発生の恐れ – ライブドアニュース
今年のペルー沖やインド洋の海水温動向が1998年に類似しており、今夏は1998年の天候推移を基本に考えるべきという。
https://ecnomikata.com/ecnews/strategy/8815/
98年は発生数こそ少なかったものの、秋ごろから台風5号、7号、8号、10号が立て続けに上陸し、各地で被害をもたらした。
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ゴクロー@gokurou596
今年は台風がまだ1つも発生しておらず7~9月に集中発生の恐れだそうな!イベント系にとっては夏は台風、冬は大雪が大敵でござる
■”猛暑”となる見通しの今年の夏
気象庁は、エルニーニョ終息後、夏(6~8月)には海面水温が平年を下回るラニーニャ現象発生の可能性が高いと発表。
夏にラニーニャ発生予想=気象庁:時事ドットコム
過去の統計からラニーニャ現象が起きると、日本では夏は太平洋高気圧の勢力が強まり猛暑、冬は一層寒くなる傾向がある。
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