おつとめを終えた元ヤクザが向かった先は寄席?!マンガ【昭和元禄 落語心中】 雲田 はるこ

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昭和元禄 落語心中 作者:雲田 はるこ 落語 マンガ 寄席 伝統芸能 粋 弟子入り 死神 応挙の幽霊 出来心 与太郎 関 智一 石田彰 小林ゆう 山寺宏一

昭和元禄 落語心中ってどんな話?

第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞
第38回講談社漫画賞一般部門受賞

昭和最後の大名人・有楽亭八雲に、押しかけ弟子入り志願した元チンピラ・与太郎。内弟子など一切取らぬはずの八雲が、何のきまぐれか与太郎を受け入れることに……。

そこから始まる、夭逝した伝説の天才落語家・助六と、彼の影を追いながら一人落語界に残された八雲の、知られざる因縁噺とは――!?
http://itan.jp/rakugoshinjyu/

登場人物紹介

アニメは1期が終わり、2期が決定しているらしい

4月1日(金)より放送された第十三話にて、遂に最終回を迎えました。
そんな『昭和元禄落語心中』が、アニメ第2期の制作が決定したとのこと!
落語のために生きた菊比古(CV:石田彰)と助六(CV:山寺宏一)。

2人の過去を中心に描かれた物語は終わりを迎え、舞台はいよいよ現代へと移りました。引き続き、本作の続報に注目です。
TVアニメ『昭和元禄落語心中』第2期制作が決定! | アニメイトタイムズ

落語とは

噺の最後に「オチ」がつくのが特徴。歌舞伎など、ほかの伝統芸能と違い、落語は身振りと手振りのみで噺を進め、一人何役をも演じます。衣装や舞台装置などを極力使わず、演者の技巧と聴き手の想像力で噺の世界が広がっていく、とてもシンプルで身近な芸能です。
落語ってなに? – 落語はじめの一歩|落語芸術協会

落語が見れる寄席って?

寄席とは、ほぼ毎日、昼から夜まで落語をやっている場所です。ここを定席(じょうせき)と言います。
東京には、上野の鈴本演芸場、浅草演芸ホール、新宿末広亭、池袋演芸場の4カ所です。
そして、大阪には天満天神繁昌亭があり、日本には合計5カ所あります。

基本的に寄席では、昼席と夜席という2回の公演があり、一回の公演には10人くらいの噺家さんが出演します。それぞれ持ち時間は短め(15分~30分)です。寄席には落語だけでなく、色物(いろもの)と呼ばれる漫才、漫談、奇術、紙切り、大神楽等の様々なジャンルの芸も一緒に観る事が出来ます。落語の後に漫才があり、また落語があり、今度は奇術がありと、そんな感じで約3時間程の公演が行われます。
http://hanashi.jp/archives/1025

こんな人も漫談で寄席に出ている

寄席のシステム

寄席は、まず、基本的に当日券のみで、自由席です。値段は場所によって違いますが、大体2500~3000円くらいです。寄席の入り口のことを木戸(きど)と呼びまして、そこには、「木戸銭(きどせん)2,500円」というように書かれています。木戸銭とは、入場料の事です。

先にも書いたとおり、昼席と夜席の2回公演を行っており、平日は入れ替えがない場合も多く、丸一日落語を見続ける事も出来ます。
初めての落語2 ~「寄席」に行ってみよう~ | 落語系情報サイト 噺-HANASHI-

コミックス

満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。

娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。 昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。 弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?

昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!
『昭和元禄落語心中(1)』(雲田はるこ):KCx|講談社コミックプラス

惚れ抜く八雲師匠の芸だが,オイラにゃできねぇ、気づき始めたこの与太郎。小夏の父ちゃん・亡き助六のすげぇ落語に取りつかれ、迎えた師匠の独演会、やっちゃいけねぇヘマをした。破門と言われた与太郎と、与太をかばう小夏の二人に、師匠が語る約束の噺たぁ……!?

与太郎放浪篇から八雲と助六篇へ。「長ぇ夜になりそうだ――
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063805543

昭和最後の大名人・有楽亭八雲が弟子の与太郎に語って聞かせる、亡き友・助六との約束の噺とは。

貧乏どん底二人暮らしの菊比古(後の八雲)と助六。
遊び暮らしてるのに冴えた芸をみせる売れっ子の助六に菊比古の焦りは募る。

ところがそんな菊比古にも、芸の目が開く時やって来る。
そしてついに二ツ目から真打へ。上り調子の芸とは裏腹に菊比古と助六の関係は変わっていく。また菊比古とみよ吉の間にも!?

八雲と助六篇波乱必至!
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063805925

ついに助六、破門となった。
落語をやめるな、師匠に詫びろ、必死にくどく菊比古に、それでも耳を貸しちゃくれねぇ。あげくに身重のみよ吉と、手に手を取っての道行きだ。

独り落語に打ち込む菊比古に、今わの際の七代目、明かした「八雲」と「助六」の巡る因縁話たぁ……!?”
『昭和元禄落語心中(4)』(雲田はるこ):KCx|講談社コミックプラス

落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。「八雲を継いで 落語なさい」。言って聞かせる菊比古に、助六、ひねくれ駄々こねる。

引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏を笑わせて、も一度あの日の夢を見る――。

八雲と助六篇、完結!そして物語は再び与太郎のもとへ――!
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063806700

師匠と交わした約束を胸にしまって芸を磨きついに与太郎、真打に。射止めた名跡は三代目助六。八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、焦がれて手にしたはずなのに、おのれの落語が揺るぎだす――。

八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの与太郎の落語とは――!?
『昭和元禄落語心中(6)』(雲田はるこ):KCx|講談社コミックプラス

決別じゃなくて抱えて生きろ――。

師匠がくれた覚悟の教え。過去の過ち、小夏の秘密……すべてを背中に背負いこんで、ついに叶えた親子会。師匠・八雲と迎えたその日、三代目助六演ずる「居残り」やいかに!?

八雲でもない。助六でもない。三代目助六こと与太郎が切り拓く落語の未来がここにある!!
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063807523

八雲が口にした「引退」の二文字。いつか来るその日を覚悟して、樋口の案内で与太郎こと三代目助六が向かった先は、四国の温泉旅館・亀屋。

因縁の地で甦った先代助六の「芝浜」があぶりだす、八雲の落語の深淵とは――? ある者は寄席を守り、ある者は再び高座を目指す。昭和落語の最後の灯が行く末を照らすその日まで――。
『昭和元禄落語心中(8)』(雲田はるこ):KCx|講談社コミックプラス

有楽亭八雲の落語が聴きたい――。

その心ひとつで叶えた贔屓筋だけの小さな会で、与太郎こと三代目助六がかけた思い出の根多が、師匠・八雲の心を動かし、もう一度高座へと導く。が、無粋な邪魔者が場を乱し……? 時は巡り、頑なだった八雲に再び慰問落語の機会が訪れる。

手前(じぶん)が 愛した落語。かつての友が愛した落語。すべてを道連れに、初めて出会えた芸の神様とは――。
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063808322

都内でただ一軒残っていた寄席が焼失。
燃え盛る炎から間一髪救い出された八雲は、
自分の落語に絶望しながらも、なんとか生き延びた。
それから幾日、春の東京に訪れたある日。
与太郎こと三代目助六は、小夏との念願を叶えた事を知る。
満開の桜の中、ようやく八雲に正直な気持ちを伝えようとする小夏。
そんな中、「助六」の落語が聞こえてきて、二人を温かく包むーー。

落語を愛し、落語とともに生きた八雲と助六の物語、
ついに完結――!!
昭和元禄落語心中(10)<完> (KCx) | 雲田 はるこ |本 | 通販 | Amazon

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2017年01月22日